![こんにちは!島村楽器エミテラス所沢店の小杉です!ESIのAmber i4ですが、MIDIのIN/OUTが他のインターフェースよりも優れた仕様になっているためご紹介します!ついでにクイックスタートに書いていないループバック機能もご紹介します!※i2もほぼ同様だと思います。取り急ぎi4でご紹介します。 […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/shintokorozawa/wp-content/uploads/sites/26/2025/06/20250614-1410054-3.jpeg)
こんにちは!島村楽器エミテラス所沢店の小杉です!
ESIのAmber i4ですが、MIDIのIN/OUTが他のインターフェースよりも優れた仕様になっているためご紹介します!
ついでにクイックスタートに書いていないループバック機能もご紹介します!
※i2もほぼ同様だと思います。取り急ぎi4でご紹介します。
ドライバーのダウンロードとクイックスタートマニュアルはこちら!
WindowsでもWDM(OSの出力など)としてはドライバーなしでも使えるようですが、DAWで使うときや低レイテンシーで使うためのASIOドライバーで使いたいときは、ドライバーのインストールが必要です!
また、各出力のミックスバランスの調整など詳細な調整にはMacでもWindowsでも専用コントロールパネルアプリのダウンロードが必要です。
ドライバーダウンロード・日本語クイックスタートガイドのダウンロードはこちら!(国内代理店Dirigentホームページ)
https://dirigent.jp/blog/esi-download
ESI Amber i4 クイックスタートガイド(国内代理店Dirigentホームページ)
https://dirigent.jp/blog/amber-i4-quick-start-guide
MIDI IN・OUTについて(「AUTODETECT MIDI(自動判別 MIDI)」)
ESI Amberシリーズの背面のMIDI端子は、「AUTODETECT MIDI(自動判別 MIDI)」となっており、
MIDI IN/OUT 1、MIDI IN/OUT 2 と書いてあります。


普通のオーディオインターフェースは IN専用/OUT専用で 2つの 5pinのDIN端子 がついているのですが、Amberシリーズは2つのINとして使うことも2つのOUTとして使うこともできます!地味に便利です!
別途MIDIインターフェースを用意しなくてもある程度の用途はAmberだけでいけちゃいます!
Ableton LiveでMIDI In/Outの設定をしたところ、ちょっと変わった表示でした。

試したところ、
Ableton Liveの「Amber i4」がAmber i4の「MIDI IN/OUT 1」、
Ableton Liveの「Amber i4(Port 2)」がAmber i4の「MIDI IN/OUT 2」でした。
「Amber i4(Port 3)」は見えちゃいけないやつかも知れません。

各トラックからの選択画面には「Amber i4(Port 3)」は出てきませんでした。
AmberについているモニターでMIDIの横の数字の 1・2の色で各AUTODETECT MIDI IN/OUTがINとして使っているかOUTとして使っているかを表示してくれています。緑が IN、赤がOUTです。

ループバック機能について
Amber i4は、
Ableton LiveなどDAW上から見たときに、
インプット: 1/2, 3/4, 5/6, 7/8
アウトプット: 1/2, 3/4, 5/6
のデバイスとして見えます。
インプット 1~4は、Amberのインプット1~4に対応しています。
インプット 5/6とアウトプット 5/6は、
アウトプット 5/6に音を送るとインプット 5/6に戻ってくるループバックのための仮想インプット/アウトプットです。
インプット7/8は、Amberコントロールパネルの「Line Out A」のミックスバランスで戻ってきます。

インプット
ニッチな使い方かも知れませんが、Amberを4chのミキサーとして使ってそれを録音したいときなどに使ったりする機能です。
ライブ配信の際にAmberのダイレクトモニタリング機能を使っている際に、自分が聴いているミックスバランスでそのままリスナーに送りたいときもこちらのアウトを使います。
(YAMAHA AG03/06)のINPUT MIXモードのときのように使える機能です!

ESI社のマニュアル(英語)
https://download.esi-audiotechnik.com/download/ESI/Amber_i4/Amber_i4-English.pdf
14ページにLine Out A is connected to output 7/8.と書いてありますが、
おそらくinput 7/8の誤りだと思います。
まとめ
ESIのAmberシリーズはシンプルにも使えますが、複雑なセットアップにも対応できるインターフェースです。
カラーのモニターで今インターフェース内で何が起こっているかも視認しやすいため、
上級者のサブ機としても不足なく、初心者の方にもおすすめできます!


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