こんにちは、新三郷店エフェクター担当千葉です。最近、ギターとヘッドとキャビを持って、スタジオに行きました。良い準備運動にはなりましたが、身長が縮んだ気がします。
今回紹介するのはこちら。
Merisの「Mercury7」です。
SF映画の名作、ブレードランナーのサウンドトラックにインスパイアされたというリバーブペダルで、自然ではないリバーブが特徴です。ブレードランナーの音楽は、ギリシャの音楽家ヴァンゲリスによるがっつりシンセなサウンドですが、こちらのペダルは、ラインレベルにも対応しているので、シンセも繋げられます。
モード
ON/OFFインジゲーターを兼ねるスイッチで、大まかなリバーブのキャラを切り替えられます。ULTRAPLATEはプレートリバーブ風のすっきりと爽やかなリバーブで、CATHEDRAはは広い教会風の濃い目のリバーブです。
真ん中のPITCH VECTORで残響音のピッチを加工します。
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オクターブ下の残響音を鳴らすモードで、腹の底に響くような残響感が得られます。
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残響音のピッチが段々下がっていくモードです。どことなく不穏な感じの響きです。個人的には、このモードが一番ブレードランナー感がある気がします。
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残響音のピッチが段々上がっていくモードです。こちらも不穏な響きですが、P▼より明るさがある印象です。
5TH
一般的なシマ―よりもキラキラして賑やかな感じのモードです。新たな音が次々に生まれてくるような、幻想的な雰囲気です。
SIMMER
シンセのように、倍音が重なって響く、いわゆるシマーモードです。オルガンやシンセサイザーのように重厚できらびやかな音です。
コントロール
つまみ類は少なめで、操作はシンプルで、直感的に扱えます。SWELLスイッチの上のALTスイッチを押しながらつまみを回すと、同じつまみでも違うパラメーターを操作できるので、細かい調整もできます。
SWELLスイッチは押している間残響音が持続しますが、発振はしにくいので、いくらでも音を伸ばせます。
こちらのペダルは店頭に在庫があります。ぜひお試しください。
担当 | 千葉 |
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