材質や製造年数について

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2024年05月19日

CONTENTS材質について生産国・製造年数について材質について ヴァイオリンの命ともいえる木材。この木材によって完成したヴァイオリンの価格も大きく変動してきます。実際に何が違うのかについてご説明致します。まずヴァイオリンの表板はスプルース材(松)、裏板・側板・ネックはメイプル材(楓)で作られていま […]

材質について

ヴァイオリンの命ともいえる木材。この木材によって完成したヴァイオリンの価格も大きく変動してきます。実際に何が違うのかについてご説明致します。
まずヴァイオリンの表板はスプルース材(松)、裏板・側板・ネックはメイプル材(楓)で作られています。
同じ種類の木材でも産地や木1本1本で木は違いますし、木目によっては高級なものとして扱われています。
木材は伐採され乾燥されたものを使用しますが、乾燥された年月によっても金額の差が出てきます。
使われている木材は同じでも、低価格帯のヴァイオリンであれば最低でも3-5年、高価格帯のヴァイオリンは7-10年、乾燥させた木材を使用しています。
これに加え高価格帯になるとトラ目模様がより綺麗に出ており、音教特性も理想的な材料が使用され製作担当の職人もよりベテランが作業を行います。

生産国・製造年数について

ヴァイオリンの価格は数万円物から何千万円以上のものなどそのヴァイオリンの価値によって様々です。
そもそもヴァイオリンの価格というのはその楽器の評価にもつながります。一般的にヴァイオリンの種類は3つに分類されます。

新作・モダン・オールドの3つです。新作ヴァイオリンとは、1945年以降、又は製作家が今現在も生きているヴァイオリンを指します。}}次にモダンヴァイオリンとは1800年~1945年にできたヴァイオリンを指し中級者から上級者の方向けのヴァイオリンはほとんどです。
最後にオールドバイオリンとは、1800年以前に製作されたヴァイオリンを指します。
ヴァイオリンは一般的に新しいものが低価格商品、古ければ古いほど高価格商品となります。

ヴァイオリンの制作方法

ヴァイオリンは新しいのもは低価格、古い物は高価格とご説明しましたが、それだけではなく製作方法によっても価格帯が大きく変わってきます。
製作方法には分業生産品と完全手工品の2つがあります。簡単に言うとメーカーで量産楽器を製造するか、1人の人間が、楽器を最後まで1人で製作するかの違いです。
しかし量産楽器といっても機械生産品ではありません。
弦楽器の各部分は、複雑な曲面とラインの連続の為機械生産が極めて困難と言えます。
機械が加わる部分は大まかなカッティングなどでそのほかの細かな調整や響板の厚み出しなどは人の手で作られています。
弦楽器は古くなると価値が上がり、価格も上がります。
完全手工の弦楽器は、骨董品としての付加価値も生じる為、価格が大きく異なります。

※記事中に販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その情報は記事更新時点のものとなります。店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。