【ピアノサロン通信】楽譜の読み方、お教えします!(③新曲視唱編)

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2020年11月10日

皆様こんにちは。ピアノインストラクターの[https://www.shimamura.co.jp/shop/oodaka/article/lesson/20221212/8903:title=武藤 菜摘(むとう なつみ)]です! 好きな曲の楽譜を買ってはみたけど、予想以上に譜読みが難しくて進まない! […]

皆様こんにちは。ピアノインストラクターの武藤 菜摘(むとう なつみ)です!

好きな曲の楽譜を買ってはみたけど、予想以上に譜読みが難しくて進まない!

そんな方のために、3回にわたって様々な分野から「楽譜が読めるようになる方法」をご紹介したいと思います。

最後となります3回目は、「楽譜を見て歌えるようになる方法」をお教えいたします。

ピアノサロンの普段のレッスンでももちろん、「ソルフェージュサロン」でも実際に行っている内容になっております。ぜひ挑戦してみてください♪

「ソルフェージュサロン」の詳細はコチラ!

【メニュー一覧】
問題①
・曲調の探し方は?
・音程がとれなくて上手く歌えない場合は?
問題②
問題③
・ト長調になった場合の歌い方は?
【楽譜の読み方、お教えします!】シリーズまとめ
ソルフェージュサロン開講中!
【ピアノサロンのご紹介】
・レッスンコースのご紹介
・体験レッスン
・1ヶ月お試しレッスン
・インストラクタープロフィール
・お問い合わせ

第3回【曲をドレミで歌ってみよう!】

曲をその場で譜読みし歌うことを「新曲視唱」といいます。

新曲視唱は本来、問題の曲を1分予見してからドレミで歌いますが、これは試験ではありませんので、曲のイメージがわくまで時間をかけてよ~く考えてみてください!

2段ありますが1段で休憩しても大丈夫です。あせらずじっくりいきましょう。

今回は3問ございますが、レベルがどんどん難しくなりますので、できるところまで頑張ってみてください。それでは、さっそくやってみましょう!


問題①

いかがでしょうか?実際の問題はこんな感じで出てきます。

漠然とすぐ始めてしまうとつまづきやすいです。事前に楽譜全体の流れを先まわりして把握することが、できるようになるポイントになります。

把握するためには、まず「何調の曲か」を知ることが大切です。ではどうやって探すのか?


曲調の探し方は?

長調(明るい曲)での新曲視唱の調のかんたんな探し方は、ズバリ最後の音が何の音で終わっているかを見てみましょう!

新曲視唱の曲の終わりはメインにした音で着地しています。今回はドで終わっていたので、「ドレミファソラシド~♪の音階をイメージして探せばいいんだ!」と気づくことができたら、音程が一気に掴みやすくなります!

ちなみに、この「ドレミ」という音の名前は実はイタリア語で、日本語でドレミは「ハニホヘトイロハ」になります。

今回はドがメインの曲だったので、「◯長調」という日本の読み方に当てはめる場合は「ド長調」ではなく、「ハ長調」になります。

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音程がとれなくて上手く歌えない場合は?

「自分の声がドレミからずれている気がする・・・」

そんな場合は、まず音程をとるところから練習してみましょう!ピアノでもスマホのアプリでも大丈夫ですので、鍵盤を用意してください。

「ド」から順番にまずは上がる音を出しつつ、自分もドレミのキーを歌って合わせてみましょう。

まずはドからソまで。
「ド→ド♯→レ→レ♯→ミ→ファ→ファ♯→ソ♪」

次は下りていきます。
「ソ→ファ♯→ファ→ミ→ミ♭→レ→レ♭→ド♪」

なれたらソから高いドまで。
「ソ→ソ♯→ラ→ラ♯→シ→ド♪」

こちらも下りていきます。
「ド→シ→シ♭→ラ→ラ♭→ソ♪」

このようにして音程が外れないよう少しずつ鍛えてみてください。ドレミで歌うのが難しい場合は、「マママ~♪」など同じ言葉で歌うと自分の声が聞きやすくなります!

慣れてきたら、黒鍵を飛ばして「ドレミファソラシド」の順番や「ドミソシ」「レファラド」などひとつ飛ばしなどしてみましょう。

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問題②

問題①では、調の探し方を紹介しましたが、今回は新たに8分音符が加わりました。

8分音符(♫)は4分音符(♩)の半分の長さになるので、1拍に2つ、2拍だと4つ入ります。

4拍数えながらこの音数を入れるのが難しい!という方は、手拍子やメトロノームなどでリズムを打ってあげましょう!

4分音符はタン、8分音符はタタをはめてみましょう。ポイントはリズムを打つタイミングで頭のタを揃えてあげることです。

色つきの部分が4拍のタイミングです。ここを出遅れずに気をつけるとこの曲のバランスが見えますので、ぜひチャレンジしてみてください!

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問題③

次は4分の3拍子になりました!テンポのとり方を「1・2・3・1・2・3」に頭の中で切り替えて考えてみましょう。

そしてもうひとつ。この問題、実はもうハ長調ではなくなっているのに気づきましたか?

まず最後の音がソで終わっているので、ソがメインのト長調「ソラシドレミファソ~♪」になりました!今回のポイントですが、よーく楽譜の最初を見ると、ト音記号?の隣に♯(シャープ)がついています!


ト長調になった場合の歌い方は?

♯は半音上がるという意味なので、今回はファが半音上がって黒鍵のファ♯になります。楽譜のファには何も付いていませんが、楽譜の最初に♯がつくと全てのファに♯をつけなければいけません。そのため、歌うときのイメージは「ソラシドレミファ#ソ~♪」になるので、ファに気をつけて歌ってみましょう。

そして臨時記号でソ♯も出てきました!こちらもしっかり半音上げて歌っていきましょう。


こちらも鍵盤で音を出しながら自分のキーがト長調になっているか確認してみましょう♪


新たな調が出てくると混乱しますね!

はじめはハ長調だけで大丈夫です。そこからシャープ♯やフラット♭が1つのもの、2つのもの…といった順に増やして練習してみてください。

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最後に

今回で【楽譜の読み方、お教えします!】シリーズは以上となります!いかがでしたか?

ソルフェージュレッスンでは今回取り上げたもののほかにも、リズム強化だけ、コード理論だけ学びたい!そんなレッスンも大丈夫です。

みなさまが挑戦してみたいことや苦手克服など、ぜひ教えてください!

体験レッスンや1ヶ月お試しレッスンも行っておりますので、お気軽にご相談お待ちしております。



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武藤 菜摘(むとう なつみ) 担当曜日:月・火・金・土・日曜日

インストラクターからのコメント

こんにちは、ピアノインストラクターの武藤です!
私が担当するピアノサロンでは、現在10~60代という幅広い年代の方々に通っていただいております。レッスンではクラシック以外にも、J-POP、洋楽、映画音楽、ジャズなど、それぞれお好きな曲を会員様に選んでいただいております。もちろん「基礎をしっかり学びたい」という方もいらっしゃいます。新たな音楽との出会いが生まれるのもレッスンの楽しさのひとつです!皆様の素敵な音楽ライフを、ピアノインストラクター武藤がサポートさせていただきます。

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