Charles Francois Peccatte, France – Paris, 1880 ヴァイオリン弓 シャルル・フランソワ・ペカット 銀黒檀

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2024年02月03日

シャルル・フランソワ・ペカットCharles Francois Peccatte

シャルル・フランソワ・ペカットCharles Francois Peccatte

<Description>
-Weight: 61.8g
-Stamp: PECCATTE
-Stick: Pernambuco
-Button & Ferrule: Silver
-Frog: Ebony
-Certificate: Étienne Vatelot
-JAN code: 2500004149012


シャルル・フランソワ・ペカット(1850年生 - 1918年没)は、世界3大名弓のひとりDominique Peccatte(ドミニク・ペカット)の甥にあたる弓製作者です。同じく弓製作者であった父:Francois Peccatte(フランソワ・ペカット)は、シャルルが5歳の時に僅か34歳という若さで他界した為、弓製作は義理の父となったAuguste Lenoble(オーギュスト・レノーブル)から学びました。
1865年にJean-Baptiste Vuillaume(ジャン=バティスト・ヴィヨーム)の工房に弟子入りし、名工:Francois Nicolas Voirin(フランソワ・ニコラ・ヴォワラン)の指導を受け、才能を開花させました。
1885年にアントワープの製作コンクールで銀賞を受賞。1889年にもパリのコンクールで銀賞を受賞し、名声を獲得しました。
1900年にはのちに20世紀最高の名工と称されるEugene Sartory(ウジェーヌ・サルトリー)が弟子入りするなど、19世紀後期における重要な弓メーカーのひとりです。

本作は「PECCATTE」というスタンプが押された中期の作品です。黒褐色のダークブラウンが印象的なフェルナンブーコ材が採用されており、コンテンポラリーの弓とは一線を画した極上の音質を与えます。
F.N.Voirinの影響を受けつつも、D.Peccatteのような力強いスタイルが特徴で、指先との一体感と驚くほどの吸い付きの良さを感じ取って頂けると思います。

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