![こんにちは。新三郷店の千葉です。 家を掃除していると、古いギターが見つかることがあります。 それを機にギターを始めてみようという方も多いと思います。 ただ、長年眠っているギターは弦が錆びていて、果たしてこれは使えるのか?という見た目のものも少なくありません。 そこで今回は、古いギターを見つけたときに […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/shinmisato/wp-content/uploads/sites/179/2021/04/20210414-563414ed698044972abb3bbd2699eba1.png)
こんにちは。新三郷店の千葉です。
家を掃除していると、古いギターが見つかることがあります。
それを機にギターを始めてみようという方も多いと思います。
ただ、長年眠っているギターは弦が錆びていて、果たしてこれは使えるのか?という見た目のものも少なくありません。
そこで今回は、古いギターを見つけたときにチェックするべきポイントを紹介します。
写真のギターのような状態であれば、理想的です。
ポイント⓵ ボディの穴が空いた面が膨らんだりへこんだりしていないか
ギターのボディを真横から見ます。
明らかに膨らんだりへこんでる場合は、恐ろしく弾きづらかったり音が出なかったりするので、調整が必要です。
ボディの変形の場合、ボディ以外の部分を加工して弾きやすくすることが多いです。その場合、2~3万円ほどかかることもあります。
ポイント⓶ パーツはそろっているか
ナットとサドルがついているか確認します。無い場合は、新しく作り直す必要があります。既製品でサイズが合うものがあれば、取り付けるだけで大丈夫な場合もあります。
フォークギターの場合、弦を止めているピンが6本すべてあるかも確認します。折れていたり無かったりする場合は、新しく買う必要があります。
ナットとサドルは200円程度、ブリッジピンは6本セットで500円程度で買うことができます。音程をより正確にしたり、弾き心地にこだわる場合、別途調整が必要になります。
ポイント⓷ ペグは回るか
ペグが回らないと弦を巻くことができないので、交換が必要になります。
ペグは1個当たり1000円前後からありますが、メーカーによってサイズなどが違うので、ぴったり合うものを取り寄せるのがお勧めです。
ポイント⓸ ネックは折れていないか
ネックが折れていると弦を張ることができないので、修理が必要になります。
ネック折れの修理の場合、修理費用は6~7万円程度になる場合が多いです。
ポイント⓹ ブリッジが浮いていないか
ブリッジが浮くと、弦を固定できなくなります。ブリッジとボディに隙間がある場合は、注意が必要です。今現在問題なくても、弦を張ったときにブリッジがはがれる場合があります。
ブリッジの浮きや剥がれを修理する場合、ネック折れと同じくらいの費用になる場合があります。
以上5つのポイントがおおむね問題なければ、弦交換をするだけで使えるようになることが多いですが、稀に、弦を張り変えることで問題が起きることもあります。
弾き心地や音程の正確さにこだわる場合は、より細かくチェックする必要があるので、リペアに出すことをお勧めします。
もし古いギターを見つけて、弾けるかどうか気になったら、お店までお持ちください。
店頭で、およその状態を確認し、問題なければそのまま弦交換も承ります。
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