<Violoncello> Custode Marcucci, Italy – Sant’Agata sul Santerno, ca1890 チェロ クストーデ・マルクッチ

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2025年01月05日

クストーデ・マルクッチCustode Marcucci

クストーデ・マルクッチCustode Marcucci

<Description>
-Country: Italy
-Year: ca1890
-Body Length: 752mm
-Upper Bouts: 335mm
-Middle Bouts: 234mm
-Lower Bouts: 436mm
-Diapason: 398mm
-Certificate: Eric Blot
-Label: Alessandro Zanti fecit Mantova 1813
-JAN: 2370000665966


クストーデ・マルクッチが使用した木材はお世辞にも決して良いとは言えない材料ばかりでしたが、物静かな性格と真面目で率直な仕事ぶりによって完璧な楽器を生み出し、その音響的なパワーから「Urlon」と呼ばれていたそうです。
古いイタリア製のチェロをお探しの方に大変お薦めです。演奏家の方、生徒様の楽器をお探しの指導者様もぜひ一度お声がけください。

※展示会や商談で店頭に置いていない場合がございます。試奏をご希望の際は、ご来店前にご予約されることをお薦めします。

¥16,500,000税込

クストーデ・マルクッチCustode Marcucci

クストーデ・マルクッチCustode Marcucci

1864年生まれ。
15歳から家具や車輪、義足をつくる大工として働き、1880年に弦楽器職人へと転身。
主にチェロ・コントラバスを中心に生涯に300挺ほどの作品を製作しました。その半数以上が所在不明となっていますが、ミラノ・スカラ座フィルハーモニー管弦楽団のメンバーが愛用するほか、ロッシーニ財団が所有するCustode Marcucci 1926年製のチェロが優秀な若手チェリストに貸与されています。
人生の大半をサンタガータ・スル・サンテルノで暮らし、その功績が称えられ、町のインフォメーションボードやカントリーサイン、さらには市庁舎の碑石にもマルクッチの名が刻まれています。1951年没。


※画像は使用許諾を得て掲載しています。Photo copyright ©Cusode Marcucci

BUYER'S CHOICE茂木 顕 - KEN MOTEKI

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東京バイオリン製作学校卒業。
国内の専門店・製作工房に勤務後、ドイツのバイオリン製作家ステンゲル氏の工房に就職。
2001年ドイツ国家資格であるバイオリンマイスター試験に合格。
その後、ハンブルグの老舗ヴィンターリンクで工房長として勤務する。
2004年から島村楽器の専属マイスターとなり、弦楽器の買付や工房の運営などをこなすスペシャリストとして活躍中。

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