![皆様、こんにちは。 大宮店ギター修理 山崎です。 早くも朝布団から出られなくなる季節がやってきましたね! 寒い日の早朝、乾いた冷たい空気で鼻がキンっとなるのがたまらなく好きです。 そんな冬を迎える直前の今、ギター達のメンテナンスをするタイミングでもあります。 ギターは急激な温度・湿度の変化に弱く、場 […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/ohmiya/wp-content/uploads/sites/25/2022/01/20220122-14938212438905.jpg)
皆様、こんにちは。
大宮店ギター修理 山崎です。
早くも朝布団から出られなくなる季節がやってきましたね!
寒い日の早朝、乾いた冷たい空気で鼻がキンっとなるのがたまらなく好きです。
そんな冬を迎える直前の今、ギター達のメンテナンスをするタイミングでもあります。
ギターは急激な温度・湿度の変化に弱く、場合により重篤な破損に繋がる恐れも、、
そんなリスクを少しでも軽減するべく、一度お手入れをしてあげましょう。
まずはフレットのお掃除。ニッケルシルバーフレットの場合、表面がくすみ場合により錆が出る事も。弦が切れやすくなったり、音にも影響が出る事がありますので、汚れが気になり始めたら早めにお掃除を。
無塗装の指板の場合、木肌がむき出しになっている為定期的な保湿が不可欠。ティッシュや布切れに指板オイルを少量取り、表面がしっとりする程度塗り広げましょう。びっちょりと塗り過ぎてしまうと、指板が重いダメージを負う可能性があるためNGです!
汚れが積もって取れないような場合は、無理に削り取ったりしようとせずにお店までお持ちください!
アコースティックギターの場合は、ブリッジの部分の保湿も忘れずに。ここの割れトラブル、結構多いです。
時間に余裕のある方は、お掃除、保湿を終えた後にワックスを塗ってあげると保湿効果がより長持ちします。
今回はSonic Fingarbord waxを塗ってみました。蜜蝋をはじめ、数種の油成分を配合した指板用のワックスです。
画像右が塗布前、左が塗布後。しっとりと艶感が出て美しく、また美観だけでなく保湿・撥水効果も期待できます。
小まめなお手入れが難しい方ほど、一度塗っておいてあげると汚れの付着を軽減出来るかと思いますので是非。
弦を張って完了です。
室内の温度・湿度管理が難しい方も多いと思います。
そんな方は、冬場はこういった湿度調整アイテムがありますので、こちらと一緒にケースにしまっておいてあげると
幾分トラブルを予防出来るかと思います。
普段はスタンドにかけっぱなしの方も、冬場は出来たら都度しまってあげてください。
これだけやっても、どうしてもトラブルは起きてしまうものです。
季節の変わり目はギターも風邪をひきやすい季節。もし弾いていて少しでも違和感を感じたら、お早めにご相談下さい。
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