皆さんこんにちは。
シマムラストリングス秋葉原：マネージャーの糸山です。

去る10月30日（金）-11月1日（日）の3日間で開催しました「弦楽器大展示会in秋葉原UDX」、おかげさまで盛況のうちに終了することができました。この場を借りて御礼を申し上げます。

ご来場の皆さまには、受付での記帳＆身分証のご提示・手指の消毒・検温などにご協力頂き本当にありがとうございました。安全第一で運営させて頂きましたが、何とか無事に終われたのではないかと、そう思っています。

怒涛の3日間で行われたコンサートの模様を少しレポートさせて頂きます。
全てはこのお方の熱い演奏で始まりました。初日のスペシャルゲスト、ヴァイオリニスト：吉田直矢さん、ピアニスト：河崎恵さん。

吉田直矢さんを「クラシック界のジミヘン」と見事に例えた方がいらっしゃいましたが、皆さんの自粛フラストレーションを存分に満たした、まさに圧巻のパフォーマンスだったのではないかと思います。

クライスラーやカルメン幻想曲からは本当に煙が上がるかと思いましたし、ヴァイオリンへの愛情が伝わるMCもさすがでした。

トップバッターを務めて頂いた吉田直矢さん、河崎恵さん、本当に本当に、ありがとうございました！！

2日目は2公演でした。まずはヴィオリスト：今津文恵さんとピアニスト：桐榮哲也さんのデュオ「Duo touchant（デュオ・トゥシャン）」にご登場頂きました。

演目は、生誕250周年を記念してベートーヴェンの曲をリクエストさせて頂いたのですが、なんとベートーヴェンのヴィオラ曲はもともと弦楽三重奏曲として作曲された後に編曲されたこの大曲「夜想曲（ノットゥルノ）」1曲しかなかった・・・ということが発覚したのでした。（私が無知でした！）
お二人とも準備が大変だっと思うのですが、快く引き受けて下さって、もう感謝しかありません。

ヴィオラとピアノのメロディーが入れ替わり、行き違い、複雑に交錯してはユニゾンする、何とも美しいメロディーを堪能しました。

ナポリの名器：Alssandro Galigano（アレッサンドロ・ガリアーノ）の希少なオールド・ヴィオラを聴けたことも贅沢な体験です。

立ち見もできて大盛況でした。今津さん、桐榮さん、ご出演ありがとうございました！

次に登場して頂いたのはヴァイオリニスト：井阪美恵さん、ピアニスト：山本まゆ子さんのお二人です。

井阪さんは今年の春に第1子をご出産されて、それから初めてのデュオ・コンサートだったそうです。産まれ給いし我が子に捧げたベートーヴェンのロマンスは、さらに深みと優しさ、そして包容力を感じました。

ヴィエニャフスキはオペラ「ファウスト」の美しい旋律＆スリリングな超絶技巧で見応えたっぷり‼️
手に汗握る熱演でした。ご出演ありがとうございます！

最後に可愛いお嬢様と記念写真♪ また遊びに来てね~。

井阪さん＆山本さんのデュオで11月にCDが発売になりましたので、ぜひ皆さまチェックされて下さい！！

そして、最終日の大トリを務めて下さったのは、ヴァイオリニスト：志村寿一先生です。

無伴奏バイオリンコンサート、オールJ.S.Bachプログラム。
ご来場者の中には、今年発売された著書「身体と音楽との調和」を愛読されていらっしゃる方も多く、かなり注目度の高いコンサートだったのではないかと思います。

熱気と喧騒に包まれた展示会がシーンと静まり返り、増幅される倍音にみんなで耳を澄まして、美しい音色を堪能しました。
演奏時の無駄のない所作、身のこなし、めちゃくちゃ憧れます！

身体のことや倍音に関するお話もあったMCトークは、噺家さん真っ青の切れ味で凄く面白かったですね！！
志村先生、ご出演下さって誠にありがとうございます！

ヴァイオリニスト：アテフ・ハリムさんには3日間ご来場下さり、展示会を温かく見守って下さりました。本当にありがとうございました。（私は孫になったような気分です。）

アテフさんの格言で『健康1番。銀行2番。』という必殺の親父ギャグ(?)があるのですが（片言の日本語で絶妙なタイミングで仰るので面白いんです！笑）、今回のイベントは冗談じゃなく、この格言をまさに地で行くことになりました。

チェリスト：新倉瞳さんもサプライズでご来場下さり、ご本人が表紙を飾ったサラサーテ12月号のサイン会を急遽行ったほか、お客様の楽器選定にも快くお手伝い頂きました。もう感謝感激です！

当日はもうバッタバタで残念ながら一緒にお写真が撮れなかったのですが、柏木真樹さん（Vn）、白井篤さん（Vn）、二宮隆行さん（Va）、福元麻理恵さん（Vn）の皆さまにもご来場頂きました。ホントに大大大大大大大大感謝です！！！！

私にとってはお客様・アーティスト・製作家や同業のお取引先様方々とお会いできた「3 meets（さんみーつ）」な展示会となりました。ご来場頂きました皆様にも、楽器との出会いや色々な方々とのご縁が繋がったことを願ってやみません。
3日間の予想以上の集客は大変嬉しく、また大変光栄に思っております。心より感謝申し上げます。
そして関係者の皆様、お疲れ様でした。（今回は密集を避けるため恒例の「集合写真」の撮影は行いませんでした。また次回！）

それでは、ブログ最後は恒例の近隣グルメをご紹介。
今回は「羊香味坊（ヤンシャンアジボウ）」さんでぜひ御賞味頂きたい「3 Meats（さんみーつ）」をご紹介させていただきます。

フレンチラムチョップ↓

ラム肉のスペアリブ↓

ラム肉と長ネギの塩炒め↓

おまけのパクチーサラダ↓

それでは今日はこの辺で。