![ホームページをご覧の皆さん、こんにちは!島村楽器イオンモール沖縄ライカム店 アコギ担当のオグラです。 このページでは、国内外のメーカーを少しだけ深堀り!各メーカーの魅力をお伝えできれば!と思います。 記念すべき第1回目は・・・ Takamine 日本のエレアコの先駆者、Takamineをクローズアッ […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/okinawa-rycom/wp-content/uploads/sites/196/2024/09/20241001-order_shima241001-0133_order_pdf_page-0001.jpg)
ホームページをご覧の皆さん、こんにちは!
島村楽器イオンモール沖縄ライカム店 アコギ担当のオグラです。
このページでは、国内外のメーカーを少しだけ深堀り!
各メーカーの魅力をお伝えできれば!と思います。
記念すべき第1回目は・・・
Takamine
日本のエレアコの先駆者、Takamineをクローズアップします!
Takamineの歴史
Takamineの前身は、大曽根楽器製作所という弦楽器工房から始まります。
Takamine創業者は、名古屋で弦楽器製作の修行ののち、岐阜県中津川市に移住・1959年に大曾根楽器製作所を創業しました。
創業の頃は、いわゆる古賀メロディと呼ばれる演歌が流行歌の中心であり、大曾根楽器製作所でも
ガットギターを多く製作していました。
1962年に【高峰楽器製作所】に社名を変更。
創業初期は他社のOEM生産が中心でしたが、1970年代半ば社長に就任した故・平出益郎氏は、
自社ブランド「Takamine」を立ち上げ、それと前後してアメリカの楽器販売会社カマーンミュージック社と提携。
海外向けに、ギターの輸出を本格化しました。
Takamineブランドが立ち上がった1970年代半ばは、日本の音楽シーンが大きく花開いた時期とも一致します。
1966年、ビートルズが初来日。
その影響は大きく、グループサウンズやロックなどのニューミュージックが、1960年代から70年代にかけ、日本の音楽シーンを席巻しました。
その流行に伴い、コンサートも大規模化。
ギタリストは、アコースティックのサウンドを、いかに美しくPAから出力するか、苦心しました。
音楽シーンが大きく変化していく中で、タカミネもエレアコの製作に着手。
研究段階で生まれた『パラスティック・ピックアップ』は、現在でも基本設計を変えず、受け継がれています。
Takamine初のエレアコが完成
パラスティック・ピックアップを搭載した【PT07E】のプロトタイプが完成。
アメリカで活躍していたギタリスト・ライ・クーダ―氏の意見を取り入れつつ、Takamine初のエレアコが完成。
B・スプリングティーン、ジャクソン・ブラウンといった名だたるアーティストがタカミネのギターを手にし、
アメリカの音楽メディアに次々と登場。
名曲『ホテル・カリフォルニア』のイントロに、イーグルスのグレン・フライがTakamineの12弦ギターを使用したことは、
広く知られています。
こうして、日本よりも先に、海を隔てたアメリカで【エレアコのTakamine】として人気に火が付きました。
現在では、様々な国内外の著名アーティストがTakamineギターを、ライブに、録音に愛用しています。
Takamine人気の秘密

パラスティック・ピックアップ
エレガットを除く、全ての現行モデルに搭載されている、インブリッジ型のピックアップです。
他社のインブリッジ型ピックアップでは、1本のサドルで6本の弦の張力を受け、振動を電気信号に変えるのに対し、
パラスティックピックアップは、1弦~3弦、4~6弦で違う性質のピックアップを使用しており、
低音と高音をそれぞれ最適な音質で出力することができます。

1ユニット ピックアップ
エレアコの心臓部というべきプリアンプ。
このプリアンプを1つのユニットにし、サイズを共通化することで、プリアンプの交換、アップグレードを可能にしました。
チューナー内蔵というのも好評です。
PTU、FPT、TDP、DMPの4種類のプリアンプが現行で各モデルに搭載されており、各品番にも記載されています。

ダブル・サドル
上記【パラスティック・ピックアップ】でも記載しました、従来1本のサドルを分割した仕様です。
ブリッジ・サドルを1・2弦と3〜6弦で分割。各サドルでスケールを微調整し安定したピッチを実現します。
当店オススメ!
Takamine人気モデル2選★

TakamineTDP-561C
TOP:スプルース単板×BACK:サペリ単板のエレアコ。
6Vの低電圧で真空管をドライブさせることを実現したCTP-3プリアンプを搭載!
真空管の駆動率を調整するCOOL TUBEの他、MIDコントロールで補正する周波数を設定可能なFREQ(フリクエンシー)コントロールを備えます。

TakamineDMP-50S
国内のみならず海外のアーティストからも絶大なる支持を得ている「Takamine」と島村楽器とのコラボレーションで生まれた「DMP50S」。
扱いやすいサイズ感と豊かな生鳴りで人気の500シリーズボディを採用。
木材はスプルース(単板)とローズウッドという王道のコンビネーションで杢目にも拘ってセレクトしています。
通常はローズウッド指板ですが特別仕様として希少なエボニー材を採用しており、レスポンスの良さが際立ちます。
プリアンプはCT4-DXを搭載しコンタクト・ピックアップを追加することでフレキスブルなサウンドメイクを実現。
18V駆動によるレンジの広さと歪みの無いクリアなサウンドが特徴で、繊細なニュアンスが求められるフィンガースタイルから力強いストロークプレイまで、ジャンルやプレイスタイルを問わず幅広くお使い頂ける実用的な一本に仕上がっています。
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