これは知っておきたい!読みやすい(?)ウクレレの選び方

コクーンシティさいたま新都心店

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2020年03月30日

*新しくウクレレ、始めてみませんか? こんにちは!コクーンシティさいたま店、新たにウクレレも担当します朝倉です!はじめましての方は初めまして! 普段は当店でDTMやシンセサイザーなど、デジタル楽器を担当しています!宜しくお願いします! このページはいわゆる「ウクレレの選び方」について、小難しいことは […]

新しくウクレレ、始めてみませんか?

こんにちは!コクーンシティさいたま店、新たにウクレレも担当します朝倉です!はじめましての方は初めまして!

普段は当店でDTMやシンセサイザーなど、デジタル楽器を担当しています!宜しくお願いします!

このページはいわゆる「ウクレレの選び方」について、小難しいことは避けて「これは知っておきたい!」というお話をしようと思います。「最初はどうでも良いんじゃない?」と思うような内容が、実はハチャメチャ重要だったりしますので、是非とも目を通していってください。

ウクレレってどんな楽器?

単語は知ってる、なんとなく音も分かる!以上!という方が多いのではないでしょうか。OKです、その想像は概ね正解でしょう。小さいギターみたいな形で、ポロンポロンと軽やかな音色ですね。

もう少し言うと、ハワイ生まれの4弦楽器(ギターは基本6弦ですね)です。アコースティックギターより柔らかい弦である「ナイロン弦」が主流で、ギターを始めたら指が弦に食い込んでわりと痛い・・・という事も無く、値段も比較するとお求めやすい。総じて「楽器の中でも始めやすい部類」に入るでしょう。

しかし侮るなかれ、メロディーに合わせてコードを奏でる伴奏に留まらず、メロディーも一緒に弾いてしまうソロウクレレの世界がまた深いです。入口は広いのに奥が深いです。私も接しやすく深みのある男になりたいものです。

結構大事!ウクレレの大きさ

ウクレレには大きさが主に4つあります。

ソプラノウクレレ<コンサートウクレレ<テナーウクレレ<バリトンウクレレ

上記の大きさとなっており、最初の1本目としてメジャーな選択はソプラノ、コンサートです。大きさが違うと何が違うのでしょうか。

ソプラノウクレレ

一番小さく、大体の方が想像されるサイズのウクレレです。とにかく取り回しが良く、お子様や女性の方でも気兼ねなく演奏出来ます。

注意点としては小さい分音域が狭いです。やりたい曲によってはそもそも適してなかったりしますので、よくご相談ください。

コンサートウクレレ

ソプラノより一回り大きくしたウクレレで、男女問わず一番扱いやすいサイズでしょう。左手部分のネックがソプラノより長く、よって音域が広いため、音程の幅が必要なソロウクレレに最適です。私個人的な観点でも、コンサートサイズの方が基本的にデメリットが無い為、オススメです!

ウクレレに使う木材の違い

ウクレレとは木材を使った楽器です。ギターも同じですね。ですので当然、使う木材によって音色が変わります。そしてウクレレはギターより木材の違いによる音色の変化が感じられやすいのも特徴です。「最初だからそういう難しい話は他所にポイ!」とするにはあまりに惜しいウクレレのこだわりです。もう木材の違いを感じるためにウクレレを触っている・・・というのは職人すぎて流石に言い過ぎですが、実際それが楽しいので、是非1本目からしっかり見ていきましょう。

マホガニー

ギターにも多く採用されている木材で、「甘く、柔らかく響く、まったりした音色」が特徴。理由としては色々ありますが、端的に言うと木が柔らかいためです。低音から高音まで苦手分野が無く、とにかく取扱いが楽な素材です。

ハワイアン・コア

名前の通り、本場の木材です。つまりモノホンのウクレレなのですが、大人の事情で流通量が限定されている為、比例して値段も高騰してはいます。が、それだけの価値があります。

特徴としては「コロコロと、歯切れよく響く、明るい音色」です。マホガニーと対をなすような、いかにもウクレレ!といった音を出します。これぞ夏!Summer!という気分になります。

スプルース(マツ)

アコースティックギターのトップ(表面)にたくさん採用されている木材で、「クッキリと、芯のある、ハッキリした輪郭ある音色」が特徴。ギターに使われるだけあり、音色のレスポンス(ニュアンス・強弱)が秀逸です。スプルースは他の木材(メイプルやコア素材など)と組み合わせて使う事が多く、その分音色の違いも出てきます。そこが面白いところですね。

オーストラリアンブラックウッド

別名「アカシア・コア」。ハワイアン・コアに似た特徴を持ちつつ、ハワイアン・コアよりリーズナブルに入手が出来る事から、ウクレレへの採用率が高まりました。早い話が手に取りやすい価格でいいウクレレが手に入るため、2本目には勿論、1本目としてもおすすめです。


その他にも、驚くレベルで意外なほど、ウクレレにはいろんな木材が使用されています。マンゴーだったり、ウォルナットだったり、果てには桜の木だったり・・・。杢目も非常に差が出やすく、見た目からもう楽しいです。そしてどれが正解かと言うと、どれも正解なのがまた難しいのです。いっしょに探しましょう。当店もいろいろありますから。

オススメはどれですか・・・?

そろそろ選び方と書いている割には迷子になりそうな要素ばかりですので、ざっくりクラス別で4本ほどオススメを紹介します。選出方法は使いやすさを念頭に入れていますが、今までの内容から察せるように割と主観です。とりあえず店頭まで見に来てくださいね!

エントリークラス

HUK100G

ボディにマホガニーを単板で使用したエントリークラスのウクレレ。単板で使っている為、しっとりした響きがより豊かに、繊細に奏でられます。

メーカー 型番 販売価格(税込)
Hanalei HUK-100G ¥14,900

ミドルクラス

CS5SL

ボディにオーストラリアンブラックウッド合板を使用。ハワイアンコア材と近い特性をもち歯切れのよい音色が特徴的。COTONEシリーズは太めのネックを採用することで、音の伸びを通常よりも豊かに、伸びやすく設計してあります。ガッツリとウクレレを触ろう!って人にはまずオススメです!

メーカー 型番 販売価格(税込)
COTONE CS5SL ¥42,876
CS5C

CS5SLを一回り大きくさせた、オーストラリアンブラックウッド合板採用のコンサートウクレレです。ソプラノと是非比較してください。サイズ感は本当に重要です。

メーカー 型番 販売価格(税込)
COTONE CS5C ¥52,500

ハイクラス

HF-1-17

KAMAKAと呼ばれる、ウクレレの王様ブランドが堂々と出しているソプラノウクレレです。ボディにコア材を使用。杢も綺麗に出ており、サウンドもコア材らしいコロコロとしたサウンドが特徴です。もう夏です。この音は。波の音さえ聞こえてきそうです。

メーカー 型番 販売価格(税込)
KAMAKA HF-1-17 ¥143,000

楽しく気軽に音楽を始めましょう!

私自身も正直お遊び半分でウクレレを買いましたが、他の楽器では出せない独特のニュアンスに、ウクレレという楽器自体が持つ世界観。演奏自体も最初の内は難易度が低く、本当に気軽に楽しめる。なかなかどうして、これがドップリハマる楽器でした。次は生意気にも旅行へ1本持って行こうと思います。

ウクレレ選びが楽しく、かつ必要最低限の内容を書きましたが、わりと内容が多いです。実際見て、聞いて、弾いてもらう方が断然良いでしょう。勿論店頭にて私たち店員が音を出して聞き比べをする、ということもOKです!(自称)3枚目の私、朝倉を筆頭にお待ちしております!

ウクレレ総合ラインナップは現在準備中です!

担当者 朝倉(あさくら)

ネットのやつらはだいたい友達、コクーンシティさいたま新都心店にてデジタル楽器・ウクレレ担当をしております朝倉 駿と申します!

エレクトーンを愛してやまない少年時代とは裏腹に、今はピアノにエレキにアコギにベースにウクレレ、果てにはDTMでの作曲と愛するものが増えすぎた浮気性の男です。

好きなオンラインゲームは青春を食いつぶしたメイプルストーリーとラグナロクオンライン。アニメは基本見ていませんが、Key作品だけは網羅。勿論ゲームもしました。AIRが最高傑作だと思っています。

是非、宜しくお願いします。

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