【ピアノ】ヨーロッパ『SAUTER・ザウターピアノの魅力』大特集!

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2017年08月07日

ザウター誕生HISTORY

19世紀初め、創業者のヨハン・グリムは、ベートーベンと公私共に親しかったピアノ製作家シュトライヒャー夫妻のもとでピアノ製作を学んだのち、故郷のドイツ・シュパインヒンゲンに1819年ピアノ工房を作ります。
当時ショパンはわずか9歳、ベートーベンは49歳。ピアノが今の形になる遥か前にザウターピアノは誕生したのです!

ザウターピアノの歴史

その後、グリムは見習い職人として働いていた甥カール・ザウターの優れた技術を認め、工房の跡継ぎにします。
カール・ザウターは工房を工場へと大きくし、ザウター社が誕生します。

ザウターピアノの歴史 「SAUTER(ザウター)」ロゴ

創業から変わらない、伝統を受け継いだピアノづくり

ザウター社は創業からの約190年間、今も変わらず自然豊かなシュパインヒンゲンの町で、魂を込めたピアノづくりを行っています。
ピアノが発達した時代には、革命や戦争がたくさんありました。危機のときに1番影響を受けてしまうのは、「音楽」をはじめとする文化事です。ピアノにはザウター社ほか多くのメーカーが存在していますが、その多くは時代の流れに負け、一家代々の経営を断念しました。
そんな時代の中、創業者の意思を守り受け継いできた世界最古のメーカー「ザウター」。一家代々歴史を積み上げ、現在に至るザウター社の歴史は、実に価値のある輝かしいものです。

ドイツ・シュパインヒンゲン ドイツ・シュパインヒンゲン

ザウターピアノ製作イメージ ザウターピアノ製作イメージ

音・響きの美しさ、素材へのこだわり

ザウターピアノは音に関する部分の材料をドイツ製にこだわり、熟練した職人の手によって1台1台大切に作られています。
まだ金属を使わず、木材だけを使用してつくっていた時代・職人から生まれたピアノメーカーだけに、その当時の楽器を思い出させる美しい響きは、とても温かな音色。
皆さま、ピアノをはじめた時に最初に手にした有名な作曲者の楽譜は、やはりベートーヴェン・モーツァルトといった古典派時代に活躍していた作曲家が多いでしょう。その時代に誕生し、一家代々の職人魂が引き継がれているSAUTERピアノのシンプルで素朴な響きと弾き心地は多くの方に弾きやすいと感じていただけると思います。

ザウター116Concent PeterMaly

グランドピアノに匹敵する連打性を実現したR2アクション

「R2アクション」は、4代目ヨハン・ザウターによってその元となる構想が作られました。
グランドピアノとアップライトピアノは、構造に違いにより、1秒間に同じ音を打鍵できる回数が違います。グランドピアノは約14回、アップライトピアノはその半分の7回。
ザウターの「R2アクション」は、板バネを入れることによってアクション内の部品同士が密着し、アクションの戻りが早くなる仕組みによって、グランドピアノに近いタッチと連打性を実現しました。

R2アクション

100%Made in Germany

SAUTER社 オフィシャルWebサイト→http://www.sauter-pianos.de/

ドイツ生まれのザウターピアノ


ザウターピアノが生まれた国、ドイツのご紹介です。

グランフロント大阪店、ピアノ担当の「高宮」です。ドイツ・シュパインヒンゲンのザウター工場・ドイツの街並みレポート!
ザウター工場の第一印象は、まず「木材がたくさん置いてある」でした。
工場でピアノができあがっていく工程を見ていると、TVなどで神社仏閣や仏像を、宮大工(専門の大工)の手によって再建していく特集をしていますが、それに似ていて、まさに1台1台、高く設けられた基準によって「芸術品」を作り上げていく印象でした。

ザウター社は工場地帯の一角にあるのではなく、緑豊かな自然の中の住宅街に工場があるのも、きっと創業者代々受け継がれている土地でつくり続けているからなんだなと、実際に訪れて歴史の深さ、物作りの温かさを肌で感じました。

ドイツへの旅・自然 ドイツへの旅・自然 ドイツへの旅・自然

ドイツへの旅・街並み ドイツへの旅・街並み ドイツへの旅・街並み

ドイツへの旅・自然 ドイツへの旅・自然 ドイツへの旅・自然

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ドイツへの旅・食べ物 ドイツへの旅・食べ物 ドイツへの旅・食べ物

初めてドイツの地に降り立ちましたが、広大な自然、元気よく生い茂る木々、美しく咲く花々。心豊かな気持ちになりました。建物もカラフルで細かくデザインされている家もたくさん!まるでドールハウスの世界にいるようでした。ドイツの中でも地域によると思いますが、シュパインヒンゲンの町の近くの料理の味は、食材の質が活かされていてナチュラル。牛乳のサラッとした飲み心地は最高でした。ザウターピアノの出来る限り職人の手で造られている思いが、食事からをも伝わってくるようでした。

お問い合わせ先

〒530-0011 大阪府大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪 ショップ&レストラン北館5F
グランフロント大阪店  TEL : 06-6359-2855  担当:高宮

アクセス方法

JR大阪駅中央北口よりアトリウム広場を通り直結。デッキをそのまま通り、南館から北館へ。
阪急梅田駅2階中央口より出て、そのままグランフロントへ徒歩約3分

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