![皆さま、こんにちは。]]シマムラストリングス秋葉原マネージャーの糸山です。]]実はいま、出張でスペイン・バレンシアに来ています。 出張の模様は、後日ブログ「[https://blog.shimamura.co.jp/archive/category/%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82% […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/repair-violin/wp-content/uploads/sites/146/2019/01/20220131-line_476398278920381.jpg)
皆さま、こんにちは。
シマムラストリングス秋葉原マネージャーの糸山です。
実はいま、出張でスペイン・バレンシアに来ています。
出張の模様は、後日ブログ「ルシアー駒木のよもやま話」でご紹介があると思いますので、またアップされた際にお知らせしたいと思います。
ちなみに、↓ このお方が駒木さん。弊社スタッフの中でもダントツの有名人です!
さて、怒涛のGW10連休も嘘のように1か月前の出来事となり・・・、お礼が大変遅くなりましたが「弦楽器大展示会in秋葉原UDX」へのご来場、誠にありがとうございました。色々な反省点はありますが、おかげさまで無事に終えることが出来ました。皆さまには心より感謝申し上げます。
期間中は、素敵なゲストをお迎えさせて頂きました。まずは、チェリスト:溝口肇さん。
ワイワイガヤガヤと盛り上がっておりました展示会の雰囲気が突如として一変し、安らぎと至福のひと時を与えて下さりました。最初の一音で、圧倒的なオーラに全員が惹きこまれましたね。そして、心が浄化されるかような、美しい音色。感情が揺さぶられる演奏に涙腺が緩んでしまったのはきっと私だけではないはずです。いや~とにかく癒されました。
溝口肇さん、ご出演頂き本当にありがとうございました!
また、会場のPA機器が使えないハプニングが発生し、ピアニスト:山本有紗さんには、急遽のピンチヒッターをたった一晩で仕上げて来て下さり、本番を見事に演奏して下さりました。大ピンチを救って下さった山本さんは、ホントに私の救世主です・・・。本当にありがとうございます・・・。
そして、ヴァイオリニスト:吉田直矢さん&ピアニスト:山本有紗さんによる『出展各社のイチオシの逸品』を弾き比べるコンサート3DAYS!!展示会を毎日MAX盛り上げて下さりました。
手渡されたばかりの名器たちを次々に弾きこなしてゆく様は、もはや達人の域。1挺1挺の楽器にリスペクトとパッションを込めた、熱い、本当に熱すぎる、熱狂的なステージでした。
尚、今回、演奏した楽器はこちらになります。↓
■吉田直矢ヴァイオリン弾き比べコンサート使用楽器 -Dario Michielon(黒澤楽器店様ご提供) - Mezzo Forte Carbon Violin(コルグ様ご提供) - Maurizio Tadioli(弊社提供) - Iginio Siega(マツオ商会様ご提供) - Hargen Weise(プリマ楽器様ご提供) - Caressa & Francois(S.I.E.様ご提供) - Aquilino Luigi Aquilino(グローバル様ご提供) - Thomas van der Heyd(ロッコーマン様ご提供) - Tetsuo Matsuda(白川総業様ご提供) |
お二人のおかげで、3日間に渡った展示会を盛大に終えることが出来ました。厚く御礼申し上げます。
また次の機会も是非!宜しくお願い致します!!
最終日のお片付け後に、出展にご協力下さったお取引先皆さまと恒例の記念撮影をパチリ。皆さま、お疲れ様でした~。
そして、5月18日(土)にはロンドン生まれの凄腕ヴァイオリニスト:泉里沙さんをお招きし、「泉里沙 ヴァイオリンリサイタル」を開催させて頂きました。皆さま、こちらもご来場ありがとうございました。
ブラームスにはじまり、J.S.バッハ、パガニーニ、サラサーテ、イザイと、息つく暇もない、変幻自在の素晴らしい演奏。終始、圧倒されました。ご愛用のRoccaは、シマムラストリングス秋葉原のデッドな空間でも、もの凄い響きでした…。
ピアニストの日下知奈さんにも、美しい旋律でコンサートの魅力を引き立てて下さりました。本当に感謝です。ご出演ありがとうございました!
■演奏プログラム 1. ブラームス / ヴァイオリンソナタ第2番 イ長調 作品100 2. J.S.バッハ / 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番ホ長調BWV1006より抜粋 3. パガニーニ / モーゼ幻想曲 4. サラサーテ / 序奏とタランテラ op.43 5. イザイ / 無伴奏ヴァイオリンソナタ第6番 ホ長調 【アンコール】 J.ウィリアムズ / 映画「シンドラーのリスト」より 3つの小品から「シンドラーのリスト」のテーマ |
また、5月中頃にはイタリア・CremonaからJens Gosta Johanssonがシマムラストリングス秋葉原に初来店。今回は弊社:グランフロント大阪店の展示会ゲストとして来日して下さったのですが、秋葉原にお見えになった時はOFFモード全開でアロハシャツでご来店されました。職人の面影のない写真に(笑)
ただ、この来日に合わせて製作した「チェロ」がまた、、、べらぼうに凄い力作でして・・・。(↓写真は名古屋にて撮影)
Jens G. Johansson, Italy - Cremona, 2019 Violoncello Model; Domenico Montagnana
バタバタでまだろくにWEBSITEでもご紹介できていない作品なのですが、近日中にUPしたいと思います。
5月末の週末には、志村寿一先生と共に名古屋に出張させて頂き、「身体と音楽との調和」公開レッスンを開催させて頂きました。ご参加の方々は大変お上手なお嬢様たちにご受講頂き、意外な「身体」と「音」の関係性に驚きのレクチャーでした。
噂のSHIMUREST©も、大変ご好評頂きました♪
名古屋の皆さま、ありがとうございました!
写真左から、志村寿一先生、長久手店スタッフで名古屋の展示会を担当する久保田、筆者、名古屋アクルス店マネージャー:村上。
(セミナーでお仕事中の志村先生のお写真もお待ちしております~!)
そして月末には、私が個人的にも大好きな「爆音」ヴァイオリンを作り出す弦楽器製作家:藤田鉄平さんの工房にお邪魔しました。
鉄平さんはイタリア・ModenaのMarcello Belleiのもとでアシスタントを務めた実力者で、ボローニャの名器Ansaldo Poggiの実弟であり現代最高峰の製作家のひとり、Giancarlo Gucciardiにも度々教えを受けました。日本でも珍しい「Poggiを理想形とする」アーティストなのですが、今回ご縁あって、本物のAnsaldo Poggiを、それも黄金期と呼ばれる1930年代の大変貴重な名器を拝見させて頂く機会がありました。
極上の名器・・・、良い目の保養に(耳も♫)なりました。
コレクターが血眼になっても探せないような極上品Poggiを拝見&拝聴した我々は、そのインスピレーションをそのままに、次の秋に向けた作品の打ち合わせを行い、この時の為に温めていたビンテージ物の材料を贅沢にも使用することに決定。
仕上がりが今からとても楽しみです!
最後に、実は、未だWEBSITEにご紹介ができていない・・・、特別な新作名器が入荷しています。
Joachim Schade, Germany - Halle, 1993
「東欧のストラディヴァリウス」と呼ばれる現代名器、ヨアヒム・シャーデです。
先日3月に、マイスター茂木とシマムラストリングス秋葉原スタッフの前田がドイツ鉄道旅で探してきた作品が、GW展示会の目玉商品のひとつだったのですが、色々ありましてGW後に・・・(怒)入荷してしまいました。楽しみにして下さっていた方、申し訳ありません。
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のヴァイオリン奏者の方が使用していた作品との事で、素晴らしいパフォーマンスをお約束できる逸品です。是非一度、ご高覧下さいませ。お問い合わせお待ちしております。
このブログ記事が「忙しいことを理由に何も出来ていない言い訳」になりませんように・・・、この度、シマムラストリングス秋葉原では一緒に働く「仲間」を募集しております。こちらのページから詳細をご覧になれますが、本社で製作している金太郎飴テンプレートのような内容ですので、ご興味のある方は実際にお会いした際に。
では、バレンシアグルメを最後に掲載して締めくくりたいと思います(笑)
Corvina a la Plancha・・・「コルビナ」というニベ科(?)のお魚のグリル。
Rodaja de Merluza Fresca a la Plancha・・・輪切りにした「メルルーサ」というお魚のグリル。
Sepia a la Plancha・・・イカ焼きはバレンシアだとこうなります。
それでは、今日はこの辺で。
6月も皆様のご来店をスタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
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