パリの弓職人:Sandrine Raffin来日。

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2018年01月30日

皆さまこんにちは!シマムラストリングス秋葉原:マネージャーの糸山です。]]先日11月10日(土)-12日(月)の3日間、フランス:Parisより弓職人:Sandrine Raffin(サンドリーヌ・ラファン)さんにお越し頂き、「Sandrine Raffin 弓の毛替え会」を開催させて頂きました。  […]

皆さまこんにちは!シマムラストリングス秋葉原:マネージャーの糸山です。
先日11月10日(土)-12日(月)の3日間、フランス:Parisより弓職人:Sandrine Raffin(サンドリーヌ・ラファン)さんにお越し頂き、「Sandrine Raffin 弓の毛替え会」を開催させて頂きました。

改めてサンドリーヌ・ラファンさんを簡単にご紹介致しますと、偉大なオールド弓鑑定家である父:Jean Francois Raffinを持ち、古くはPierre Marie Persoit(ピエール・マリー・ペルソワ)、Dominique Peccatte(ドミニク・ペカット)から技術継承が繋がっている弓職人です。

毛替え会はおかげさまで、3日間満員御礼を頂戴しました。ありがとうございました!
ラファンさんご本人作の弓はもちろん、オールド名弓:トルテ、パジョー、ペカット、ヴォワラン、サルトリーなどを毛替えさせて頂きました。

いつもご愛用の道具もお持ち込み頂きました。(ナイフは切れ味鋭くキレッキレです。)

毛替えの様子はご本人の希望により「非公開」で行われましたので、その様子を少しだけですがアップ致します。

毛替えをお客様の目の前で行わない理由は、「心技体」の充実。
集中力を少しでも欠くと『弓はちょっとした不注意で簡単に、すぐに折れてしまうわよ!!』・・・ということで、お客様の大事な弓を1本ずつ丁寧に毛替えするため・・・でした。ご覧になりたかった方、本当にゴメンナサイ!

余談ですが、私はラファンさんを『毎晩夕食を一緒に食べに連れて行く係』だったのですが(笑)、11月8日(木)朝に日本に来日してから毛替え会が終わる12日(月)まで、アルコールは1滴も飲まず、早寝早起きをされて毛替えの為のコンディションづくりをされていたのが印象的でした。ビール一口も許さない、ラファンさんの徹底したの仕事に向かうシビアな姿勢には本当に脱帽です。

さて、帰国前日にはちょっとしたOFFがあり、谷中~上野~浅草の下町を散策。
ラファンさんは「Maccha」の付く食べ物/飲み物が大好物。

ちょうど浅草にある鷲神社では酉の市(二の酉)が行われてまして、お互いの商売繁盛を祈念してお参りに行って来ました。

来年のラファンさんの来日は、2019年夏頃を検討中です。また決定次第、ご案内致します!
それでは、今日はこの辺で。

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