【新生活応援!】エレキベースとは?魅力を徹底解説します!

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2021年04月01日

こんにちは!島村楽器イオンモール大高店ベース担当の伊藤です!]]日差しがあたたかくなってきましたね! 新生活でなにか楽器を始めてみたい!]]軽音楽部に入った!]]仲間とバンドを組みたい! [!!…ところでエレキベースって何?!!] 私も音楽に興味を持ち始めた頃は同じことを思っていました。]]というわ […]

こんにちは!島村楽器イオンモール大高店ベース担当の伊藤です!
日差しがあたたかくなってきましたね!

新生活でなにか楽器を始めてみたい!
軽音楽部に入った!
仲間とバンドを組みたい!

…ところでエレキベースって何?

私も音楽に興味を持ち始めた頃は同じことを思っていました。
というわけで、これからエレキベースを始めることになった方や、どんな楽器か気になっている方向けに、

  1. そもそもエレキベースってどんな楽器?
  2. 楽曲の中でエレキベースは何をしているの?
  3. どんな種類があるの?
  4. どうやって選べばいいの?

を解説してきたいと思います!

エレキベースってどんな楽器?
楽曲の中でエレキベースは何をしているの?
どんな種類があるの?
どうやって選べばいいの?
種類別スタッフ伊藤オススメエレキベース!

エレキベースってどんな楽器?

エレキベースは、エレキギターや電子ドラムと同じように、演奏者が鳴らした音を電気信号にして増幅させて演奏する楽器です。ロックバンドやポップスの楽曲にはもちろん、吹奏楽やジャズなどでも使われている、アンサンブルには欠かせない楽器の一つです。
しかし、華々しいギターソロや迫力のあるドラムソロのように、見ている人をあっと驚かせるような演奏はあまり多くない為認知度としては負けてしまっているのが正直なところ…エレキギターは知っているけど、エレキベースは知らないという方も多いのではないでしょうか?というわけで、ベースの事をもっと知ってもらうべく、徹底解剖のスタートです!!

エレキベースの構造

では実際にエレキベースを見てみましょう!

ヘッド


エレキベースの一番上部分になります。弦を巻き付けているペグがあります。

ネック、指板


フレットが打ち込んである部分です。演奏するときは、この指板上で弦を押さえて音程を取ります。

ボディ


エレキベースの本体部分になります。弦を止めるためのブリッジや音を拾うピックアップ、各種ノブがついています。各パーツの詳しい説明は後述します。

ピックアップ


ベース自体から発生している音を収音し、電気信号に変えるパーツです。エレキベースの心臓部分と言っても過言ではありません。

ブリッジ


弦を固定している部分です。ベースによっては、本体の裏まで弦が通っているタイプもあります。

どこを弾くの?

画像のように、エレキベースは指で弾く、もしくは

ピックで弾きます。基本的な弾く位置は最終フレットとブリッジの真ん中くらいです。が、弾く位置によって出る音が少し変わるので、出したい音によって弾く位置を少しづつ変えます。やわらかい音を出したいときはネック側、硬い音を出したいときはブリッジ側、といった具合です。

なんで音が鳴るの?

上述のように、エレキベースは鳴らした音を電気信号として増幅させています。指やピックで弦を弾いて振動させ、振動から発生する音をピックアップという部品で集音、アンプで増幅させています。アンプなしでも音はなりますが、とても小さな音です。

なんかたくさんついてるつまみは何?

ベースのタイプや機種によって様々ですが、多くのベースには2~3個程つまみがついています。今回解説している機種だと

  1. ネック側ピックアップのボリューム
  2. ブリッジ側ピックアップのボリューム
  3. マスタートーン

となっています。画像では、上(ヘッド側)から順に1.2.3の順番に並んでいます。

どんな音が出るの?

百聞は一聴に如かず!ということで、実際のベースの音を聞いてみましょう!

なんだかパッとしないですね…ベースだけを聞くのは、建物で言うと骨格だけを見ている感覚と似ています。ボーカルやギター、ドラムが入る事で、壁や装飾、家を支える土壌などが出来上がり、建物が完成する(=楽曲が完成する!)というわけなのです。

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楽曲の中でエレキベースは何をしているの?

ではこのエレキベースという楽器、アンサンブルの中で何をしているのでしょうか?

主に通奏低音を鳴らしている

通奏低音(つうそうていおん)とは、読んで字の如く「しででている」です。といってもよくわかりませんね。楽曲にはコード進行という曲の雰囲気を決める和音の繋がりがあります。和音には、音の重なりの要となる「ルート音」(≒一番低い音)があり、そのルート音をメインで鳴らしている楽器こそ、エレキベースなのです。逆にエレキギターやピアノなどは、コード(和音)を鳴らしています。ギターやピアノが鳴らしたコード(和音)の、根幹となる音をエレキベースは補強しているようなイメージです。エレキベースはギターなどに比べて出る音の音域が低いため、楽曲を支える役割を担うことが出来ます。まさに縁の下の力持ちというわけですね!

エレキベース有/無で曲を聞いてみよう!

とはいえ、「ギターやドラムのように目立つ演奏をしているわけではないのに、アンサンブルの中で必須ってどういうこと?」と疑問に思う方がほとんどだと思います。そこで!伊藤手作りの楽曲を使用して、ベース有バージョンとベース無しバージョンの聞き比べをしてみましょう!

エレキベース有のdemo音源

まずは、エレキベース有の音源です。

エレキベース無のdemo音源

次に、エレキベース無の音源です。

いかがですか?ベース無しの音源はなんだかスカスカな感じがしますね。ベースが入る事でサウンドが引き締まり、曲の進行も分かりやすくなります。このように楽曲の雰囲気をコントロールし、厚みを持たせる役割を担うのがエレキベースの役割です!
ちなみに、この曲のベースは最初にお聞きいただいた「ベースだけの音源」と同じフレーズです。ベースだけで聞くと非常にシンプルなフレーズですが、入っているかいないかでガラッと印象が変わるのではないでしょうか?

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どんな種類があるの?

では、ベースにはどんな種類があるのでしょうか?いくつか見ていきましょう。

ベースの形状の違い

まずは分かりやすい、形状の違いからです。

ジャズベースタイプ

まずはジャズベースタイプです。ピックアップが離れて平行に並んでいます。それぞれのピックアップの音を調整できるのが一番の特徴です。また、ジャズベースという名前ですが、ポップスやロックなど様々な楽曲と相性がいいタイプです。

プレシジョンベースタイプ

次にプレシジョンベースタイプです。ピックアップは一か所にまとまっています。ジャズベースに比べ、ガッツのある音が出ます。また激しめのロック調な曲との相性ばっちりですが、個人的にはブルースなどの渋い曲にもマッチする音だと思っています。

その他ベース

最後にその他ベースです。上述のジャズベース、プレシジョンベース以外のエレキベースを「その他」としてまとめてしまいました。というのも、多弦ベースやThunderbirdタイプ(画像はこのタイプです!)、Vタイプなど、探すといろいろなものが出てきます。それぞれ特性が異なるので、色々調べてみるとエレキベースという楽器の幅広さに触れる事が出来ます。

内部構造の違い

エレキベースには音を出すための構造が2種類あります。構造の違いでパッシブベースとアクティブベースに分けられます。ベース本体にプリアンプというパーツが搭載されているものがアクティブベース、そうでないものがパッシブベースになります。

パッシブベース

本体の振動からうまれる音をピックアップで収音し、そのままアンプへ送るベースです。木材の鳴りを活かせるため、ベース本体の音を楽しむことができます。また、電池を使用してない為、電池の消耗などによる音の変化の心配はありません。

アクティブベース

電池で駆動するプリアンプを搭載しているため、パッシブベースと比較すると張りのあるパワフルな音を楽しめます。また、イコライザーを使用したより細かい音作りをベース本体で行うことができます。ただし、電池が消耗すると音が小さくなったり、出なくなってしまうため、定期的に交換が必要になります。

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どうやって選べばいいの?

さて、いろいろなベースがある事が分かりましたが、自分にあったベースはどのように選べばいいのでしょうか?

見た目

一本目のベースは何より見た目が大切です。部屋に置いてあるだけでもテンションが上がるような見た目のベースを選びましょう。それでいいの…?と思われるかもしれませんが、触りたくなるようなベースを手元に置く事で、練習や演奏へのモチベーションになります。

弾きやすさ/持ちやすさ

メーカーや方によって、楽器の重さや抱え心地、握り心地が変わってきます。気になる色や形があったらまずは試奏してみましょう。「まだベースを持ったことすらない…。」という方もご安心ください。スタッフが構え方から音の出し方までレクチャーします!

とはいえエレキベースも楽器です。メーカーやモデル、価格帯によって音が変わってきます。もちろん金額が上がるにつれて音は良くなっていくのですが、音の傾向も気にしていただくと好みに合ったベースが選べると思います。固くはっきりとしたサウンドや丸くて優しいサウンドなど、ベースによって個性が様々です。「音の好みはまだわからないな~」という方は、店頭で色々聞き比べて、好みの音を探していきましょう!ご納得いただけるまで、大高店スタッフがご案内いたします!

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種類別スタッフ伊藤オススメエレキベース!

最後に、種類別に伊藤オススメのベースを3本ずつ紹介します!
エレキベース選びの一助になれば幸いです!※カラーバリエーションはスタッフまでお問い合わせください。

オススメジャズベース

ジャズベースでおすすめのモデルは

  1. スクワイヤ AFFINITY JB LRL
  2. Fender PLAYER JB PF
  3. HISTORY HL-BJ4

です。それぞれの説明は以下をご覧ください!

スクワイヤ AFFINITY JB LRL

入門向けのエレキベースです。お求めやすい価格ながら、演奏性や抜けの良いサウンドを兼ね備えたコスパの高いモデルになります。なるべく初期投資を押さえてエレキベースを始めたい方にオススメです!

メーカー 品番 価格(税込)
スクワイヤ AFFINITY JB LRL ¥34,650
Fender PLAYER JB PF

エレキギター/エレキベースのブランドとして有名なFenderの入門モデルです。コストカットを実現しつつ、しっかりとしたFenderサウンドが楽しめるエレキベースです。一本目で少し良いベースから始めたい方にオススメです!

メーカー 品番 価格(税込)
Fender PLAYER JB PF ¥82,170
HISTORY HL-BJ4

指板にハカランダ指板を使用した貴重なベースです。ハカランダ指板特有のヌケの良い中音域でジャンルを選ばず使用できるエレキベースです。長く使える一本や入門モデルからのグレードアップをご検討されている方にオススメです!

メーカー 品番 価格(税込)
HISTORY HL-BJ4 ¥198,000

オススメプレシジョンベース

プレシジョンベースでおすすめのモデルは

  1. Laidback LPB-5R
  2. HISTORY CZ-BP4/R
  3. YAMAHA BB434

です。

Laidback LPB-5R

低価格ながら、しっかりとプレシジョンベースの特徴をとらえたベースです。なるべく初期費用を抑えてプレシジョンベースを手に入れたい方にオススメです!

メーカー 品番 価格(税込)
LaidBack LPB-5R ¥50,600
HISTORY CZ-BP4/R

ボディ材にバスウッドを使用することで低音を損なうことなく軽量化を図ったモデルです。バンドでの演奏や立って弾く機会が多い方にオススメです!

メーカー 品番 価格(税込)
HISTORY CZ-BP4/R ¥79,200
YAMAHA BB434

ボディとネックを強固に密着させ、豊かなサスティンと圧倒的な胴鳴りを実現しているモデルです。バンドアンサンブルの中でもベースの存在感を際立たせたい方にオススメです!

メーカー 品番 価格(税込)
YAMAHA BB434 ¥60,830

オススメその他ベース

ジャスベースでもプレシジョンベースでもないベースでモデルは

  1. RYOGA SKATER-BASS/LEC
  2. Epiphone THUNDERBIRD VIN PRO
  3. ATERIER Z M265/SS/M

です。

RYOGA SKATER-BASS/LEC

独自の重心設計で、立って弾いた時に軽く感じる構造が特徴で、サウンドと取り回しの良さを兼ね備えた現代的なベースです。ロックバンドなど、よく動くパフォーマンスをしたい方にオススメです!

メーカー 品番 価格(税込)
RYOGA SKATER-BASS/LEC ¥89,800
Epiphone THUNDERBIRD VIN PRO

リバースシェイプが眼を惹く特徴的な見た目のThunderbirdが、Gibson傘下のEpiphoneからお求めやすい価格で登場。ステージ上で存在感を出したい方にオススメです!

メーカー 品番 価格(税込)
Epiphone THUNDERBIRD VIN PRO ¥64,900(店頭特価)
ATERIER Z M265/SS/M

国産ブランドのATELIER Zが展開するM#265シリーズの島村楽器限定モデルです。ボディのコントロール部でMidの調整が可能になり、より柔軟な音作りが可能になりました。ジャンルを問わず演奏できる一本をお探しの方にオススメです!

メーカー 品番 価格(税込)
ATERIER Z M265/SS/M ¥282,700

あとがき

いかがでしたでしょうか!?「一番いいエレキベース」は演奏する人によって違います。色々試して、ぜひ納得のいくベースを手に取っていただければと思います!私も今のメイン機にたどり着くまでにいろいろなベースを試奏しました。ぜひ楽しいベース探しのお手伝いが出来ればと思います。
また、大高店は遠くて頻繁には足を運べない…という方でも、お電話などでご相談承ります!ご連絡お待ちしております!

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エレキベース担当 伊藤(いとう)
大学入学と同時にエレキベースを始め、邦ロック、エレクトロニカ、同期演奏、オルタナ系のバンドに所属。現在はボカロPとして自宅で作曲・録音・ミックス等の活動をしています。
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