2024年最新版!失敗しない電子ピアノの選び方【イオンモール新利府南館店】

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2024年05月29日

皆さんこんにちは! 島村楽器イオンモール新利府南館店 電子ピアノ担当の河田(かわた)です。 電子ピアノを選ぶなら島村楽器イオンモール新利府南館店へ! 当店は仙台市を中心に、塩釜、多賀城、気仙沼など仙塩地区、石巻地域、盛岡方面や相馬など広いエリアのお客様にお越しいただいております。 今回は『失敗しない […]

皆さんこんにちは! 島村楽器イオンモール新利府南館店 電子ピアノ担当の河田(かわた)です。

電子ピアノを選ぶなら島村楽器イオンモール新利府南館店へ!

当店は仙台市を中心に、塩釜、多賀城、気仙沼など仙塩地区、石巻地域、盛岡方面や相馬など広いエリアのお客様にお越しいただいております。

今回は『失敗しない電子ピアノの選び方』をご紹介いたします。

  • 子供のピアノに何を選べば良いか分からない
  • 自分の趣味用にどの程度のランクを選べば良いの?
  • 値段の違いで何が変わるの?

そんなお悩みをお持ちのお客様も、ぜひお任せください!

些細なことでも気兼ねなく、安心してご相談くださいませ。

この記事を書いたのは

ピアノ担当河田(かわた)

ピアノ担当河田(かわた)

社内資格 ピアノ上級アドバイザー取得

5歳から高校卒業までピアノを習っていました!
自宅では電子ピアノとアップライトの両方で練習をしていましたので、電子ピアノはもちろんアコースティックピアノの違い等についても経験を元にしっかりお答えさせていただきます。
お子様のレッスンのお悩み、趣味で楽しみたいピアノのこと、コンクールや発表会のこと、ピアノのことならなんでもお気軽にご相談ください!

電子ピアノ相談会実施中! 2024年5~7月の土日祝

5月から7月の土日祝日に「電子ピアノ相談会」を宮城県内の島村楽器各店で行っております。ご興味のある方は、以下からお申し込みください!

相談会の詳細は画像をクリック☟

そもそも「電子ピアノ」ってどんな楽器?

アコーステイックピアノの音を、電子で再現したのが電子ピアノです。

音量

アコースティックピアノ小さな音から大きな音まで無限に自在に表現可能。
住宅環境や時間帯などの条件をクリアする必要があります。
電子ピアノボリュームの調整が可能。
ヘッドホンを使用すれば夜間や音が出せない環境でも練習できます。

調律

アコースティックピアノ年に1~2回の調律が必要。
費用は概ね¥16,500~¥20,000程(ピアノにもよります)
電子ピアノ不要です。
定期的な調律や点検は必要ございません。

サイズと重量

アコースティックピアノアップライトピアノなら高さ120㎝~、幅150㎝~、奥行き55㎝~、重さ200㎏以上(機種によっても異なります)。
電子ピアノコンパクトサイズで、置き場所を選ばない機種が増えてます。
30㎏~100㎏以下のモデルが多数。

表現力

アコースティックピアノ弦をハンマーで物理的に叩くことで発音するので、弾き手次第で表現の幅は自在に変化します。
電子ピアノ内臓音源でシミュレーションする楽器です。
アコースティックピアノと“似た”ことは可能ですが“同じ”表現は困難。
また、値段や機種によっても表現の幅は変化します。

鍵盤のタッチ

アコースティックピアノ「表現力」の項目と同様。
所謂「先生のところの鍵盤と同じ」環境で演奏が可能。
アコースティックピアノは鍵盤に約6,000個のパーツを使用しており、奏者の表現を繊細にキャッチして発音します。
電子ピアノ樹脂鍵盤、木製鍵盤、ハイブリッド鍵盤の三種類。値段によってクオリティが異なります。
近年はかなりリアルにタッチ感を追求したモデルもありますが、完全に本物同様とはいきません。

耐久年数(寿命)

アコースティックピアノ機種にもよりますが、平均50年程です。
定期的な点検・調律を行うことで適切な状態で長く使用いただけます。
電子ピアノ使い方にもよりますが、平均10~15年と言われています。
生産完了から7年以上経過している場合、故障の際の交換パーツの供給がなく修理不可となる場合がございます。

電子ピアノとアコースティックピアノ どっちがいいの?

可能な限りアコースティックピアノをおすすめいたします

選べるのであればアコースティックピアノを推奨いたします。

電子ピアノは「アコースティックピアノをシミュレーションした電子楽器」ですので、細かな表現や鍵盤のタッチ感を追及するとなると難しい場面も当然出てきます。

しかし、コストや住宅環境によっては「電子ピアノを選びたい」というお客様もたくさんいらっしゃいます。

「できるだけアコースティックピアノに近い機種を選ぶ」が非常に大切ですので、その選び方をご紹介させていただきます。

おすすめのメーカーはある?

価格帯によっておすすめのメーカーや機種は変わります

よく聞かれることですが、ズバリ…メーカーは絞らずに選ぶのがおすすめです!

当店では幅広いメーカーを取扱い・展示しているのですが、同じメーカーの中でも機種によって特徴が異なります。

電子ピアノの主要ブランドをご紹介

YAMAHA
(ヤマハ)
言わずと知れた大手楽器メーカー。
とくに「クラビノーバ」シリーズはファンが多く、長年ピアノユーザーから厚い支持を受けています。
KAWAI
(カワイ)
ヤマハと並ぶ大手国内楽器メーカー。
白鍵だけでなく黒鍵も木製にしているモデルがあるのがカワイの強み。
Roland
(ローランド)
電子ピアノでは最も長い歴史を持つ、日本が誇る電子楽器専門メーカー。
立体音響も手掛けている会社なので、音の立体感や強弱変化は随一です。
CASIO
(カシオ)
近年、楽器ブランドとしてもしっかりと地位を築いています。
コンパクトなデザインやリーズナブルな価格帯が多いのが魅力。

値段の違いは?

価格帯で「鍵盤」「スピーカー」「音源」が変わります
5~10万ほとんどがスタンド別売りの卓上タイプ。
持ち運びしたい、置き場所を何度も変えて使いたいという方におすすめ。
88鍵盤揃っている電子ピアノとしては最安値。
手軽さを最重要視する方におすすめ。
鍵盤:樹脂
スピーカー:2つ
10~15万ここからほとんどが設置型になります。
キーボードでは物足りないという方におすすめ。
小学生であれば、バイエル半ばくらい(習って半年間くらいが目安)まで使用できます。
強弱変化や表現力といった点では物足りなさを感じるかもしれません。
買い替えを前提とした、幼稚園くらいのお子様用として人気です。
鍵盤:樹脂
スピーカー:2つ
15~20万「レッスンモデル」のエントリーランク・
このランクからピアノらしい表現力がついてきます。
メーカーによっては木製鍵盤を採用したり、音源の種類が上位機種同等になります。
「レッスンには通っている」けど「出来る限り予算を抑えたい」という方におすすめ。
鍵盤:樹脂、木製パーツ使用
スピーカー:2~4つ
20~30万これからレッスンを始める方に最も売れ筋の価格帯。
音の立体感、表現力が豊かになり、ピアノらしさが出てきます。
鍵盤も木製パーツを使用し、アコースティックピアノに近い演奏力を再現。
「長く続くか分からないし…」とお悩みの方でも最低限このランクから選ぶのがおすすめ。
ピアノの先生からも推奨される事が多い価格帯です。
鍵盤:木製パーツ使用
スピーカー:4つ
音源:30~40万ランクと同様の音源を使用
30~40万表現力がかなり増し、本格的な演奏も可能です。
誰が聴いても違いが分かる程、音の響きに迫力と繊細さが増します。
スタンダードのワンランク上を目指すならこの価格帯。
鍵盤:木製パーツ使用
スピーカー:5~6つ
音源:40万~ランクと同様の音源を使用
40~45万最高峰クラス。
かなりアコースティックピアノに近くなり、「電子ピアノとアコースティックピアノのハーフ」のようなピアノが登場します。
「本当はアップライトが欲しいけど、場所や音の問題があるから電子ピアノ」という方におすすめ。
鍵盤:木製パーツ使用
スピーカー:6~8つ
音源:各メーカー最高峰の音源を使用

※上記の価格帯にはインテリア性や機能性の高いタイプのモデルは含んでおりません。

おすすめの価格帯は?

20~30万円以上から選ぶのがおすすめです

「鍵盤」「スピーカー」「音源」のバランスが取れているのはこの価格帯以上から。

アコースティックピアノは木の鍵盤 ⇒ 木材を使用した「鍵盤」を選ぶ
アコースティックピアノの音量は無限 ⇒ 「スピーカー」にこだわる
アコースティックピアノの表現力は無限 ⇒ 細かなニュアンスも引き出す「音源」を選ぶ
これらをクリアし始めるのが20~30万円以上の機種です

大切なのは“アコースティックピアノとのギャップを減らす”こと

  • 家でたくさん練習したのに、先生の所のピアノで弾いたら丸を貰えなかった。
  • 発表会やコンクールで思うような演奏ができなかった。
  • 昔使っていたアコースティックピアノとの違いが気になる。

実はピアノ選びで解消できることです。

大前提として、アコースティックピアノを選ぶに越したことはありませんので、電子ピアノ選びは可能な限り“アコースティックピアノとのギャップを減らす”ことが大切です。

よくあるQ&A

Q.習い先のピアノと同じメーカーで選んだ方が良い?

A.必ずしも同じにする必要はございません。

価格帯によって、どのメーカーのどの機種がおすすめかは変わります。
メーカーにはこだわらずに価格帯や使い方、どんな風にピアノが弾けるようになりたいかを重要視して選ぶのがおすすめです。

Q.子供用に続くか分からないのに高いのを買うのは気が引ける…

A.“良いピアノ選び“がピアノ上達のカギです

ピアノ選びで最も多く寄せられるお言葉です。
とくにお子様用のピアノとなれば、「いつまで続けてくれるのか分からない」と不安に思うのは当然です。
ただ、良いピアノで練習すれば上達するのも事実です。
ぜひ、お子様にいつまでピアノを続けてほしいか、どんな風に家のピアノを使ってほしいかをイメージしながらピアノ選びをしてみませんか?

Q.自宅ではあまり音を出せないのでスピーカー数は少なくても良い?

A.音が出せないからこそ、スピーカーにはこだわりましょう。

実際に聞き比べるとすぐに分かりますが、スピーカー数が少ない、小さいモデルは音量を絞ると籠って聞こえます。
スピーカーの数が多い、サイズがある機種はある程度音量を絞ってもクリアに聞こえます。
ぜひ店舗で実際に確かめてみてください。

Q.電子ピアノに必要なスペースは?

A.「横幅150㎝&ピアノの奥行+60㎝」をクリアしていればほとんどの機種は設置可能です。

どのメーカーのどの機種も概ね横幅は140㎝~前後です。
奥行+60㎝で弾き手が椅子に腰かけるスペースが確保できます。

次回、おすすめの電子ピアノをご紹介!

2024/06/07(金)公開!記事は画像をクリック☟

お気軽にお問合せください!

店舗島村楽器イオンモール新利府南館店
営業時間10:00~21:00
お電話022-349-1876
担当スタッフ河田(かわた)

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