【2月13・14日限定/特別展示】2月11日(土)、鈴木優人 演奏 プリペアドピアノ

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2023年02月12日

CONTENTS2023年2月13日(月)~14日(火)18時まで 展示公開いたします。プリペアドピアノとは!? Waht’s prepared piano新・音楽の未来への旅シリーズいずみシンフォニエッタ大阪 第49回定期演奏会「時を超えるファンタジー」2023年2月13日(月)~14日(火)18 […]

2023年2月13日(月)~14日(火)18時まで 展示公開いたします。

2023年2月11日(土・祝)  住友生命いずみホールにて開催された 新・音楽の未来への旅シリーズ いずみシンフォニエッタ大阪 第49回定期演奏会「時を超えるファンタジー」に出演の、鈴木優人さんに演奏いただいた、プリペア・ピアノを期間限定で展示いたします!

展示期間2023年2月13日(月)~14日(火)18時まで
場所当店 スタインウェイルーム
お問い合わせ先電話 06-6359-2855 / 担当:高宮(たかみや)

※混雑状況によっては、入場制限を設けさせていただきます。

プリペアドピアノとは!? Waht’s prepared piano

グランドピアノの弦に、ボルトや金属のパーツなどを挟みこみ、打楽器的な音色に変化させてあるピアノの事を言います。今回の公演のプログラムにあった、作曲家:ジョン・ケージが、1938年頃から実践しています。
今回、当店スタインウェイルームのピアノを、プリペアドピアノとしてコンサートで、鈴木優人さんに演奏いただきました!

ほとんどの曲は数音のプリパレーションを施すに留まるのですが、今回演奏いただいた「ピアノ協奏曲」は量がとても多い!この規模のセッティングするのは大変珍しいとの事で、なんと3時間以上もの時間をかけて川島素晴さんがセッティングされました。(主催:いずみホールさんのブログに詳しく掲載されています!)

川島素晴さんTwitterより...
『中音域にセットされた「plastic bridge」など、世界的になぞとされている物品、今回かなり良い線で解決しました。』


昨年秋、鈴木優人さんにご来店いただき、ジョン・ケージの指示にあるプリパレーションのセッティングが全て可能かどうかの確認をしていただきました。パーツを装着していくのを見ている際、未知なる世界(どんな音が鳴るのか!?)へのドキドキ感、初めて音を聴いた時の感動の瞬間は忘れられません! 
予想を遥かに超える音を聴くと、おもちゃの世界へワープしたかのように楽しく...。
その時が、私にとって人生初!のプリペアドピアノの体験でした。

新・音楽の未来への旅シリーズ
いずみシンフォニエッタ大阪 第49回定期演奏会「時を超えるファンタジー」

2023年2月11日(土・祝) 大阪 住友生命 いずみホールにて、 新・音楽の未来への旅シリーズ いずみシンフォニエッタ大阪 第49回定期演奏会「時を超えるファンタジー」が開催され、今回、プリペアピアノの楽器協力として携わらせていただきました。

プログラムは、

  • H.ビーバー:Battaila ※チェンバロ・指揮:鈴木優人
  • J.ケージ:プリペアドピアノ協奏曲 ※プリペアドピアノ・指揮:鈴木優人
  • F.メンデルスゾーン(鈴木優人編):真夏の夜の夢より 序曲
  • 川島素晴:室内管弦楽のためのスタディ 「Jingle-Tree/Sweet Messenger (委嘱新作)

いずみホールの入り口には、開場前から続々と来場者の方が来られていて、今回の公演の期待度が伺えます。
題名「時を超えるファンタジー」とありますが、ISO(いずみシンフォニエッタ大阪)史上最も幅広い、18、19、20、21世紀と、350年もの時をかけたプログラム構成だそうです。
1644~1704年に生きた人物とは思えない、H.ビーバーのユーモアあふれる奏法の起用、そして、J.ケージの、ありとあらゆる身近な物を弦にはめ込みピアノの打楽器要素を高くしたプリペアドピアノの発想に、「アート」の要素をも感じました。
そして、今回のプログラムは、年代が幅広いだけでなく、世紀を超えて繋がる音楽構成や特殊奏法の発想の解説を聞いて、鳥肌が立ちました。
時を超えても、各々の作曲家の音楽に対する姿勢、枠をも超える発想力と、それを実現させる人間力。それが結果的に、聴き手に新たなる音楽の世界へと導き、感動と衝撃をも与える。作曲者・演奏者の音楽に対する想いとエネルギーに心揺さぶられ...

プログラムノートにも記載されていましたが、本公演では「鈴木優人の全て」ともいえる「奏者(チェンバロ・プリペアドピアノ)・指揮・編曲」マルチな才能をお楽しみいただけるだけでなく、楽器も(チェンバロ・プリペアドピアノ・管弦楽器、本公演の為に作成した!?打楽器など)、奏法も、色々な楽しみ仕掛けがされたコンサートに魅力を感じてご来場された方も多かったようですね!
「音楽は楽しむ!」その気持ちを一番に、新たなる音楽の扉を開けられたように思います。題名の通り「時を超えるファンタジー」です!
扉を開ける一役を担った「プリペアドピアノ」。ぜひ見に来てください!ご来店、心よりお待ちいたしております。

今後の、いずみシンフォニエッタ大阪の今後の活動が楽しみです!これからの、コンサートスケジュールはコチラ

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