Doriane Bodart,France-Paris,1998 ヴァイオリン弓 ドリアンヌ・ボダール(Atelier Thomachot Stamped)

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2025年05月24日

■Doriane Bodart1972年ロンドンで生まれ。バイオリン職人である両親の音楽と職人技が息づく環境に感銘を受け、パリでStephane Thomachot(ステファン・トマショー)に師事。Doriane Bodert(ドリアンヌ・ボダール)の弓製作への関心はやがて開花し、1994年から19 […]
ドリアンヌ・ボダールDoriane Bodart          (Atelier Thomachot Stamped)

ドリアンヌ・ボダールDoriane Bodart          (Atelier Thomachot Stamped)

<Description>
-Weights: 60.10
-Stamp: Doriane Bodart / Atelier Thomachot a Paris
-Stick: Pernambuco
-Button & Ferrule: Silver
-Frog: Ebony
-Certificate: Pierre Guillaume

本作は、1998年にトマショーの工房で製作された弓となります。
トマショーのテンプレートで製作されており、見分けることが困難なほど精巧にThomachotスタイルを継承しています。
弓には「Doriane Bodart a Paris」の刻印に加え、「Atelier Thomachot a Paris」と刻印されており、希少な逸品となります。

¥1,540,000税込

■Doriane Bodart
1972年ロンドンで生まれ。
バイオリン職人である両親の音楽と職人技が息づく環境に感銘を受け、パリでStephane Thomachot(ステファン・トマショー)に師事。
Doriane Bodert(ドリアンヌ・ボダール)の弓製作への関心はやがて開花し、1994年から1995年にかけて、フランスのミルクールでGilles Duhaut(ジル・デュオー)に師事、また同年ブリュッセルにあるPierre Guillaume(ピエール・ギヨーム)の工房で弓の修復を学び、そこで特に美しく希少な弓の数々に接しています。
1996年、ボダールはStephane Thomachot(ステファン・トマショー)の工房に戻り、さらに技術とテクニックを磨き、トマショーの厳格な基準を満たす弓を製作しました。
厳しい修行の後も、ボダールはオバーリン工房、シアトル近郊のチャールズ・エスペイ、そしてアイルランドのノエル・バークに師事し、学び続けています。
1999年10月以降、ボダールはパリの工房で弓の製作と修復を行っています。

■Stephane Thomachot
1959年フランス生まれ。
現代最高の弓製作者として世界的に名高いステファン・トマショー氏。
究極のバランス、美しい仕上がり、そして豊かな音色において現代最高峰と評されています。
現在入手困難な極上のフェルナンブーコを使用し、細身の弓から生まれる豊潤な音色としなやかさ、そして抜群の操作性は、オールド弓をも凌駕するとも評され、世界中の演奏家がトマショー氏の弓を追い求めています。
ヴィヨーム以降の偉大なフレンチボウの巨匠たちの作品に触発されながらも、常に独創的なスタイルの弓を生み出してきており、非常に希少価値の高い弓となっています。現在、その入手は非常に困難な状況です。
1982年、1984年にはアメリカ弦楽器製作者協会主催の国際コンクールでゴールドメダルを受賞、1988年には Grand Prix de la ville de Parisをはじめとする数々の賞を受賞。後進の指導にも熱心で、多くの弟子たちが世界中で活躍しています。現代フランス弓の発展を牽引する名匠です。

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