![皆様こんにちは。 大宮店ギターリペア、山崎で御座います。 ギターのボリューム操作を行うときに、音がこもる・効きが滑らかでなく違和感がある..等感じたことはありませんか。 今回はそういったお悩みに対するカスタムをご紹介いたします。 このような時、高音のロスを軽減する「ハイパス」、0~10までの効きを滑 […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/ohmiya/wp-content/uploads/sites/25/2022/01/20220122-13519489608106.jpg)
皆様こんにちは。
大宮店ギターリペア、山崎で御座います。
ギターのボリューム操作を行うときに、音がこもる・効きが滑らかでなく違和感がある..等感じたことはありませんか。
今回はそういったお悩みに対するカスタムをご紹介いたします。
このような時、高音のロスを軽減する「ハイパス」、0~10までの効きを滑らかにする「スムーステーパー」
今回ご紹介するのは、「トレブルブリード」と言われる回路を組んでいきます。
元の状態では、ハイパス が組み込まれている状態。ボリュームを絞った時の音が少々カリカリし過ぎて、かつ滑らかさももう一声、、といった状態でした。
基本的にはギターの回路は基本的には引き算。ピックアップから出る信号がMAX、そこからいろいろな要素で引き算がされて行き、最終的ジャックから出力されます。一部アクティブ回路で足し算もされますが、今回は割愛。
その引き算の具合を、自由度高く調整出来る回路が、トレブルブリード 回路になります。
数えきれないほど膨大な、キャパシタと抵抗の組み合わせの中、あれでもない、、これでもない、、、と試行錯誤。
どの帯域を落として、どこを残すのか..理屈と聴感を照らし合わせながら、ベストな組み合わせを探します。
数値が決まりました。効きも滑らか、ボリュームがどのポジションにいても、所謂使える音 が出るようになりました。
この回路、ボリュームはもちろんですが、仕組みを応用してトーンやローカットスイッチ、FENDERのTBX回路やSCHECTERのローカットトーンにも応用が利きます!
不満ではないけれど、あと少しこうだったらな、、なんてわがままさんにもお応え出来るよう、出来る限りの準備をしてお待ちしております。ぜひともお気軽に、私 山崎 まで一度、ご相談ください!
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