「電子ピアノってどう選べばいいの?」とお悩みの方必見!電子ピアノの選び方をご紹介します!

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2023年03月24日

「レッスンの練習用としてどんなものを選んだら良いの?」「趣味用で初めて電子ピアノを選ぶけど値段の違いってなに?」など、よくある疑問にお答えします!電子ピアノは「音量調整が出来る」「場所を取らない」「調律が要らない」など様々なメリットがあります。ぜひ私達と一緒にお気に入りの一台を見つけましょう! CO […]

「レッスンの練習用としてどんなものを選んだら良いの?」「趣味用で初めて電子ピアノを選ぶけど値段の違いってなに?」など、よくある疑問にお答えします!
電子ピアノは「音量調整が出来る」「場所を取らない」「調律が要らない」など様々なメリットがあります。ぜひ私達と一緒にお気に入りの一台を見つけましょう!

そもそもアコースティックピアノと電子ピアノの違いってなに?

ピアノとは、指先と全身で様々な表現をする楽器です。アコースティックピアノと電子ピアノでは大きな違いがいくつもあります。

アコースティックピアノ

構造(グランドピアノは約8,000個、アップライトピアノは約5,000個)が使われており、アクションという構造で鍵盤が動きます。
ハンマーという部品が弦を叩いて音が鳴りますが、どのようにハンマーを降ろすか(鍵盤を押すか)で音は変わります。
その動きは人によって違い、これが表現力に繋がります。
メリット・幅広いダイナミクスレンジ(強弱幅)を持ち、細やかな強弱表現が可能
・耳が鍛えられる
・レッスンのピアノに限りなく近く練習ができる(おうちで練習したことがレッスンで発揮できる
・ピアノならではの表現力を身に着けることができる)
デメリット・音の調節に工夫が必要(消音ユニットを取り付けたりなど音の対策は様々あります)
・電子ピアノに比べると大きく場所を取ってしまう

複雑な仕組みだからこそ、電子ピアノでは表現できないことが多い(限界がある)ので、ピアノの先生方はアコースティックをオススメする方が多いです。レッスンでは本物のピアノで弾くわけですから、おうちでの練習もなるべく本物に近いもののほうが上手になりやすく、何より演奏がしやすいということですね!

電子ピアノ

構造指先で鍵盤を押し、その情報をセンサーで感知。その動きを元にアコースティックピアノから録音(サンプリング)した音をスピーカーから出します。
メリット・音量調節ができる
・ヘッドホンが使用できる
・維持費がかからない
・幅広い価格帯から選ぶことができる(10~45万)
・様々な機能(曲再生や多数の音色)が使える
デメリット・録音された音や電子技術で作られた音のため表現力に限界がある
・綺麗聴こえすぎてしまう
・ピアノ特有の倍音や共鳴音までは完全に再現はされない
・アコースティックピアノと比べると寿命が短い

「電子ピアノでは表現に限界がある」と前述しましたが、アコースティックピアノに限りなく近いモデルも多くあり、利便性と併せてお選び頂くことも多々あります。ご自宅の環境や生活スタイルに合わせてより楽しめるピアノをお選びください。

どのメーカーがいいの?

最初にメーカーを絞って選ばないほうがいいです!

この質問は本当によく聞かれるのですが、ズバリ…最初にメーカーを絞って選ぶ事はおすすめしません
当店では全てのメーカーを取扱い・展示していますが、同じメーカーの中でも機種によって全然特徴が違います。ご検討の価格帯によって、どのメーカーの機種がおすすめかは変わってきます。

メーカーごとに特徴をまとめました

YAMAHA(ヤマハ)言わずと知れた国内最大手楽器メーカー。
基本的に音源にもヤマハ最高峰グランドピアノの音を収録しています。
すっきりとしたクリアな明るい音色が特徴。
レッスンモデルの「クラビノーバ」シリーズのほか、
本物のピアノと同じ鍵盤アクション構造を搭載した
「ハイブリッドピアノ」が人気です。
KAWAI(カワイ)海外でも人気の高い、大手国内楽器メーカー。
カワイグランドの重厚感のある低音とキラキラした高音が特徴です。
特に鍵盤にこだわりがあり、白鍵だけでなく黒鍵も木製にしているのは
カワイだけの魅力。
タッチもかなり重めにつくられています。
Roland(ローランド)電子ピアノでは最も長い歴史を持つ、日本が誇る電子楽器専門メーカー。
電子ピアノがアコースティックピアノのような振る舞いをする為の
最新技術・ノウハウがあります。
伸びやかな音で表現力に定評があります。
立体音響も手掛けている会社なので、小さい音やヘッドホンで聴いた時の
音の立体感、強弱変化はNo.1です。
伴奏やBluetoothなど楽しい機能が充実しています。
CASIO(カシオ)コンパクトなデザインやリーズナブルな価格帯が多いのも魅力。
シャープではっきりした音が特徴です。
上位機種「Celviano」シリーズは
世界屈指のピアノブランドとコラボレーションしており、
本格派ピアノをお探しの方にも注目度の高いメーカーです。
KORG(コルグ)日本のメーカーです。昔は京王技研を名乗っていた電子楽器メーカーで、
シンセサイザーは世界的にも一目置かれています。
リーズナブルな価格の電子ピアノが充実しています。
どのモデルもコンパクトですが、明るくて力強い響きです。
モダンでお洒落なデザインが多いのも特徴です。

価格によって何が違うの?

電子ピアノは価格帯によって「スピーカーの数」「鍵盤の材質」「音源」が異なります!

レッスンモデルとしては20万円~を推奨しております!
レッスンモデルとしては最低でも15万円から見て頂くと、レッスンの際に先生ところで弾いているアコースティックピアノとのギャップ(タッチ・表現力等)を少しでも埋める事ができ、長続きする要因になりますので、以下の価格帯別の表をご覧いただき、是非電子ピアノ選びのご参考にして頂ければ幸いです。

5万円台この価格帯は、基本的にポータブルタイプと呼ばれる、
持ち運びを目的とした電子ピアノが多いです。
スタンドが別売りの卓上タイプ。置き場所を変えたい、
模様替えを頻繁にする、という方にはオススメ。
88鍵盤揃っている電子ピアノとしては最安値の価格帯になります。
音・タッチ共にかなり軽めなので手軽さを最重要視する方におすすめ。
10万円台キーボードでは物足りないという方におすすめ。
スピーカーは2つ、鍵盤は樹脂製で軽めです。
小学生であれば、バイエル半ばくらい(習って半年間くらいが目安)
までのピアノになります。
強弱変化や表現力といった点では物足りないかも。
買い替えを前提とした、幼稚園くらいのお子様用として人気です。
15万円台「レッスンモデル」のエントリーランクがこちら。
ピアノらしい表現力がついてきます。
メーカーによっては木製鍵盤になったり音源の種類が上位機種同等になります。
まだまだ「ピアノ」として満足出来るレベルではないですが、
「レッスンには通っている」けど「出来る限り予算を抑えたい」
という方におすすめ。
20万円台各メーカーが力を入れている、これからレッスンを始める方に一番売れ筋の価格帯。
スピーカーの数が4~6つになり音に立体感が出ます。
鍵盤も木製になり、アコースティックピアノに近い演奏力になります。
レッスン用であれば、「長く続くか分からないし…」と
お悩みの方でも最低限これくらいがおすすめ。
ピアノの先生から推奨される事が最も多い価格帯です。
30万円台スピーカーの数も6~8つに増え、
表現力がかなり増すので本格的な演奏も可能になります。
誰が聴いても違いが分かる程、音の響きに迫力と繊細さが増します。
もう既にある程度弾けるという方、
もうワンステップ上を目指す方には必須のラインがこちら。
40万円台各メーカーのフラッグシップモデルになります。
限りなくアコースティックピアノに近くなり、
「電子ピアノとアコースティックピアノのハーフ」
のような存在のピアノが出てきます。
「本当はアップライトが欲しいけど、場所や音の問題があるから電子ピアノ」
という方におすすめ。

鍵盤の違い

電子ピアノは「樹脂鍵盤」と「木製鍵盤」があります

樹脂鍵盤

およそ15万円までのピアノに多いプラスチック製の鍵盤。
軽いタッチのものが多いです。決して「プラスチックだから悪い」とは一概に言えませんが、グランドピアノやアップライトなど本物のピアノを弾いたときにギャップを感じる方は多いです。また、弾き続けると手と腕が疲れやすい印象です。

木製鍵盤

今はどのメーカーも20万円以上のレッスンモデルは木製鍵盤を使用しており、ピアノらしい弾き心地になってます。
程よい重さがあり連打性にも優れるので、悪い癖をつけない為にもおすすめです。
上位機種になればなるほど、鍵盤の長さや1鍵1鍵の重さ(本物のピアノは低音と高音で重さが違うんです!)がグランドピアノに近い構造になっています。

レッスン用であれば木製鍵盤のピアノを選びましょう!

音の違い

電子ピアノは「スピーカー」から音が出ます。ですので、「音のよさ」はスピーカーによって大きく変わってきます。

スピーカーは4つ以上がオススメ!

実は多くの電子ピアノは、ボリュームを小さくして弾くと全く強弱がつかなくなってしまうんです…!
良い電子ピアノほど大きなスピーカーを4つや6つもしくはそれ以上搭載しており、表現力の幅が本物のピアノに近くなっています。
よく「うちは小さい音かヘッドホンでしか弾かないからスピーカーは関係ないのでは?」というお声を聞きますが、スピーカーの数が少ないと、ボリュームを上げなければ強弱が分かりづらくなってしまいます。ですので、「小さい音で弾く」「主にヘッドホンを使用する」方こそ、スピーカーは大事になります。

結論

鍵盤は木製でスピーカーは4つ以上がオススメ!

お子様のレッスンの練習用でも、久しぶりにピアノを弾きたい大人のご趣味用でも、このスペックであればご満足してご使用いただけると思います。
20万円以上ですとだいたいのモデルがこのスペックを持っているので、ぜひ店頭にてご覧くださいね♪

担当者オススメのピアノ3選

当社で一番売れている電子ピアノ

RolandLX705GP

RolandLX705GP

・木製鍵盤の4スピーカーモデル
・レッスンモデルとして人気のLXシリーズ、ピアノに近い弾き心地と音色で演奏する事が可能です
・島村楽器×Rolandのコラボレーションモデル
・【付属品】高低自在椅子【別売】ヘッドホン

¥247,500税込

先生方からオススメいただくことが多いモデル

RolandLX706GP

RolandLX706GP

・木製鍵盤の6スピーカーモデル
・高音域、中音域、低音域とそれぞれのスピーカーから出される豊かなピアノ音に包まれながら、演奏をお楽しみいただけます
・島村楽器×Rolandコラボレーションモデル
・【付属品】高低自在椅子【別売】ヘッドホン

¥315,700税込

限りなくグランドピアノに近いハイブリッドピアノ

CASIOGP-1000

CASIOGP-1000

・木製鍵盤(ベヒシュタイン監修)の6スピーカーモデル
・グランドピアノのアクション機構を搭載。電子ピアノよりも本物に近いタッチが再現されています
・繊細な弱音もしっかり発音、弾き手の求める強弱表現を更に引き出すことが可能
・【付属品】高低自在椅子、ヘッドホン

¥434,500税込

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