こんなときどうする? 古いアコギを見つけた!!

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2021年04月14日

こんにちは。新三郷店の千葉です。 家を掃除していると、古いギターが見つかることがあります。 それを機にギターを始めてみようという方も多いと思います。 ただ、長年眠っているギターは弦が錆びていて、果たしてこれは使えるのか?という見た目のものも少なくありません。 そこで今回は、古いギターを見つけたときに […]

こんにちは。新三郷店の千葉です。

家を掃除していると、古いギターが見つかることがあります。

それを機にギターを始めてみようという方も多いと思います。

ただ、長年眠っているギターは弦が錆びていて、果たしてこれは使えるのか?という見た目のものも少なくありません。

そこで今回は、古いギターを見つけたときにチェックするべきポイントを紹介します。

写真のギターのような状態であれば、理想的です。

ポイント⓵ ボディの穴が空いた面が膨らんだりへこんだりしていないか

ギターのボディを真横から見ます。

明らかに膨らんだりへこんでる場合は、恐ろしく弾きづらかったり音が出なかったりするので、調整が必要です。

ボディの変形の場合、ボディ以外の部分を加工して弾きやすくすることが多いです。その場合、2~3万円ほどかかることもあります。

ポイント⓶ パーツはそろっているか

ナットとサドルがついているか確認します。無い場合は、新しく作り直す必要があります。既製品でサイズが合うものがあれば、取り付けるだけで大丈夫な場合もあります。

フォークギターの場合、弦を止めているピンが6本すべてあるかも確認します。折れていたり無かったりする場合は、新しく買う必要があります。

ナットとサドルは200円程度、ブリッジピンは6本セットで500円程度で買うことができます。音程をより正確にしたり、弾き心地にこだわる場合、別途調整が必要になります。

ポイント⓷ ペグは回るか

ペグが回らないと弦を巻くことができないので、交換が必要になります。

ペグは1個当たり1000円前後からありますが、メーカーによってサイズなどが違うので、ぴったり合うものを取り寄せるのがお勧めです。

ポイント⓸ ネックは折れていないか

ネックが折れていると弦を張ることができないので、修理が必要になります。

ネック折れの修理の場合、修理費用は6~7万円程度になる場合が多いです。

ポイント⓹ ブリッジが浮いていないか

ブリッジが浮くと、弦を固定できなくなります。ブリッジとボディに隙間がある場合は、注意が必要です。今現在問題なくても、弦を張ったときにブリッジがはがれる場合があります。

ブリッジの浮きや剥がれを修理する場合、ネック折れと同じくらいの費用になる場合があります。

以上5つのポイントがおおむね問題なければ、弦交換をするだけで使えるようになることが多いですが、稀に、弦を張り変えることで問題が起きることもあります。

弾き心地や音程の正確さにこだわる場合は、より細かくチェックする必要があるので、リペアに出すことをお勧めします。

もし古いギターを見つけて、弾けるかどうか気になったら、お店までお持ちください。

店頭で、およその状態を確認し、問題なければそのまま弦交換も承ります。


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