![「エレキギターを始めたばかりで弦の選び方がわからない・・・」]]でも、音楽生活をする上でギタリストにとって弦交換は欠かせないもの…実際どの弦を使ったらいいのかが分からない方が多いはず…]]ここでは、少しでも弦の選び方が分かるようにご説明いたします! [https://www.shimamura.co […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/oodaka/wp-content/uploads/sites/119/2020/06/20200617-gennotigai.png)
「エレキギターを始めたばかりで弦の選び方がわからない・・・」
でも、音楽生活をする上でギタリストにとって弦交換は欠かせないもの…実際どの弦を使ったらいいのかが分からない方が多いはず…
ここでは、少しでも弦の選び方が分かるようにご説明いたします!
目次
弦の素材
弦の巻き方
弦の太さ
弦の太さによる違い
弦の太さの見方
弦を選ぶときのポイント
いざ、弦を購入しようとしても何を元に弦を決めればいいかわからないとなる方はこの3点さえ抑えておけば初めは大丈夫です!
1.弦の素材
弦の種類は主に3種類です。
代表的なものをご紹介すると、
・ニッケル
・スチール
・コーテッドコーテッド(コーティング)
はじめはこの3種類から、自分のプレイスタイルにあったものを選び、お気に入りを探してみましょう。
ニッケル弦
錆びにくさ | ★☆☆ |
耐久性 | ★☆☆ |
サウンド | 柔らかくおとなしめ |
ニッケルは強い磁性体の金属の為、ギターのピックアップの磁石との反応が良くエレキギターに最も合う素材です。
比較的安価なので初心者の方にオススメです!
スチール弦
錆びにくさ | ★★☆ |
耐久性 | ★★★ |
サウンド | パリッとシャープな音 |
クセはありますが、カッティングなどをする際のキレを気にする方などにお勧めです。
コーテッド(コーティング)弦
錆びにくさ | ★★★ |
耐久性 | ★★☆ |
サウンド | 丸く柔らかい音 |
上記の2種類は金属そのものなのですが、コーテッド弦はその上から薄い皮膜で弦を覆っているタイプです。
弦の寿命が長く、弦交換を行う回数が少なくなります。
2.巻き方も様々
弦は真ん中に「芯線」というワイヤーがあり、その周りをニッケル素材などの「巻線」がぐるっと巻かれている作りになっています。
巻き方によって、音の特長も変わります。
ラウンドワウンド
巻線の断面が丸く、ざらついた感触なラウンドワウンド弦。殆どのギターに張ってあるのはこちらの弦です。
サスティーン(音の伸び)に優れており、倍音豊かでポピュラーな弦です。
フラットワウンド
巻線が丸くなく、板状になっていてツルツルとした感触です。
サスティーン(音の伸び)や倍音は少ないですが、甘めのサウンドに代わります。
ジャズをする方に好まれて使用されています。
※円の中に書かれている文字を読んで頂くとラウンドワウンドかフラットワウンドのどちらかが分かります!
3.弦の太さ(ゲージ)について
・エクストラライトゲージ 0.008〜0.038
・スーパーライトゲージ 0.009~0.042インチ
太さ・・・★☆☆
テンション・・・★☆☆
弦の切れやすさ・・・★★★
エレキギター弦の中でも細めの弦です。
弦の張り具合が強くない為、まだ指の力に自信がない方にオススメです。
また、ストラトキャスターなどのギターに張られている事が多いです。
・ライトゲージ 0.010~0.046インチ
太さ・・・★★☆
テンション・・・★★☆
弦の切れやすさ・・・★★☆
標準的な太さがライトゲージです。
音色のバランスが取れており、迷った時に選ばれやすいものになります。
レスポールタイプなどに張られていることが多いです。
・ミディアムゲージ0.011〜0.043
・ヘヴィゲージ 0.012~0.054インチ
太さ・・・★★★
テンション・・・★★★
弦の切れやすさ・・・★☆☆
低音が強く、重厚感のあるサウンドになります。メタルやハードロックを演奏される方にオススメな弦です。
ショートスケール、レスポールのギターに張ると丁度いいテンションになり、弾きやすさと音色のバランスが取れます。
柔らかい木材のネックだと反ってしまうこともあるので、演奏後にはチューニングを下げる必要があります。
初心者の方や指の力に自信がない方は演奏が大変になるかもしれません。
カスタムゲージ
1〜3弦に細めのゲージを4〜6弦を太めのゲージを張った、「良いとこどり」をした弦です。
様々な弦を試してこだわりを持つ人は、1弦ずつ自分の好きな太さの弦を選んで購入される方もいます!
・太さ(ゲージ)の違いによる特徴
細いゲージの特徴 | 太いゲージの特徴 | |
---|---|---|
コードを弾く時に... | 楽であまり力が要らない | ある程度の力が必要 |
弦の切れやすさ | 切れやすい | 切れにくい |
弾いた感触 | 柔らかめ | 硬め |
サウンドのハリ | よわい | つよい |
☆弦は細いほどを押さえる力が軽くなり押えやすくなりますが、細くなるほどサウンドはぼやけていきますし弦を弾いた際にテンションも低くなるのでビビリ(振動)が発生してしまいます。
ビビらずに太いサウンドが欲しいという方には太い弦をオススメしますが、必然的に押さえる力とチョーキングする時に力が必要で、ネックへの負担も大きいです。
・弦の太さの見方+バラ弦
弦の太さはパッケージに描かれています。
円で囲まれた数字が大きい方から6弦となり数字が小さくなるにつれて5弦、4弦、3弦、2弦、1弦となっています。
※写真はダダリオとアーニーボールを例としています。
※弦のパッケージによって書かれている場所が違っていることがあります。
バラ弦に関しては弦の太さが数字で書かれているものや、弦の太さのみでなく1弦、2弦と書かれているものもございます。
お困りの際は島村楽器大高店へ!
いかがでした?
ギター本体の音以外にも「弦の素材」「弦の巻き方」「弦の太さ」でサウンドは変わるものなんですよ!
もちろん、全て自分で選ぶのは難しいという方もいらっしゃるはずですので、まずは一度ギターをお持ちに店頭へとご相談下さい!
皆様の理想に合った弦選びをサポートいたします!
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ギターアドバイザー 原田(はらだ) |
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中学でエレキギターをはじめ、高校では吹奏楽部でパーカッションを担当、その後もっと音楽を学びたいと思い専門学校のギターコースを卒業しました。ギターアクセサリーの事だけでなく、楽器の選び方や普段のお手入れ方法などなんでもご相談ください。![]() |
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