【防音コラム①】「音」と「騒音」の基礎知識

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2025年03月01日

「音」と「騒音」の基礎知識

知っておきたい用語

「デシベル(dB)」

音の大きさを表す単位。数字が大きくなればなるほど音が大きくなります。
一般的に人が「うるさい!」と感じるレベルは65dBくらいからと言われます。

お部屋種類
理想的dB等級
書斎、勉強部屋 35dB
寝室、リビング 40dB
ダイニング 45dB
キッチン50dB

※繁華街や住宅地など、お住まいの地域の環境によって変わります。

騒音レベル dB等級 音源の例
聴力機能に障害 105~130 ジェット機、コンクリート工事、オーケストラ
とてもうるさい 85~105 地下鉄、滝の近く
うるさい65~85 パチンコ店、ボーリング場、新幹線車内、蝉の鳴き声
普通45~65 テレビ、水洗トイレ、都心の住宅地
静か25~45
郊外の住宅地、囁き声、衣服が擦れる音、鉛筆の音
とても静か 10~25 小さな寝息、雪の降る音
楽器dB等級
ドラム子供:80~100
大人:100~
プロ:120
ピアノ子供:70~90
大人:90~100
プロ:110
金管楽器100~110
木管楽器 70~95
声楽・ボーカル 90~110
周波数「Hz(ヘルツ)」について

音の高さを表す単位です。周波数が高ければ「キーン」とした耳をつんざくような音に聴こえますし、逆に低ければ「ズーン」とお腹に響くように重く感じます。
また防音に関して言えば、高い音は吸音・遮音しやすく、低い音は吸音・遮音しにくいという特徴があります。

「Dr等級」について

遮音性能(防音性脳)を表す日本工業規格(JIS)の単位。数字が大きくなればなるほど遮音性能が高くなります。
例えば、子供がピアノを練習している部屋(90dB)を防音室にしたところ、隣の部屋ではうるさくない程度の50dBまで下げられたとしましょう。この場合、
 90dB-50dB=40
となるため、この防音室の防音性能は「Dr-40」ということになります。

遮音性能 効果
Dr-30 壁を隔ててピアノの音が「小声」くらいに聞こえる。
Dr-40 壁を隔ててピアノの音が「ひそひそ声」くらいに聞こえる。
Dr-50 壁を隔ててピアノの音がほぼ聞こえない。

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