![― 音づくりの心臓部に触れる ― こんにちは!イオンモール佐賀大和店の店長兼ドラム担当の山本です。 先日、九州が誇るドラム工房「Mdrums(エムドラムス)」を訪ね、そのこだわりと技術の源泉に迫りました。 CONTENTSMdrumsとは木の香り漂う工房で ― ものづくりの現場Mdrumsの特徴製造 […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/saga/wp-content/uploads/sites/71/2025/06/20250606-img_0238.jpg)
― 音づくりの心臓部に触れる ―
こんにちは!イオンモール佐賀大和店の店長兼ドラム担当の山本です。
先日、九州が誇るドラム工房「Mdrums(エムドラムス)」を訪ね、そのこだわりと技術の源泉に迫りました。
Mdrumsとは

Mdrums(エムドラムス)は、ドラムクラフトの極みを追求する完全受注生産の工房ドラムブランドです。
一般的なプライウッド(合板)ではなく、無垢材にこだわったシェル製作を採用し、2013年に第一号スネアを製作。
研究開発を経て、2021年4月正式に「Mdrums」としてブランド始動しました。
木の香り漂う工房で ― ものづくりの現場
工房に足を踏み入れると、目に飛び込んでくるのは堂々たる丸太の山!
そう、Mdrumsのドラムは「木そのもの」から始まります。
この丸太をくり抜いて、時間をかけて乾燥・整形することで、唯一無二の鳴りを持つドラムが生まれていきます。
一台ごとに手作業で仕上げる様子は、まさに「音づくりの心臓部」でした。

Mdrumsの特徴
Mdrums最大の特長は、「素材にストレスをかけないこと」。
🎯理想のドラムシェルは…
くり抜き(KURINUKIシリーズ)…一本の無垢材を中抜き成形
ブロック積層工法(BLOCKシリーズ)…木の断面を重ねる独自製法
いずれもMdrumsの実用新案登録済構法
🔥 他社では真似できない自然乾燥と季節管理
高温乾燥ではなく、10〜20℃の自然空調による長期乾燥・シーズニング
通常6ヶ月〜1年という丁寧すぎる工程!
これにより、木本来の音色、音の立ち上がりが実現されます。
製造工程紹介
丸太をくりぬく

使用するのは樹齢100年超の木材も多数。
丸太からの中抜き作業は、チェーンソーと旋盤による完全手作業。
カーブも、厚みも、一本一本異なる“個性”。

乾燥

成形前に自然乾燥をじっくりと半年~1年かけて実施。
夏でも室内温は15℃~20C°ほど。温湿度を整え、急激な収縮や歪みを防止。
※乾燥中も職人が毎週チェックし、状態を見極めて次工程へ。
成形
乾燥が終了したものを真円になるよう成形していきます。


台に固定し、回転させて削っていきます。夏は暑そうですね。
この固定台はオリジナルで作って貰ったそうです。
しっかりロゴもありました(笑)。

塗装~仕上げ

成形が終わったものがたくさんありました。成形後も収縮の様子を観察し、調整していくそうです。
フープ、ラグ、ストレイナー取付後、テンション均等に張力調整。
最後に職人の手で丁寧に音チェックを行い、完成です。
👏 工程すべてが「美」と「こだわり」の結晶!
以上製造工程紹介でした。
めちゃくちゃ手間がかかっていますね。時間がかかる分、完成後の音色は極上です。
オーダー等のお問い合わせ
オーダー等も承っております。
Mdrumsについてのお問い合わせは下記リンクよりお問い合わせください。
ドラム関連展示ラインナップ
画像をクリックでラインナップ一覧へ移動します。

この記事を書いた人
ドラムアドバイザー 山本

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