![皆様、こんにちは。 梅雨も明けいよいよ夏本番、一気に暑くなりますね。 カラッと晴れればいいのですが、年々蒸し暑さが増している気がします、、 そんな季節、楽器にもトラブルが起こりやすい環境になります。 こちらご覧ください。 ブリッジが剥がれかけています。 ご相談内容は、「最近音が小さくなった気がする」 […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/ohmiya/wp-content/uploads/sites/25/2022/01/20220122-14407830115796.jpg)
皆様、こんにちは。
梅雨も明けいよいよ夏本番、一気に暑くなりますね。
カラッと晴れればいいのですが、年々蒸し暑さが増している気がします、、
そんな季節、楽器にもトラブルが起こりやすい環境になります。
こちらご覧ください。
ブリッジが剥がれかけています。
ご相談内容は、「最近音が小さくなった気がする」と言ったものでした。点検してみると、ブリッジ浮きが発覚。
音への影響だけでなく、最悪の場合表板をめくりあげる形で破損する事もあります。早めに気付けて良かった、、
という事で、修理です。
接着強度を確保するため、一度すべて剥がして接着面を整えます。位置決め用のピンが入っているモデルでしたが
今回は使用せず。ブリッジに合わせて塗膜を1:1でカットし、木材同士の面接着で仕上げます。
接着完了。弱弱しかった鳴りも回復し、元気に鳴ってくれています。
写真にもある通り、ブリッジ後方から薄紙が差し込めるような状態でしたら、重篤な破損に繋がる前に「すぐに弦を緩めて」修理にお持ちください。
また今回のケースのように、最近音が小さい、妙な共振音がするなどいつもと違う違和感を感じましたら、先ずはお気軽に点検にお持ち頂ければと思います。
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