えみとこ小杉のDTM部屋 Vol.2 DAWなど音楽制作ソフト全38種類をまとめてご紹介します!💻

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2025年05月23日

※島村楽器でお取り扱いできないソフトウェアを含みます

こんにちは。エミテラス所沢店の小杉です。

えみとこ小杉のDTM部屋 Vol.2では、DAWなど音楽制作ソフト全38種類をまとめてご紹介します!
DAWに限らず、音楽制作に使えそう、使われているものを集めました!

発表・発売の時系列順に並べています。(正確ではない場合がございます。)

Performer / Digital Performer(1984年〜)

チャンク機能という唯一無二の機能があり、大容量のサンプラーを扱う編曲やライブのマニピュレートに便利です。

Cakewalk / Sonar(1987年〜)

Windows専用ソフト。MIDI編集で人気を博し、Sonarとして進化。2017年以降は「Cakewalk by BandLab」として無料提供。

CALスクリプトを使ってMIDI編集のためのスクリプトが組めます。

Sibelius(1987年〜)

楽譜作成ソフトです。細かいレイアウト調整をしなくても、見た目が綺麗な楽譜が作れます。

Zenbeats(2019年〜)

Roland製のクロスプラットフォームDAW。

Finale(1988年〜)

開発終了した楽譜作成ソフトです。楽譜の出版でもっとも使われていましたが、今はDoricoへの移行が進められています。

Cubase Pro(1989年〜)

幅広いジャンルに対応し、堅実なオーディオ編集と作曲機能が特徴。VSTの開発元のDAW。

RMEやSteinbergなどのASIO2.0対応インターフェースを使うことでレコーディング時に超低レイテンシーモニタリングが可能です。

Max/MSP(1989年〜)

Cycling ’74が開発するビジュアルプログラミング環境。DAWもVSTも作れます。

ProTools(1991年〜)

特にポストプロダクションやレコーディングスタジオで多用され、堅牢なオーディオ編集機能とミキシングに優れる。専用DSPのHDXにより超低レイテンシーを実現。

業界標準のDAWで、デジタルミュージックの世界共通言語といっても過言ではないかもしれません。

Samplitude(1992年〜)

MAGIX社のWindows専用ソフト。マスタリングで使われるくらい音質に定評があります。試したところSequoia譲りなのか音質が良い気がしました。

Sequoia(1993年〜)

MAGIX社のWindows専用のマスタリング用ソフト。

Logic Pro(1993年〜)

Apple製のMac専用DAW。豊富な音源とプラグインを内蔵。

Rosegarden(1993年〜)

Linux向けのDAW。Linuxでオーディオ編集と楽譜作成ができる数少ないソフト。

LilyPond(1996年〜)

テキストベースの楽譜作成ソフト。美しい印刷品質の楽譜を生成できる。

Domino(1997年〜)

軽量なMIDIシーケンサー。シンプルでMIDI編集に特化している。

Jeskola Buzz(1997年〜)

Windows専用。モジュラーシーケンサー。

FL Studio(1998年〜)

パターンベースのシーケンサーを持ち、主にエレクトロニックやヒップホップ制作に人気。内蔵シンセの音が有料シンセ音源級に良いです。

ACID Pro(1998年〜)

ループベースの制作に特化。タイムストレッチやピッチシフトに優れています。

nanoloop(1998年〜)

ゲームボーイ上で動作するチップチューン向けシーケンサー。

Renoise(1999年〜)

トラッカー形式のDAW。独特のシーケンススタイルで電子音楽制作に向く。

Final Cut Pro(1999年〜)

Appleが開発するMac専用の映像編集ソフト。音声編集機能も搭載しており、ポストプロダクションの一環として音声を扱うDAW的な使い方も可能。

Reason(2000年〜)

仮想ラック式のインターフェースを持つ個性的なDAW。シンセやエフェクトを視覚的に接続でき、サウンドデザインやエレクトロニック系に強い。

近年はVST対応や他DAWで使える「Reason Rack Plugin」も登場。Reason 7まではLine6製のアンプシミュも入っていたり、Dubボタンでダブリングのトラックを追加出来たり、レコーディング機能も充実しています。今はSoftubeのアンプシミュが入っています。

Little Sound DJ(2000年〜)

ゲームボーイ専用のチップチューン制作ツール。トラッカー形式で操作し、8bitサウンドを自在にプログラムできる。

Ableton Live(2001年〜)

ライブパフォーマンスと制作の両方に強みを持つクリップベースのセッションビューが特徴のDAW。他のDAWと同じタイムラインベースのアレンジメントビューもあります。

Drum RackやSimplerなどDAWに統合された内蔵デバイスも魅力。Suiteは付属音源がSpitfireやBFDの拡張音源のIMPERIAL DRUMSの制作元のChocolate Audioが共同開発のものがあったり充実しています。

Tracktion Waveform(2001年〜)

クロスプラットフォームDAW。

Adobe Audition(2003年〜)

オーディオ編集・ミキシングに強みを持つソフト。放送やポッドキャスト制作に広く使われている。

Adobe Premiere Pro(2003年〜)

映像編集ソフトですが音声編集機能も充実。

テンポの概念がないので難しいはずですが、曲を作る人もいるとか…

GarageBand(2004年〜)

Appleの無料DAW。MacとiOS向けで初心者に最適。Logic Proの機能を簡略化した入門用ソフト。

LMMS(2004年〜)

無料のマルチプラットフォームDAW。MIDI編集やサンプラーを搭載し電子音楽制作に使われる。

Mixcraft(2004年〜)

Acoustica製のWindows向けDAW。

DaVinci Resolve(2004年〜)

映像編集とカラーグレーディングのプロ用ソフト。Fairlightオーディオ機能も備える。

専用DSPを使うことで超低レイテンシーで作業できます。

Ardour(2005年〜)

オープンソースのDAW。

Reaper(2006年〜)

軽量でカスタマイズ性に優れるDAW。低価格ながら高機能で、幅広いユーザーに支持されている。

軽量に動くように最適化されているようで、他のDAWだと動作困難な作業やプラグインでもReaperなら動くことがあります。

テーマの変更やスクリプトでの機能拡張も可能です。

Studio One(2009年〜)

ネイティブ低レイテンシーモニタリング機能(Green Z)があり、専用DSPがなくても可能な限り低レイテンシーでレコーディングできます。

対応したPresonus製インターフェースなら、インターフェースのDSPと連携して、低レイテンシーモニタリング(Blue Z)できます。

Harrison Mixbus(2009年〜)

アナログコンソールで有名なHarrisonが開発したDAWで、Ardourをベースに設計されている。

Bitwig(2014年〜)

The Gridなどを使ってモジュラーシンセ的に制作ができるDAW。

Soundtrap(2015年〜)

Spotify傘下のブラウザベースのクラウドDAW。コラボレーション機能に優れ、手軽に制作を始められる。ポッドキャスト向けにも考えられているようです。

BandLab(2015年〜)

クラウドベースで動作するDAW。

Cakewalkも「by BandLab」と書かれるため混同しやすいですが、全く別のDAWです。

Dorico(2016年〜)

Steinberg製の楽譜作成ソフト。Finaleの開発終了の案内の際に名前が挙げられていたため、乗り換えた方も多いと思います。

LUNA(2020年〜)

Universal Audio製のDAW。なんとなくProToolsに操作感が似ており、ProToolsの操作感で使えます。

UADのDSPと連携して、レコーディング時に超低レイテンシーでモニタリングできます。

Dub-Russell 2020(2020年〜)

Mac専用ソフト。日本の電子音楽ユニット Dub-Russell によって開発された、モジュラー志向の音楽制作ソフト。Max/MSPをベースにした独自パッチ群。

BespokeSynth(2021年〜)

モジュラー風の自由な構成が可能なDAW/ソフトシンセ。ブロックを並べて音響処理を自由に組み立てられ、実験的な作曲やライブパフォーマンスに向く。ビジュアルプログラミング的な操作感が特徴。

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