【商品レビュー】Larsen社 チェロ弦 Il Cannone(イル・カノーネ)試してみました!

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2020年10月10日

*Larsen社の新作チェロ弦、Il Cannoneが入荷致しました! 3年ほど前にバイオリン用の弦として新登場していた、Larsen社の”IlCannone”ですが、この度チェロ用弦も発売となりました!]]ヴァイオリンの鬼才と称されるニコロ・パガニーニが愛用していたGuarneri del Ges […]

Larsen社の新作チェロ弦、Il Cannoneが入荷致しました!

3年ほど前にバイオリン用の弦として新登場していた、Larsen社の”IlCannone”ですが、この度チェロ用弦も発売となりました!
ヴァイオリンの鬼才と称されるニコロ・パガニーニが愛用していたGuarneri del Gesuの”Il Cannone"の名前を冠した今回の新作弦は、その名前だけあって、パワフルな音色が印象的な弦です。開発にあたってはチェリストと何度も打ち合わせを重ね、最終的に2タイプの「Direct&Focused」、「Warm&Broad」の弦が生まれました。この2タイプはお互いに互換性があり、どの組み合わせでもなじむように設計されています。
セットパックには、Direct&Focusedの4弦に加え、Warm&BroadのA、Cがおまけでついてくるという何ともありがたい内容です!

早速中身を見てみましょう!

パッケージを開封すると…

6本の弦が封入されています!

Direct&Focusedの4弦1式

音の響きは名前の通りで、直接的で焦点が絞られたような、シャープな印象。

おまけでついてくるWarm&BroadのA線とC線

音の響きはこちらも名前の通りで、あたたかみのある、広々とした伸びやかな音色です。筆者個人としては、こちらの弦の方が好みでした。

実際にチェロに張ってみました!

巻き線の色はこんな感じ↓

AのみWarm&Broadに張り替え、D,G,CにDirect&Focusedを張っています。Focusedが緑、Warmが緑に赤糸で印が付いています。黒い印は各弦の番号を記しているので、外した時に何番線か分かり易いですね!
テールピース側はLarsenといえば!のこの配色は変わりません。

張力は、Direct&FocusedとWarm&Broadの間にはほとんど差はなく、通常のLarsenのオリジナルに比べるとADGは若干強め、Ariosoに比べると、ADは弱め、GCは強めになっています。

IlCannone 張力表

Larsen Original 張力表

Magnacore Arioso 張力表

Larsen チェロ弦 "Il Cannone" 初回限定パッケージ 商品詳細

セット内容 【基本パッケージ】
-A線 Direct&Focused
-D線 Direct&Focused
-G線 Direct&Focused
-C線 Direct&Focused

【おまけ】
-A線 Warm&Broad
-C線 Warm&Broad

6本セット(初回限定)
メーカー希望小売価格 ¥46,530(税込)
税込販売価格 SoldOut

※現在、メーカー側の都合により「バラ弦」での販売は行っておりません。ご不便おかけしますがしばらくお待ちくださいませ。

是非一度お試しになってみませんか?

※記事中に販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その情報は記事更新時点のものとなります。店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。