![こんにちは。新三郷店の須藤です。 今回は、話題になっているコンパクトなスマホ・タブレット用オーディオインターフェイスである、[!!TASCAM!!]の[!!iXZ!!]をレビューしていきます。 [!!※このレビューでは、TASCAMさんが送ってくださったサンプル品を使っています。当店で販売しているも […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/shinmisato/wp-content/uploads/sites/179/2021/09/20210910-9920bdfa570aa516e64b672aadc784de.png)
こんにちは。新三郷店の須藤です。
今回は、話題になっているコンパクトなスマホ・タブレット用オーディオインターフェイスである、TASCAMのiXZをレビューしていきます。
※このレビューでは、TASCAMさんが送ってくださったサンプル品を使っています。当店で販売しているものは全く使用していません。
TASCAM iXZとは
冒頭でも述べたように、TASCAMのiXZはオーディオインターフェイスといい、マイクや楽器の音をクリアに録音できる機器です。
宅録や配信等で使われることが多いですね。では、細かく見ていきましょう。
仕様
店頭販売価格 | ¥3,960(税込) |
マイク入力 | ○ |
ギター入力 | ○ |
ヘッドホン端子 | ステレオミニジャック |
スマホ・タブレット接続ケーブル | 4Pミニケーブル |
電源 | 単3形アルカリ乾電池もしくは単3形ニッケル水素電池2本 |
まず驚くのがこの安さです・・・。通常であればオーディオインターフェイスは1万円以上はしますが、5000円以内で収まるという衝撃プライス。
そしてとてもコンパクトです。最長部分で11cmほどで、重さは93gです。持ち運びも簡単ですね。画像を見てみましょう。
上面
- インジケーターがついています。マイクモードに切り替え時に点灯します。
前面
- 左から、入力端子・入力モード・ファンタム電源オンオフ・インプットボリュームです。
背面
- ヘッドホン端子がついています。
実際に使ってみる
では、実際に使っていきます。ドラムパターンはGarageBand上で作成したものですので、今回は楽器の入力にフォーカスしています。
以下、動作環境です。
接続先 | iPhone SE(iOS 14.7.1) |
使用DAW | GarageBand(ver.2.3.11) |
使用ギター | PRS SE Custom24Q |
使用ベース | HISTORY CZ-BP4/R |
※変換ケーブル | ELECOM MDA-L35DS01BK |
※イヤホンジャックが無い機器には、変換ケーブルが必要となります。ご注意ください。
ギター・ベースの録音手順
ギターを接続して、ヘッドホンも着用し、いざ録音するぞ!ってなりましたが、入力音が全く聞こえない・・・。
公式HPのFAQを見てみると、すぐに疑問が解決しました。録音してからじゃないと音は聞こえない、とのことです。そういう仕様だったんですね。
そうなると、録音時はモニタリングができないのでは?と思いましたが、これはGarageBand上で解決できました。以下が手順となります。
1.GarageBand上の、AMPを選択する。
2.ベースを録音したいので、「ベース」を選択する。
3.画面左上のジャックマークをタップする。「入力設定」の画面が開き、「モニタ」をオンにする。
これでGarageBand上では弾いている音が聞こえるようになりました。この段階でびっくりしますが、とても音がいい・・・。素晴らしい・・・。
おまけ:GarageBandでの音作り
本来の話からはそれてしまいますが、GarageBandではデフォルトで様々なアンプシュミレーター・エフェクターが使えるので、ライン録りでありがちな音痩せを防ぐことができます。
アンプシュミレーターの場合
1.アンプのコントロールパネル部分を2回タップする。
2.コントロールパネル部分が拡大されるため、自分好みにつまみを調節する。
エフェクターの場合
1.アンプの画面の、右上部のエフェクターマークをタップする。
2.エフェクターボードが表示される。
3.エフェクターを一度タップした場合、他のエフェクターを選ぶ画面になる。
4.エフェクターを二度タップした場合、そのエフェクターのつまみの調節・オンオフが可能になる。
今回では数時間触っただけですが、かなりこだわった音作りもできそうです。DAWは奥が深いです。
ギター・ベースを録音してみました
8小節をループさせるビートテープに入っているような曲調にしてみました。私自身、作曲するのはとても苦手ですが、それっぽくは聞こえるのではないでしょうか。
ギター・ベースは完全に直で接続しています。GarageBandにてエフェクトはかけています。
まとめ
実際に使用してみて最初に感じたことは、音がいいということでした。「宅録をしてみたいけど予算が気になる」という方にはもってこいの製品です。
また、宅録経験のある方でも、「外出先でアイデアを残しておきたい」というときにすぐに使える手軽なオーディオインターフェイスとして、お勧めです!
当店では、こちらの商品をお取り扱いしていますので、気になった方はご気軽にお問い合わせくださいませ。
新三郷店 須藤
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