これでバッチリ!バイオリンのチューニングの仕方🔰🎻

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2023年04月07日

CONTENTSそもそもチューニングってなに!?毎回絶対やるもの…?必要なものいざチューニング!ワンポイントアドバイス💡気を付けて!注意点📢チューニング中に弦が切れてしまったら?バイオリンに関するお問い合わせお子様に!分数バイオリンのご案内バイオリン展示ラインナップそもそもチューニングってなに!?  […]

そもそもチューニングってなに!?

鍵盤を押すと決まった音が出るピアノと違って、バイオリンは室温・湿度や練習時の振動で常に音程が変化します。
そのため、演奏前に音程を整える作業が必要になります。4本の弦の音をそれぞれ合わせる作業、それがチューニングです。

毎回絶対やるもの…?

「レッスンの度に先生がやってくれるから」はNG!練習・演奏するたびに毎回チューニングしましょう。

正しい音程で演奏しなければ練習の意味がありません。
「同じ場所を押さえているからOK(指の練習になっている!)」ではなく、「正しい音程で練習する」ことがとてもとても大事です。
音程が違うと指(ポジショニング)の練習にもなりませんので、ここで覚えてチャレンジしてみましょう!

必要なもの

必要なのは「チューナー」だけ!

【チューナーの選び方】

➀クリップタイプ
スクロールに挟むヴァイオリン専用も販売しております。表示が見やすいのでチューニング初心者さんにおすすめです。

➁卓上タイプ
譜面台に置いて練習中も音程をチェックできるので、こちらもおすすめです。音をより繊細に感知するので中上級者さんが使いやすいと思います。

➂アプリ
一番お手軽で用意しやすいですが、マイクで音を拾う為、精度が落ちることがデメリット。

いざチューニング!

それではさっそく一緒にやっていきましょう!
「楽器を壊しそうで怖い」と思った皆さん、心配無用です。バイオリンの構造を理解して、ゆっくり落ち着いて扱えば怖くありません。

➀楽器を持つ

写真のように楽器を持ってみましょう。

➁ペグ(糸巻き)を回して音を合わせる

1.G線(そ) から 4.E線(み)の順にペグを回して音を調整します。

この時、「意外と固い…ぐっ…」と思う方が多いと思います(笑)
ペグは穴に刺さっているだけなので、空気の乾燥や加湿でペグが痩せる・膨張すると止まりにくく(回しにくく)なります。
無理せずゆっくりやってみましょう。

音が高い、低いに合わせて、ペグはこの向きで回しましょう!
1.G、2.Dが終わったら手を持ち替え、同じように3.A、4.Eを合わせましょう。

これで完了!

どうでしょうか。できましたか?
慣れるまではゆっくりゆっくりやってみましょう。次にちょっとしたワンポイントと注意点をご紹介します。

ワンポイントアドバイス💡

「ペグから手を離すと弦が緩んでしまう」「止まらない」というご質問を多く頂きます。
そんな時は“ペグを回す力の向き”に気をつけてみてください!

気を付けて!注意点📢

勢いよくペグを巻かない!

バイオリンの弦はとても細いです。勢いよく巻いてしまうとすぐ切れてしまうことも。特に1番高いE線(み)は気をつけましょう
ゆっくりで大丈夫です。焦らず少しずつ音を合わせていきましょう。

ケースへ片付ける時、ペグは緩めないで!

駒は板に接着されている訳ではなく、自力で立っています。
弦が緩むと駒が倒れる原因になりますので、ケースへ片付ける際は“ペグを緩めずに”しまってください。

チューニング中に弦が切れてしまったら?

慌てなくて大丈夫!よくあります!

いきなり弦が切れるとびっくりしちゃいますよね。でも大丈夫、よくあることです。
バイオリンは湿気や乾燥に影響を受けてしまうとても繊細な楽器ですが、それは弦も同じこと。弦が切れてしまうことは悪いことではありません。プロだってよく切ります。
ただ、防ぐことはできますので、前述した通り、勢いをつけずゆっくりやってみましょう。

切れてしまったら交換!

ご自身で弦交換ができればベストですが、難しい場合は当店にお持ち込みください🎻
いつでもスタッフが交換・レクチャーいたします!
※店頭状況によりお待たせしてしまうこともございます。ご了承くださいませ。

バイオリンに関するお問い合わせ

メンテナンスから楽器の選び方、お買取までなんでもご相談ください。専門のスタッフがご案内させていただきます!

担当千葉(ちば)
電話番号048-640-7570

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