【店長ブログ】ウィーンのオールド・ヴァイオリンが入荷しました。

シマムラストリングス秋葉原

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2020年01月31日

皆さんこんにちは。]]シマムラストリングス秋葉原:マネージャーの糸山です。]]今年はオリンピックイヤーで大変な盛り上がりをみせようとしていますが、2020年がベートーヴェン生誕250周年を迎える年でもあることはご存知でしょうか?]]今年の「[https://www.lfj.jp/lfj_2020/t […]

皆さんこんにちは。
シマムラストリングス秋葉原:マネージャーの糸山です。
今年はオリンピックイヤーで大変な盛り上がりをみせようとしていますが、2020年がベートーヴェン生誕250周年を迎える年でもあることはご存知でしょうか?
今年の「ラ・フォル・ジュルネTOKYO(LFJ)」のテーマも『ベートーヴェン』ということで盛大に行われるそうです。(当社のブースも出展します。筆者は5月4日にスタンバイ予定です笑)

本日は、メモリアルイヤーであるベートーヴェンにゆかりのある、音楽の都:ウィーンの街で製作されました、1挺のヴァイオリンをご紹介したいと思います。

Ecole de Vienne(Wien School), Austria – Wien, 1770

ベートーヴェンが半生を過ごしたウィーンの街は、4世紀以上に渡ってクラシック音楽の中心地でした。(もちろん、今でも中心地であることに異論はありません。)
音楽の繁栄はウィーン市内の作曲家、楽譜出版社、ピアノづくり、そして弦楽器の生産にも大きな影響を与え、目録や領収証等に確認される市の重要なアーカイブ資料には、ウィーンの王族や貴族へ納入した楽器の多くが、地元ウィーンの職人たちが製作したことが分かっています。

この作品は、鑑定家によっておおよそ1770年頃の「Ecole de Vienne(=Wien School)」と推定されるオールド・ヴァイオリンです。
交響曲の父:ハイドン(1732-1809)、神童:モーツァルト(1756-1791)、そして楽聖:ベートーヴェン(1770-1827)らが活躍した時代と同時期に演奏されていた・・・と想像すると、非常に興味深いヴァイオリンですね。今日まで大切に保管され、ご縁あって、ここに辿り着いて来てくれた事に感謝です。

お値段も1770年代のイタリアン・オールド・ヴァイオリンと比較すると、例えばG.B.ガダニーニになりますと桁が2桁は変わりますが(恐らく0ゼロが2つ増えます・・・)、同時代を生きたウィーンのオールド楽器も大変お薦めです。ご来店お待ちしております!

それではブログの最後に、恒例のお店周辺のグルメスポットをご紹介。
今日はシマムラストリングス秋葉原から徒歩10分、御徒町「吉池食堂」さんのアジフライ定食です♪ 毛替え待ちタイムに是非。

味(鯵)にうるさいマイスター茂木もご満悦のスポットです。(色々食べたくなったらしく、アジフライの忠告を無視して「ミックスフライ定食」になってます。笑)

それでは、今日はこの辺で。

※記事中に販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その情報は記事更新時点のものとなります。店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。