![こんにちは。新三郷店の千葉です。 この時期、湿気が増えてギターのネックや弦の滑りが悪くなって、恐ろしく弾きづらく感じることがあるかと思います。 この前まで弾けていたはずのフレーズが弾けなくなると、演奏のほうはスベってしまいます。 そこで、今回はネックや弦の滑りが良くなる方法を紹介します。 **弦を交 […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/shinmisato/wp-content/uploads/sites/179/2021/06/20210605-suberu.png)
こんにちは。新三郷店の千葉です。
この時期、湿気が増えてギターのネックや弦の滑りが悪くなって、恐ろしく弾きづらく感じることがあるかと思います。
この前まで弾けていたはずのフレーズが弾けなくなると、演奏のほうはスベってしまいます。
そこで、今回はネックや弦の滑りが良くなる方法を紹介します。
弦を交換する
弦が古くなると、滑りが悪くなります。弦は月1くらいでの交換がお勧めです。
コーティング弦を使うと、滑りが良い状態が長く続きます。
エリクサー弦
コーティング弦のスタンダードです。半年くらい張っていても錆びません。2-3か月くらいなら滑りも持続します。
価格 | ¥1,683~2,310(税込) |
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ネック裏を拭く
ネック裏に手の油がつくと、滑りが格段に悪くなります。
塗装されているネックは、ポリッシュなどでよく拭きます。
サラサラネックは、よく乾拭きします。
マイクロファイバークロス
乾拭きにもポリッシュ使いにも使える、オールマイティなクロスです。ケースの中に1枚忍ばせてくと便利です。
価格 | ¥660(税込) |
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指板潤滑剤を使う
指板潤滑剤をクロスなどに適量吹きかけ、弦を拭きます。
弦の滑りが格段に良くなります。
直接吹きかけるとギターのダメージが大きいので、必ずクロスに吹きかけます。
ghs A87
スプレーではないタイプの指板潤滑剤です。たこ焼きの油を塗るやつのようなものが入っていて、それで直接弦に塗ります。
価格 | ¥1,498(税込) |
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デオドラントスプレーを使う
デオドラントスプレーで、手をサラサラに保ちます。手が粉っぽくなりますが、滑りはかなり良くなります。
塗装や木材などにダメージがある可能性もあるので、使用後はしっかり拭きましょう。
演奏場所の湿度を下げる
湿度が上がると、滑りが悪くなります。
エアコンなどで湿度を下げると、だいぶ違います。
弦を押さえる力を減らす
強い力で弦を押さえていると、当然、滑りは悪くなり、指の動きも鈍くなります。
弦高が高すぎたりネックが反っていたりすると、弦を押さえるのに力が必要になり、余計な力が入ります。ギターは弾きやすい状態に調整しておきましょう。
弦を弾く側の手に意識を集中させると、押さえる側の手の緊張がほぐれて、弾きやすくなります。
ネック裏の塗装を削る
つるつるのネックだと、手汗で手が貼りつき、滑りが悪くなります。
ネックの塗装を削って、サラサラにすることで、貼りつきを防ぎます。
ただ、サラサラのネックでも、手のコンディションによっては全く滑らなくなることがあるので、デオドラントスプレーで手汗を制御するほうが確実です。
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