【徹底解説】クラリネットのマウスピース＆リガチャーの正しい選び方♩【入門ガイド】

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公開：2025年05月02日

更新：2025年10月01日

クラリネットを演奏する上で"もっと楽しみたい！"と感じたら…、まず見直したいのが「マウスピース」と「リガチャー」。演奏のしやすさや音色がガラッと変わる、大切なパーツです！この記事では、お客様にぴったりのマウスピース・リガチャー選びをお手伝いしています♪

CONTENTS

マウスピースとは？	リガチャーとは？
リード（音を振動させる薄い木片）を取り付けるパーツ。素材や開き具合で、音色や吹き心地が変化します。	リードをマウスピースに固定する金属や皮素材のパーツ。音の立ち上がりや響きに大きく影響します。

音が出しやすく、指導者や教本で学んだ奏法でしっかり反応してくれるか。また、柔らかい音や明るい音など音色によって曲の雰囲気も変わるので、試奏して好みの音を見つけるのも◎！

樹脂かゴムか。フェイシングのサイズにより、息の入り方が変わります。

フェイシング（開き・長さ）	説明
ティップ・オープニング（開き）	リードとマウスピース先端の隙間の広さ。広い → 大きな音や豊かな響き、反面抵抗感がある。狭い → 吹きやすい／繊細な表現がしやすい
フェイシング・レングス（長さ）	リードがカーブに接する部分の長さ。短い → 反応が早く、明るい音。長い → 吹奏抵抗あり、豊かな音色、息を使いやすい

➡ 初心者や部活動所属の方には「中開き」「中長め」あたりが標準的で扱いやすいです。

➡ 標準的にはエボナイト製が最もバランスが取れており、音楽的表現にも幅が出ます。

マウスピースの違いは、ほんのミリ単位で変化します。そのため、「カタログスペックだけでは分かりにくい」のが現実。目的やレベルを店舗スタッフに伝えて、実際に試奏をしてみるのがとてもおすすめです！

マウスピースYAMAHA：CL-4C

【クラリネット用】
演奏中のストレスも軽減され、長時間の演奏でも疲れにくく上達を手助けしてくれます。スムーズな息の流れと軽快なレスポンスで、吹きやすく初心者の方におすすめです！

¥5,500税込

マウスピースVandoren：5RVL/CM302/CL

【クラリネット用】
5RVより開きが大きめで、フェーシングも長くなっています。
全ての音域で反応が良く、コントロールしやすく、初心者や学生の方に最適です！

¥17,820税込

リガチャーは、リードをマウスピースに固定するためのパーツ。
たったこれだけ？と思われがちですが、音色・レスポンス・吹き心地に【想像以上】に大きく関係する重要なアクセサリーです！

メーカーによってサイズ対応が異なります。ブランドとモデルにより装着できない場合もあるため、「使用マウスピース名を必ず確認」しておきましょう！もし分からない場合はメーカー名・型名を店舗スタッフに伝えて頂ければ、使用モデルを確認してご案内できます♪

スタイル	サウンドイメージ	おすすめ商品
クラシック・吹奏楽	明るめ・まとまりのある響き	Vandoren M/O、Optimum、Yamaha メタル製
ジャズやポップス	柔らかく包み込むサウンド	Rovner Versa / BG Tradition (皮)
ソロ向け	独自の個性を重視	Silverstein / Yany SIXS など