ヤマハトランスアコースティックピアノを詳しくご紹介!

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2025年01月29日

アコースティックピアノならではの豊かな響きをそのままに、音量調節・消音演奏をすることができるピアノ、それがヤマハ独自のトランスアコースティック™ピアノです。 アコースティックならではのタッチや自然で豊かな響きにこだわりながら、電子音源を使って自由に音量調節ができます。 またタブレット端末などの外部機 […]

アコースティックピアノならではの豊かな響きをそのままに、音量調節・消音演奏をすることができるピアノ、それがヤマハ独自のトランスアコースティック™ピアノです。

アコースティックならではのタッチや自然で豊かな響きにこだわりながら、電子音源を使って自由に音量調節ができます。

またタブレット端末などの外部機器も接続して楽しむことができるピアノとして、今を生きている私たちの時代に相応しいピアノのあり方を追求した新しい発想のアコースティックピアノ!大好評販売中です。

トランスアコースティック/響板スピーカーシステムとは

従来の消音ピアノ/サイレントピアノから進化した3つのおすすめポイント&特徴をご紹介します。

【ポイント1】より良く進化した消音ピアノ/サイレントピアノの新しいかたちです

従来の消音ピアノは、夜間や周囲へ音の配慮のためヘッドホン又は外部接続のスピーカーを接続して使用しています。

それに対しトランスアコースティック™ピアノは、響板をスピーカーとして利用するシステムにより、ピアノ全体の自然な「鳴り」はそのままに小音量でのピアノ演奏が可能になっています(ボリューム調整が可能)。ヘッドホンを使わなくても、音量に配慮した自然な感覚で演奏をお楽しみいただけます。

【ポイント2】響板:木のナチュラル感ある響き

生ピアノの響きの豊かさを決定づけるため「ピアノの命」ともいわれる響板(サウンドボード)。響板には、よりよい音響を得るために各社がこだわる設計と品質的に優れる木材を使用されています。

その木材自身を響かせる為、従来のスピーカーにはなかった木のぬくもり感や弦の共振感・空気の振動感が得られます。

【ポイント3】デジタルとアコースティック感の融合

電子ピアノと同様に、オルガンやストリングスの音色をお楽しみいただけます。

ピアノの音色はもちろん様々な他の音色も、響板や弦・ピアノ本体を共鳴させて響かせるため、独特の音色となり、いつまでも弾いていたい心地良さがあることです。これは是非体験して頂きたい魅力としておすすめいたします。

トランスアコースティックピアノ ラインナップ

TCシリーズ
b Series に対応
品番ピアノ本体価格TC付品番トランスアコースティック™付TC3
b113
¥528,000b113TC3¥935,000
b113DMC¥792,000b113DMC-TC3¥1,199,000
b113PWH¥902,000
b113PWH-TC3¥1,309,000
b121¥638,000b121TC3¥1,045,000
TAシリーズ
YUS Series/YU Series/C Series に対応
品番ピアノ本体価格TA付品番トランスアコースティック™付TA3
YU11
¥880,000YU11TA3¥1,342,000
YU33¥1,100,000YU33TA3 ¥1,562,000
YUS1¥1,210,000
YUS1TA3
¥1,672,000
YUS1Wn¥1,485,000YUS1Wn-TA3
¥1,947,000
YUS1MhC¥1,562,000YUS1MhC-TA3¥2,024,000
YUS3
¥1,386,000YUS3TA3¥1,848,000
YUS3Wn¥1,661,000YUS3Wn-TA3¥2,123,000
YUS3MhC¥1,738,000YUS3MhC-TA3 ¥2,200,000
YUS5¥1,793,000YUS5TA3¥2,255,000
YUS5Wn¥2,068,000YUS5Wn-TA3¥2,530,000
YUS5MhC¥2,145,000YUS5MhC-TA3 ¥2,607,000
C1X
(グランド)
¥2,255,000CX1-TA3¥3,190,000
C3X
(グランド)
¥2,860,000C3X-TA3
¥3,795,000
  • 標準付属:ヘッドホン・電源アダプタ他
  • 表記価格は全てメーカー希望小売価格(税抜)です。ヤマハピアノを含め、後付けはできません。

トランスアコースティックピアノの主な特徴

【音質/音源】

トランスアコースティック™TA3タイプでは、2種類のコンサートグランドピアノの音をお楽しみいただけます。

1つはヤマハのフルコンサートグランドピアノCFX、もう1つはウィンナートーンで有名なベーゼンドルファーインペリアル。それぞれの音色を、その豊かな響き・多彩な音色の変化まで、余すところなく再現します。

またグランドピアノの共鳴音を再現するバーチャル・レゾナンス・モデリング(VRM)を採用。さらにトランスアコースティック™ピアノではトランスデューサーを軽量化し、特に高音域がより自然でクリアな響きとなりました。

【機能面】

Bluetoothオーディオ接続に対応(TA3トランスアコースティック)。
スマートデバイスなどからオーディオデータを手軽に送信し、楽器本体で再生した曲に合わせて演奏を楽しむこともできます。

さらに、ヤマハ開発した無料アプリスマートピアニストとの連携により、音色切り替えや録音などの各種機能をスマートデバイス上で簡単に操作できます。

【音/スピーカー】

アコースティックピアノは、一般的に弦の振動が駒を介して響板に伝わり音が響きますが、トランスアコースティック™は、トランスデューサー(加振器)が電子音の情報を振動に変換して響板に伝えます。

ピアノの響板がスピーカーの役割となりピアノ全体が共鳴するアコースティックならではの豊かな響きが生まれます(※響板の響きに影響を与えないよう、響板には加振器の軽い振動する部分のみを付加し、重いマグネット部分などはボディが支えています。響板に加振器全体を付加させることが無いため、その響きは弦やピアノ全体の自然な共鳴と共にアコースティックピアノ本来の音色を再現します)。

【音/音源】グランドピアノ全体から生まれる多彩な響きを バーチャル・レゾナンス・モデリング(VRM)で再現

グランドピアノの豊かでふくよかな共鳴音。それは、たとえばダンパーペダルを踏んだときに、弾いた鍵盤の弦の振動が、ほかの弦や響板へ伝わることで生まれます。

今回さらに進歩したVRMでは、高音域のアリコートや、響板や側板・フレームなどのピアノ本体部の響きまで再現します。「VRM」は、この複雑に影響し合う弦や響板などの状態をシミュレートし、それをリアルに再現することで、アコースティックピアノならではの響きを作り出す画期的な技術です。

鍵盤を押さえるタイミングやペダルを踏むタイミングと深さに応じて、瞬間瞬間の共鳴音を生み出すので、変化に富み、多彩な演奏表現が可能です。

【タッチ/センサー①】キーセンサー(アップライトピアノの場合)

88鍵すべての鍵盤の下にヤマハ独自のグレースケールシャッター方式のキーセンサーを搭載。鍵盤の動きを連続的にキャッチし、消音時でも自然な音楽表現を可能にします。

センサーは鍵盤に触れることのない非接触方式なので、大切なピアノのタッチに影響を与えることもありません。

【タッチ/センサー②】ハンマーセンサーとクイックエスケープ方式(グランドピアノの場合)

グランドピアノ演奏時のゆっくりとした打鍵や素早いトリルなどの鍵盤の動きをより正確に検出するために、グランドピアノ専用のセンサーを搭載。キーセンサーと同様の非接触方式でタッチに影響を与えません。

また消音機能を搭載しても、アコースティック演奏の際にグランドピアノに求められている優れた演奏性、音楽表現力を全くそこなわないクイックエスケープ方式を採用。打弦時のハンマーと弦との距離を最適な位置に調整することで、アコースティック演奏時と消音演奏時のタッチ感をベストな状態に切り替えることができます。

                                       

ピアノ本来の音の止め方

ピアノ本来の音「生の音」は、サイレントピアノとおなじくピアノアクション部で音を止めています。

ハンマーと弦の間にハンマーシャンクストッパーがセットされ、打弦直前にハンマーの動きを止め、弦を鳴らさないようにします。キーセンサーでは、打鍵の強弱や速さなど鍵盤の動きをきめ細かく捉えます。

                                      

トランスアコースティックピアノの下前板を外してみました

鍵盤の下にあるパネルを開けるとトランスデューサー(加振器)がついています。このトランスデューサーが電子音の情報を発信し、響板へ伝え、ピアノ全体が共振します。ピアノは弦の振動が駒を介して響板に伝わり音が響きます。

トランスアコースティック™は、弾いた情報をセンサーが感知、トランスデューサー(加振器)へ電子音の情報を伝え振動に変換して響板を響かす技術です。ピアノの響板がスピーカーの役割となるのでピアノ全体が共鳴するアコースティックならではの豊かな響きが生まれます。

                                     

当店調律スタッフがトランスアコースティックモードで弾いてみました
(調律スタッフからのコメント)

(調律スタッフからのコメント)

弾いた瞬間、自分の耳と目を疑うほどに電子音&スピーカー音と思えない、驚きのクオリティでした。

従来の消音ピアノやグレードの高い電子ピアノ、ハイブリッドピアノと比較しても断然リアルで弾いていて楽しくなります。弦の共鳴感や楽器の振動感、何より木そのものの響きを確かに感じます。店頭で試弾されたお客様やご購入されたお客様の評判も上々です。

特に個人的に気に行っているのは、ヘッドホンのわずらわしさもないこととボリューム調整できること。電子ピアノでは鍵盤の重さや反動が足りないけど、ピアノほど大きな音は出せないという方にもおすすめピアノです。

                                      

ヤマハとカワイの違い

まず先に共通の部分として、サンプリングされたグランドピアノの個性の再現性が高く、両社のこだわりを強く感じます。ヤマハはヤマハのサウンド、カワイはカワイのサウンドを色濃く感じることができました。

私見としては音源に関して、重要なポイントとしてピアノ自身の個体差もあるように感じた事を挙げます。アコースティック楽器に共通する個体差について考えると、響板の板そのものの響きがあるため、ピアノの設置環境やコンディションも大切な要素になりうるのではと思います。

両社の大きな違いについてはタッチに関するセンサー部分にあると思います。カワイはハンマー部分、ヤマハは鍵盤部分のセンサーで弾き手が思い描く細やかなニュアンスの表現をキャッチしています。スタッカートで弾いたときには歯切れのいい音を、ゆっくりと指を離したときには長く余韻を残す音ような感触で弾けます。

サンプリングされた音はグランドのもの、ハンマーも鍵盤も動きはアップライトという点で独特なものを感じました。その点、両社のグランドでは従来のサイレントとは一線を画した本格的な仕上がりに本当に驚きました。

来店・試弾のご予約

ご予約いただきましたお客様は、当日お待たせすることなく優先でご案内をいたします。下バナーよりお申し込みください。

また、展示ピアノの詳細など、事前のご相談も承っております。お気軽にご相談ください。

アフターケアの体制も万全です

ピアノは初めてピアノの選び方がわからないという方でも安心です!ピアノ専門のスタッフがわかりやすく親切丁寧にご案内いたします。

当店では調律師が常駐し、店頭での店頭管理はもちろん、ご購入後には出荷前の調律調整、お手入れを致しますので最善の状態でのお届けです!定期的にこちらから調律のお知らせもいたします。わからないことはいつでもお気軽にご相談下さい。

永くご愛用いただくピアノだからこそ、安心のサポートをご提供いたします。

【安心の3年保証】御成約時にメールアドレスのご登録&年1回の定期調律実施で3年間保証!

ショールームのご案内

地域最大級のアコースティックピアノ専門ショールーム島村楽器ピアノセレクションセンター

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新品・中古ピアノを常時100台以上展示しており、お気に入りの1台をゆっくりとお選びいただけます。
専門スタッフと熟練の技術者がお客様をサポートいたします。
小さなお子様のために、お絵描きやDVDをお楽しみいただけるキッズコーナーをご用意しております。
無料駐車場ございます。お気軽にご利用ください。皆様のご来店を心よりお待ち申し上げております。

                                     

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