![*楽器ケースを開けてみたら... ご来店いただくお客様から練習再開の声が聞こえるようになり、とても嬉しいです。]]自粛期間中ご自宅で練習できた方もいれば、楽器を吹けなかった方もいらっしゃると思います。]]楽器を触っていなかった方は「何年も放置したわけでもなく、たった数ヶ月だから楽器になにも問題はない […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/repair-wind/wp-content/uploads/sites/139/2020/07/20200707-70fb6451-e6e0-4801-8ae1-07fa1fbeb229.jpeg)
楽器ケースを開けてみたら...
ご来店いただくお客様から練習再開の声が聞こえるようになり、とても嬉しいです。
自粛期間中ご自宅で練習できた方もいれば、楽器を吹けなかった方もいらっしゃると思います。
楽器を触っていなかった方は「何年も放置したわけでもなく、たった数ヶ月だから楽器になにも問題はないだろう」と考えているかもしれません。
ですが、実際に楽器を吹こうとしたら...
楽器の調子がおかしい...!
動かない場所がある...!
たった数ヶ月でも楽器の状態が悪くなってしまう事があります!
今から練習が始まる!というときに楽器が吹けない...
そのようなことになる前に、今すぐ楽器をチェックしましょう!
リペア料金表はこちら!
フルート編
ジョイントチェック
楽器を組み立ててみましょう。
組み立てた時に固すぎたり緩すぎたりしないか確認しましょう。
・頭部管はチューニングの微調整ができ、かつ演奏中に動かない固さであること
・足部管はある程度固めであること
※グリスは絶対塗らないように!
適度な固さではない場合は調整に出しましょう。
関連記事:フルートの拭き(吹き)上手?
キイチェック
キイを押してみましょう。
動きの悪いキイはないか、ゆっくり押してみましょう。
動きが鈍い場合は、オイルが切れている可能性やキイが曲がっている可能性がありますので、調整に出しましょう。
関連記事:キィが動かない!音が切り替わらない!
タンポチェック
楽器を横から覗いて、タンポの表面を確認しましょう。
破れや毛羽立ちが無いか見ましょう。
破れている場合はすぐに調整へ、毛羽立ちがある場合はタンポの交換が必要になる可能性がありますので、一度点検へ出しましょう。
タンポのべたつきチェック
キイを押して放した時に「ペチャペチャ」と音が鳴る場合は、タンポのべたつきまたはタンポの調整が必要な場合があります。
湿度や温度によって鳴らない場合もある為、しばらく様子をみてみましょう。
それでも鳴ってしまい気になってしまうようでしたら点検へ出しましょう。
反射板チェック
クリーニングロッドを使い、反射板の位置を確認しましょう。
このようにずれている場合は、ヘッドコルクがやせてしまっているので、調整へ出しましょう。
関連記事:フルートの音程が合わない??頭部管の見えないアイツが原因かも?
最後に...
いろいろな演奏会や発表会等、楽しみにしていたことが無くなってしまった方がほとんどだと思います。
ですが、例えば難しい曲にチャレンジしてみたり、有名なプレイヤーの演奏を聞いてみたり、ゆっくり楽器のお手入れをしてみたり...今までできなかったことをしてみる機会になったのではないかなと私は思っています。
まだまだ大変な状況ですが、自分自身も楽器も調子を整えて練習を再開していきましょう!
楽器調整をしましょう!
楽器は生き物!季節や気候の移り変わりで敏感に変化し続けます。
まずは軽く、楽器の健康診断なんていかがでしょうか?
楽器の主治医である技術スタッフが現在の状態をお伝えいたします。
健康診断及びお見積もりは無料ですのでお気軽にお越しくださいませ。
事前にお電話で楽器の種類・メーカー・型番・依頼内容やお困りな事などお知らせ下さい。
急なご来店でも勿論大歓迎です。ご来店お待ちしております。
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