【吹奏楽部・親御さん必見!】失敗しない、サックスの選び方!

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2024年04月15日

*サックスってどうやって選ぶの? アクセスありがとうございます!今回は、吹奏楽の花形でもあるサックスの選び方をご紹介します。]]これからサックスを選ぶ際、是非ご参考にして下さい♪ **私が楽器選びのお手伝いさせて頂きます♪ 島村楽器イオンモール直方店 管楽器担当:[https://www.shima […]

サックスってどうやって選ぶの?

アクセスありがとうございます!今回は、吹奏楽の花形でもあるサックスの選び方をご紹介します。
これからサックスを選ぶ際、是非ご参考にして下さい♪

私が楽器選びのお手伝いさせて頂きます♪

島村楽器イオンモール直方店 管楽器担当:加々見圭祐(かがみけいすけ)
中学校より吹奏楽部に所属し、クラリネット・バスクラリネットを担当。
高校では学生指揮者をしており、在学中には、東京佼成ウインドオーケストラ吹奏楽大作戦指揮コ-ス受講。
大学時代には、梅光学院中学・高校吹奏楽部に外部講師として赴任し、コンクール初出場・定期演奏会初開催等、指揮・指導をしておりました。
現在は、島村楽器直方吹奏楽団にて常任指揮者を務めている。
使用楽器は、ビュッフェクランポンR13GL(クラリネット)・BC1180(バスクラリネット)

◆電話で相談したい/お店で実物を見ながら
詳しく聞きたいという方へ◆

TEL:0949-29-2555 管楽器担当:加々見(かがみ)宛にお電話ください!
加々見不在時には、後日折り返しご連絡致します。
事前にご来店希望日をお伝え頂ければ出勤時間の調整も可能です。
下見での気軽なご来店も大歓迎です!
遠方の方も、お気軽にご相談ください。(営業時間10:00~21:00)

目次

サックスとは
メーカーの特徴
サックスの選び方
①使用されている材質
②塗装
③ベルの製法
④レゾネーター
⑤価格ごとの違い
⑥中古の楽器だと同じ機種でも安いから良いですよね?
実際どうですか?

サックスとは

1840年代にベルギーのアドルフ・サックスさんという方が発明した楽器がこの「サックス(サクソフォーン)」です。管楽器の中では比較的新しい楽器のひとつで、その種類も管楽器のなかでは多種類になっています。高音域から順にご紹介すると下のようになります。

・ソプラニッシモサックス

・ソプラニーノサックス

・ソプラノサックス

・アルトサックス

・テナーサックス

・バリトンサックス

・バスサックス

・コントラバスサックス

・サブコントラバスサックス

他にも現在は製造されていない種類のものもあります。

この中でも現在特によく使用されることが多く、一般的に見ることが多いサックスは「ソプラノサックス」「アルトサックス」「テナーサックス」「バリトンサックス」です。

ソプラノサックス

メジャーな4種類のサックスの中では最も高音域の音を出すことが出来るサックスです。

アルトサックス ★吹奏楽部で最初に使われます!

サックスと言えばイメージするのはこちらではないでしょうか。ソプラノサックスの次に高い音域を出せるサックスです。音楽教室や吹奏楽部ではじめに持つ楽器として選ばれることが多いです。

テナーサックス

アルトサックスに並んでみることの多いサックスです。音域はアルトサックスよりも低い音域を出すことが出来ます。サックスらしいかっこいい音色から甘い音色まで鳴る楽器です。吹奏楽の世界ではバンド全体の中音域を担当し、ユーフォニアムやトロンボーンと同じフレーズを吹くこともよくあります。

バリトンサックス

よく使用される4種類の中では最も低い音域を演奏する事ができます。吹奏楽ではチューバなど低音系の楽器と一緒のフレーズを演奏することが多く、バンドのベースラインを支える役割を担うことが多いです。

サックスメーカー御三家

Henri Selmer Paris(セルマー)

サックスの生みの親、アドルフ・サックスから受け継いだ伝統と先進の技術。

つねにサックス界のトップランナーです。「サックスと言えば…?」と質問されたら、このセルマーを一番に思い浮かべる方が多いほどの老舗王道メーカー。現行では吹奏楽層からの支持がとても高いジュビリー・シリーズ2、シリーズ3と、ジャズ層から支持を集めるビンテージ・セルマーの復刻版とも言えるリファレンスがあります。

YAMAHA(ヤマハ)

世界唯一にして最大、あらゆる楽器を手がける総合メーカーです。吹奏楽での使用が多い定番のヤマハ。吹きやすさと音程の安定感に定評があります。品質も安定しており、初心者向けモデルが充実しております。最上位クラスの“カスタム・シリーズ”には、クラシック向けに開発された875や、875の改良型であるEX、そしてジャズ向けに開発されたモデルの82Zがあります。

ヤナギサワ

日本が世界に誇るサックス専門メーカー。その歴史は古く、1896年(明治29年)の創業。アルトは2014年に、テナーは2015年に新しく“WOシリーズ”が発売となり、低価格の“ライトモデル”は吹きやすさと華やかなサウンドを、高価格の“ヘヴィモデル”は吹き応えと重厚感のある艶やかなサウンドを追求しています。

真鍮製の2機種を軸に、ブロンズやシルバーなどの金属を管体に使ったサックス作りが特徴。

素材によって音色が全く異なる(本当に全然違う!)が、音色の特徴としてはパリッと鳴ってくれる印象です。


サックスの違い①使用されている材質

サックスは材質が違えば、吹き心地や音色が大きく変わります。

最も多くのサックスの使用されているのは「真鍮(ブラス)」です。

ブラスの中にも様々な種類があります。

♪イエローブラス ★吹奏楽部の人が初めて持つサックスには一番オススメです!

よく使用されるブラスの中でも更に最もよく使用される、まさに王道中の王道!明るく張りのある音色です。

♪ゴールド(ブロンズ)ブラス

銅が多く配合された材質で、幅のあるふくよかな音色が特徴。

♪レッドブラス

更に多く銅が配合された材質で、まろやかで温かみのある音色が特徴。

自分の吹きたい音色に合わせて素材を選ぶことがポイントです。

サックスの違い②塗装

表面仕上げには主にラッカーとメッキの2種類があります。ラッカーは本体の金属への塗装、メッキは本体の金属にさらに金属を付着させています。

ラッカーは素材を保護する重要な役割があり、傷やサビから楽器を守ります。そしてラッカーの種類によっても音色に変化が現れます。逆にラッカーをかけないノーラッカー(アンラッカー)のモデルもあります。


♪ゴールドラッカー

サックスで一番よく見る塗装だと思います。まずはゴールドラッカーのサックスから始めることをお勧めします。

♪クリアラッカー

パワフルで音抜けがよく、艶やかな音色です。水分や汗を拭き取らないでおくとこれもラッカー剥がれや変色の原因になることもあります。

♪アンラッカー

ジャズをする人には非常にオススメですが、吹奏楽には不向きです。

♪銀メッキ

柔らかく明るめの音色。マメにお手入れをしないと、すぐに錆びます。

♪金メッキ

抵抗感があるが、遠くまで響き、埋もれない音色です。価格が一気に跳ね上がります・・・が響きは格段に良いです!

♪ピンクゴールドメッキ

芯のある、太いサウンド。かつ柔らかさもあります。見た目がとにかく華やかで可愛らしいです。

♪ブラックニッケルメッキ

固めで芯のある太いサウンドが特徴。派手すぎず落ち着いた音色です。

サックスの違い③ベルの製法

サックスのベルは「1枚取り」と「2枚取り」という2種類の製法があります。

1枚取り 職人の手によって1本1本ハンマーで叩き、ベルの形にしていくので、金属が鍛えられて良い響きを生みます。またベルの厚さが均等になるため、響きも均等になり、音抜けが良くなります。
2枚取り コストを抑えて大量生産できる製法。後からカポっと2枚を取り付けます。まるでモナカのよう♪

吹奏楽部に入部してこれからしっかり使っていきたいと考えている方には、断然1枚取りをオススメします!

サックスの違い④レゾネーター

レゾネーターとは、パッドの真ん中に付いている反射板の事です。左がメタル製、右がプラスチック製になります。

この反射板によって音を反射させ、ベルから音を出すという仕組みになります。

パッドの裏に隠れていて普段はよく見ないパーツではありますが、レゾネーターは2種類に分けられます。

プラスチック製レゾネーター 柔らかい丸みのある音色で、低価格帯の本体に装備していることが多いです。
メタルレゾネーター プラスチック製よりもレスポンスがはっきりし、明るめの音色です。ジャズ演奏に向いています♪

金属製なので、音の反射が良く、中価格帯~高価格帯のサックスに装備していることが多いです。

価格ごとの違いは?

※ここでは、アルトサックスのラインナップをご紹介させて頂きます。
テナーサックスも常時展示しておりますので、管楽器総合ページを参照してください。

サックス選びのポイントは、何よりも自分の「やっていきたい音楽」と「出したい音色」にこだわって、そのイメージに近いものを選ぶのが良いでしょう。

・参考価格帯~20万

価格は一番お求め安く、鳴らしやすいモデルなのでこれから始める方や初心者の方にオススメ!

メーカー モデル コメント・ポイント
ヤマハ YAS-380 YAS280 よりもさらに表現力、操作性を向上させた、ワンランク上のスチューデントモデルです。
・参考価格帯

初心者の方や吹奏楽部に所属している方にオススメ!

メーカー モデル コメント・ポイント
ヤマハ YAS-480 吹奏楽層にオススメのモデル。別売りのカスタムネックに付け替えることで、より高度な演奏表現も可能です。
ヤマハ YAS62 吹きやすさ、コントロールのしやすさに定評があり、絶大な人気を誇るヤマハサックスの定番モデル。
ヤナギサワ A-WO1 管体にブラス(真鍮)を使用し、軽い吹奏感を活かした「ライト仕様」。初心者から上級者、ジャンルを問わず幅広いプレイヤーに愛されるベーシックモデルです。
ヤナギサワ A-WO2 初心者の方や大人の趣味にも人気の「ライト仕様」ブロンズブラスモデルで温かみのあるサウンドです。
・参考価格帯

ご経験者の方にオススメで、様々な材質の楽器や仕上げの違う楽器があり演奏者の個性や好みが出せます。

メーカー モデル コメント・ポイント
H.Selmer Axos トップモデルと同じコンセプトによる設計でありながら、手ごろな価格を実現しました。
ヤマハ YAS82Z 様々なジャンルの音楽表現に対応し、全音域でムラのない安定感と多彩な音色と心地よい吹奏感が得られるモデルです。
ヤナギサワ A-WO10 程よい抵抗感のある「ヘヴィー仕様」で、プロプレイヤーも納得の鳴りの良さと豊かな響きを持っています。
ヤマハ YAS875EX 上質で威厳あふれる豊かなサウンド。ストレスを感じさせないスムーズで優れたキィワークと低音の発音性。奏者の思いを表現できる楽器です。
ヤナギサワ A-WO20 「ヘヴィー仕様」でありながら、やわらかな音色を実現。太くて重量感のある鳴りと色艶のあるマイルドな響きが魅力。
H.Selmer SA802JubileeAS 非常に伸びやかで倍音の豊かな音で、音の伸びが力強く、さまざまなジャンルに適合します。
H.Selmer シリーズ3Jubilee ほんのわずかな息の変化にも反応してくれるので、演奏者が完璧に自由な感覚で表現することを可能にします。

中古の楽器だと同じ機種でも安いから良いですよね?実際どうですか?

中古の楽器は同じ機種でも新品より圧倒的に価格が安いです。だからこそ、これから始めたいと思われる方には特に魅力的に見えるのは確かですね。
しかし、中古ならではのデメリットがあるのも確かです。新品と中古のメリットとデメリットをこちらにあげてみましょう。

新品のサックス

メリット
  • 誰も使っていないから安心して使える
  • 自分の出したい音色を作りやすい
  • メーカー保証がついている(保証期間はメーカーによって異なります)
  • 長く使用することができる(機種によって耐久性は異なります)。
  • 定期的なメンテナンス(半年から1年毎)を行っていれば楽器のトラブルは起きにくい。
デメリット
  • 価格が中古よりも高め

中古のサックス

メリット
  • 新品よりも価格が安い
  • 現在生産されていないモデルが手に入る可能性が高い
デメリット
  • 以前のユーザーの癖が残っているので、自分に合った楽器を選ぶのが非常に難しい
  • 定期的なメンテナンスを行っていても楽器のトラブルが起こる可能性が新品よりも高い
  • メーカー保証がついていない(店舗での保証(大抵メーカー保証期間よりも短いです)のみ)
  • 楽器の耐久性が新品よりも劣る
結論

これからサックスを始める方→新品がオススメ!

経験者の方で吹奏楽・クラシックをメインに演奏→新品がオススメ!

とにかく価格を抑えて上位モデルを手に入れたい。→中古がオススメ!

中古を買う際はしっかり調整してあるか分かると安心です。買ってから再調整に出す…という方もいるそうですのでお気を付けください!

管楽器のことなら直方店にお任せください!!

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店舗名 イオンモール直方店
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福岡県直方市湯野原2-1-1  イオンモール直方2F
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担当 加々見
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