※島村楽器でお取り扱いできないソフトウェアを含みます
こんにちは。エミテラス所沢店の小杉です。
えみとこ小杉のDTM部屋 Vol.2では、DAWなど音楽制作ソフト全38種類をまとめてご紹介します!
DAWに限らず、音楽制作に使えそう、使われているものを集めました!
発表・発売の時系列順に並べています。(正確ではない場合がございます。)
CONTENTS
- Performer / Digital Performer(1984年〜)
- Cakewalk / Sonar(1987年〜)
- Sibelius(1987年〜)
- Zenbeats(2019年〜)
- Finale(1988年〜)
- Cubase Pro(1989年〜)
- Max/MSP(1989年〜)
- ProTools(1991年〜)
- Samplitude(1992年〜)
- Sequoia(1993年〜)
- Logic Pro(1993年〜)
- Rosegarden(1993年〜)
- LilyPond(1996年〜)
- Domino(1997年〜)
- Jeskola Buzz(1997年〜)
- FL Studio(1998年〜)
- ACID Pro(1998年〜)
- nanoloop(1998年〜)
- Renoise(1999年〜)
- Final Cut Pro(1999年〜)
- Reason(2000年〜)
- Little Sound DJ(2000年〜)
- Ableton Live(2001年〜)
- Tracktion Waveform(2001年〜)
- Adobe Audition(2003年〜)
- Adobe Premiere Pro(2003年〜)
- GarageBand(2004年〜)
- LMMS(2004年〜)
- Mixcraft(2004年〜)
- DaVinci Resolve(2004年〜)
- Ardour(2005年〜)
- Reaper(2006年〜)
- Studio One(2009年〜)
- Harrison Mixbus(2009年〜)
- Bitwig(2014年〜)
- Soundtrap(2015年〜)
- BandLab(2015年〜)
- Dorico(2016年〜)
- LUNA(2020年〜)
- Dub-Russell 2020(2020年〜)
- BespokeSynth(2021年〜)
Performer / Digital Performer(1984年〜)

チャンク機能という唯一無二の機能があり、大容量のサンプラーを扱う編曲やライブのマニピュレートに便利です。
Cakewalk / Sonar(1987年〜)
Windows専用ソフト。MIDI編集で人気を博し、Sonarとして進化。2017年以降は「Cakewalk by BandLab」として無料提供。
CALスクリプトを使ってMIDI編集のためのスクリプトが組めます。
Sibelius(1987年〜)

楽譜作成ソフトです。細かいレイアウト調整をしなくても、見た目が綺麗な楽譜が作れます。
Zenbeats(2019年〜)

Roland製のクロスプラットフォームDAW。
Finale(1988年〜)
開発終了した楽譜作成ソフトです。楽譜の出版でもっとも使われていましたが、今はDoricoへの移行が進められています。
Cubase Pro(1989年〜)
幅広いジャンルに対応し、堅実なオーディオ編集と作曲機能が特徴。VSTの開発元のDAW。
RMEやSteinbergなどのASIO2.0対応インターフェースを使うことでレコーディング時に超低レイテンシーモニタリングが可能です。
Max/MSP(1989年〜)
Cycling ’74が開発するビジュアルプログラミング環境。DAWもVSTも作れます。
ProTools(1991年〜)
特にポストプロダクションやレコーディングスタジオで多用され、堅牢なオーディオ編集機能とミキシングに優れる。専用DSPのHDXにより超低レイテンシーを実現。
業界標準のDAWで、デジタルミュージックの世界共通言語といっても過言ではないかもしれません。
Samplitude(1992年〜)
MAGIX社のWindows専用ソフト。マスタリングで使われるくらい音質に定評があります。試したところSequoia譲りなのか音質が良い気がしました。
Sequoia(1993年〜)
MAGIX社のWindows専用のマスタリング用ソフト。
Logic Pro(1993年〜)
Apple製のMac専用DAW。豊富な音源とプラグインを内蔵。
Rosegarden(1993年〜)
Linux向けのDAW。Linuxでオーディオ編集と楽譜作成ができる数少ないソフト。
LilyPond(1996年〜)
テキストベースの楽譜作成ソフト。美しい印刷品質の楽譜を生成できる。
Domino(1997年〜)
軽量なMIDIシーケンサー。シンプルでMIDI編集に特化している。
Jeskola Buzz(1997年〜)
Windows専用。モジュラーシーケンサー。
FL Studio(1998年〜)
パターンベースのシーケンサーを持ち、主にエレクトロニックやヒップホップ制作に人気。内蔵シンセの音が有料シンセ音源級に良いです。
ACID Pro(1998年〜)
ループベースの制作に特化。タイムストレッチやピッチシフトに優れています。
nanoloop(1998年〜)
ゲームボーイ上で動作するチップチューン向けシーケンサー。
Renoise(1999年〜)
トラッカー形式のDAW。独特のシーケンススタイルで電子音楽制作に向く。
Final Cut Pro(1999年〜)
Appleが開発するMac専用の映像編集ソフト。音声編集機能も搭載しており、ポストプロダクションの一環として音声を扱うDAW的な使い方も可能。
Reason(2000年〜)
仮想ラック式のインターフェースを持つ個性的なDAW。シンセやエフェクトを視覚的に接続でき、サウンドデザインやエレクトロニック系に強い。
近年はVST対応や他DAWで使える「Reason Rack Plugin」も登場。Reason 7まではLine6製のアンプシミュも入っていたり、Dubボタンでダブリングのトラックを追加出来たり、レコーディング機能も充実しています。今はSoftubeのアンプシミュが入っています。
Little Sound DJ(2000年〜)
ゲームボーイ専用のチップチューン制作ツール。トラッカー形式で操作し、8bitサウンドを自在にプログラムできる。
Ableton Live(2001年〜)
ライブパフォーマンスと制作の両方に強みを持つクリップベースのセッションビューが特徴のDAW。他のDAWと同じタイムラインベースのアレンジメントビューもあります。
Drum RackやSimplerなどDAWに統合された内蔵デバイスも魅力。Suiteは付属音源がSpitfireやBFDの拡張音源のIMPERIAL DRUMSの制作元のChocolate Audioが共同開発のものがあったり充実しています。
Tracktion Waveform(2001年〜)
クロスプラットフォームDAW。
Adobe Audition(2003年〜)
オーディオ編集・ミキシングに強みを持つソフト。放送やポッドキャスト制作に広く使われている。
Adobe Premiere Pro(2003年〜)
映像編集ソフトですが音声編集機能も充実。
テンポの概念がないので難しいはずですが、曲を作る人もいるとか…
GarageBand(2004年〜)
Appleの無料DAW。MacとiOS向けで初心者に最適。Logic Proの機能を簡略化した入門用ソフト。
LMMS(2004年〜)
無料のマルチプラットフォームDAW。MIDI編集やサンプラーを搭載し電子音楽制作に使われる。
Mixcraft(2004年〜)
Acoustica製のWindows向けDAW。
DaVinci Resolve(2004年〜)
映像編集とカラーグレーディングのプロ用ソフト。Fairlightオーディオ機能も備える。
専用DSPを使うことで超低レイテンシーで作業できます。
Ardour(2005年〜)
オープンソースのDAW。
Reaper(2006年〜)
軽量でカスタマイズ性に優れるDAW。低価格ながら高機能で、幅広いユーザーに支持されている。
軽量に動くように最適化されているようで、他のDAWだと動作困難な作業やプラグインでもReaperなら動くことがあります。
テーマの変更やスクリプトでの機能拡張も可能です。
Studio One(2009年〜)
ネイティブ低レイテンシーモニタリング機能(Green Z)があり、専用DSPがなくても可能な限り低レイテンシーでレコーディングできます。
対応したPresonus製インターフェースなら、インターフェースのDSPと連携して、低レイテンシーモニタリング(Blue Z)できます。
Harrison Mixbus(2009年〜)
アナログコンソールで有名なHarrisonが開発したDAWで、Ardourをベースに設計されている。
Bitwig(2014年〜)
The Gridなどを使ってモジュラーシンセ的に制作ができるDAW。
Soundtrap(2015年〜)
Spotify傘下のブラウザベースのクラウドDAW。コラボレーション機能に優れ、手軽に制作を始められる。ポッドキャスト向けにも考えられているようです。
BandLab(2015年〜)
クラウドベースで動作するDAW。
Cakewalkも「by BandLab」と書かれるため混同しやすいですが、全く別のDAWです。
Dorico(2016年〜)
Steinberg製の楽譜作成ソフト。Finaleの開発終了の案内の際に名前が挙げられていたため、乗り換えた方も多いと思います。
LUNA(2020年〜)
Universal Audio製のDAW。なんとなくProToolsに操作感が似ており、ProToolsの操作感で使えます。
UADのDSPと連携して、レコーディング時に超低レイテンシーでモニタリングできます。
Dub-Russell 2020(2020年〜)
Mac専用ソフト。日本の電子音楽ユニット Dub-Russell によって開発された、モジュラー志向の音楽制作ソフト。Max/MSPをベースにした独自パッチ群。
BespokeSynth(2021年〜)
モジュラー風の自由な構成が可能なDAW/ソフトシンセ。ブロックを並べて音響処理を自由に組み立てられ、実験的な作曲やライブパフォーマンスに向く。ビジュアルプログラミング的な操作感が特徴。
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