【初心者でも作曲できる!】ボーカロイド(ボカロ)の選び方・始め方【おすすめ機材 2025年版】

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2025年03月31日

島村楽器パークプレイス大分店では、ボーカロイド楽曲制作に必要な機材を取り扱っております♪ 楽曲制作を始めてみたいけど、何から始めればいいのか…機材を探すのが大変…という方に!この記事で詳しくご紹介していきます! CONTENTS●ボカロ楽曲制作に必要なものは何?●ボカロP入門!知っておきたいソフトの […]

島村楽器パークプレイス大分店では、ボーカロイド楽曲制作に必要な機材を取り扱っております♪

楽曲制作を始めてみたいけど、何から始めればいいのか…機材を探すのが大変…という方に!この記事で詳しくご紹介していきます!

●ボカロ楽曲制作に必要なものは何?

VOCALOID
・ボーカロイド音源
・ボーカルエディター
ボーカロイド制作の中心となるソフトです。歌声を入力・編集していくツールになります。
DAWソフトウェアボーカロイドで作成した歌声データを問題なく取り込めるDAWソフトが必要です。
DAWがあれば、伴奏の作成、録音、エフェクト適用がスムーズに行えます。
パソコンVOCALOIDエディタやDAWを快適に動作させるためのコンピュータが必要です。スペックを満たしているか事前に確認しましょう!
ヘッドフォン
モニタースピーカー
音楽制作においては正確な音チェックが必要です。高品質なヘッドホンまたはモニタースピーカーを用意すると仕上がりが良くなります!
【あると便利!】
オーディオインターフェース
ボーカロイドの作業中に遅延なく音を聞くためのデバイスです。音をクリアに出力するためにも役立ちます。
【あると便利!】
MIDI入力環境
メロディを手動で作成する場合は、パソコンのキーボードやマウスだけでも可能ですが、MIDIキーボードがあれば効率的に作業できます。

ボカロ制作にはメロディ・歌詞のアイデアも必要になってきます!伴奏を作成する場合は、事前にDTMの基礎を学び、楽器音源を用意しましょう。フリー素材や自分で演奏した素材も活用することができますよ♪

●ボカロP入門!知っておきたいソフトの選び方!

初心者さんがボカロソフトを選ぶにあたり、何を基準にして購入すればいいか迷いますよね。そこで、"ボカロP入門におすすめの選び方"5つのポイントをご紹介!

ポイント①用途や方向性を決めておく!

ボカロを使って何を作りたいのかを明確にすることで、選ぶべきソフトの方向性が分かります。また、気軽に試したい初心者さんなら入門用のセットや無料版(例: Synthesizer V BasicやUTAU)を試すのがおすすめですよ♩

ポップス
バラード
柔らかく聞き取りやすい声のライブラリを選びましょう。例: 初音ミク、鏡音リン・レン、音街ウナ
パワフルなロック
エモーショナルな楽曲
力強い発声が表現できるボイスライブラリがベスト!例: v flower、Megpoid(GUMI)
温かみやリアル感のある歌唱VOCALOID 6やAI技術搭載のソフトが優秀です。例:VOCALOID 6

ポイント②初心者が使いやすいソフトを選ぶ!

初心者さんが使いやすいソフトを選んで、まずはボカロ制作に慣れることも大切です!曲の方向性が決まったら店頭スタッフに何が使いやすいか聞いてみるのもおすすめ♪

操作のわかりやすさ歌声ライブラリが豊富かどうか、初期投資額が抑えられるスターターセットも選ぶポイントとして覚えておくと良いかも!

ポイント③お気に入りの歌声ライブラリを選ぶ!

ボカロPとして楽曲制作をするとき、使う歌声ライブラリ(ボイスバンク)は大事な選択です…!イメージする「声」によって選ぶべきライブラリが変わりますので、事前に実際の歌声デモの視聴(公式サイトやYouTubeにあります)を聴いてみましょう♪

高音でかわいいキャラクター初音ミク、音街ウナ
クールでパワフルな声v flower、鏡音リン・レン
落ち着いた大人っぽい声Megpoid、IA
独特なキャラクター性ビット音源系やアニメ声などもあり!

ポイント④システム環境との相性を確認する

ボイスライブラリやエディタソフトが自分のパソコンで動作可能かを確認しましょう!重いソフトウェアの場合、PCスペックを満たしていないと動作が遅くなる可能性があるので注意が必要です…!!

スペック不足の場合は、軽量なソフト(例: UTAU、Synthesizer V Basic)から始めるのも一つの手ですよ!

▶必要スペック(例: VOCALOID 6 使用の場合)
CPUHaswell(第4世代)以降の Intel Core シリーズまたは Xeon シリーズ
メモリ8GB以上
ストレージ必要容量を確保(25GB以上)
OSWindowsまたはMac

ポイント⑤予算を決めておく!

コスト面も重要なポイントです。事前に価格帯やセット内容を確認し、自分の予算に合うものを選んでいきましょう!

目安となる価格
VOCALOIDシリーズ
(ベースソフト + 歌声ライブラリ)
約20,000〜40,000円
Synthesizer Vシリーズ有料版 約9,000円
※無料版もあり
UTAU無料
コストをかけずに始めたい方におすすめ!

●DTM・ボカロ楽曲制作の始め方!【作り方】

ボーカロイドで楽曲制作を行う手順を初心者さんでも分かりやすく解説!基本的な制作の流れを理解することで、効率よくボカロ楽曲が作れますよ♪

STEP1.作りたい楽曲のイメージを決める!

まずは、楽曲のテーマやジャンル、テンポなど、全体のイメージをざっくり考えます。
※他のボカロ楽曲を参考にするとイメージを固めやすかったりするので、色々聴いてみると良いかもです!

STEP2.歌詞を作る!

楽曲に合わせて歌詞を作成します!曲のメロディやビートをイメージしながら、言葉を組み立てます。
サビやメインフレーズとなるキャッチーな部分から考え始めるのも効果的ですよ♩

STEP3.メロディを作成する!

次に、ボカロの歌部分となるメロディ(旋律)を作ります。テンポや音程の間隔を調整し、自分の思い描いたメロディラインを作成していきましょう!

  • MIDIで入力する(MIDIキーボードがあれば便利)
  • エディタ(VOCALOID Editor)内でマウスを使って、音符を打ち込む。
  • メロディの音程を階段状に設定しながら細かい調整。

STEP4.VOCALOIDソフトで歌声を編集する!

VOCALOIDエディタやSynthesizer Vを使用して、歌声を編集していきましょう!

手順① 音程の配置メロディに歌声を合成する。
歌詞を入力すると、歌うボイスが生成されます。音符を伸ばしたり短くしたりして調整。
手順② 発音の調整一つひとつの単語の発声を修正。
「母音」部分を伸ばすか、「子音」を強調するかなど微調整する。
手順③ 滑らかさを追加ピッチベンド(音の滑らかさ)やダイナミクス(音量の強弱)を編集すれば、歌声の表情が豊かになりますよ♩

STEP5.伴奏の制作・編曲をする

次は、DAWを使って楽曲に伴奏をつけていきます。

ベースやドラムのリズムを作ったり、ピアノやギター音源を使いながら、楽曲全体の雰囲気を作り上げます!
そして、VOCALOIDのメロディと不協和音が出ていないか整合性を確認しましょう!

STEP6.エフェクトで仕上げ、テスト制作・微修正!

曲によりプロっぽいクオリティを出すためには、エフェクトを使用します!そのあと、楽曲の各パートが完成したら繰り返し聴いてテストしていきます。特に以下の点をチェックしましょう!!

  • 歌詞とメロディのタイミングが合っているか?
  • ボーカルの音量が大きすぎないか小さすぎないか?
  • 曲全体のテンポと流れがスムーズか?

STEP7.ミックス・マスタリングをしよう!

最後に楽曲全体を仕上げていきます!※ただし、ミックスやマスタリングは難しければ、最初はシンプルでOKです!後でスキルを磨いていけば問題ありませんので、気楽に進めましょう!

楽曲の完成!配信準備

お疲れ様でした!以上の7ステップを目安に制作していけば憧れのボカロPデビューです!!

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