楽器屋店員が教える!電子ピアノの選び方!

イオンモール名取店

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2024年03月16日

*皆さまのピアノ選び、お手伝いさせてください! こんにちは。島村楽器イオンモール名取店 ピアノ担当の[!秋満(あきみつ)!]です。]]島村楽器イオンモール名取店は、名取市内を中心に仙台、柴田、大河原、白石など仙南地域、亘理、福島など様々なエリアのお客様にお越しいただいております。]]ピアノの購入、選 […]

皆さまのピアノ選び、お手伝いさせてください!

こんにちは。島村楽器イオンモール名取店 ピアノ担当の秋満(あきみつ)です。
島村楽器イオンモール名取店は、名取市内を中心に仙台、柴田、大河原、白石など仙南地域、亘理、福島など様々なエリアのお客様にお越しいただいております。
ピアノの購入、選び方でお悩みの方は当店にお任せください!

イオンモール名取店 ピアノラインナップ

電子ピアノ商品ラインナップはコチラ!アコースティックピアノ商品ラインナップはコチラ

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メニュー コンテンツ
「電子ピアノ」という楽器について 「ピアノレッスン」について
「メーカー」について
「価格」について
「サイズ」について
「良い電子ピアノ」の見極め方 「スピーカー」
「鍵盤」
「音源」
「お店で選ぶときのちょこっとアドバイス」

電子ピアノって?…本物のピアノとどう違う?

よく音楽教室などでレッスンの際に使われているのは、「アコースティックピアノ」と呼ばれるピアノです。
「お教室のピアノはどんなピアノですか?」と伺うと、大抵の方には「教室では本物のピアノでレッスンしてます!」とお話していただく事が多いです。
所謂‟本物のピアノ”は、ピアノの中に張られている弦をハンマーが叩き、その振動が響板という板に伝わることにより音が出ます。

そのハンマーを動かすのは鍵盤。実際に指が触れる部分ですね。アコースティックピアノは、この鍵盤部分が木材で出来ています。

一方、電子ピアノには弦も張られていなければ、ハンマーもありません。
押された鍵盤の位置をセンサーが感知して、内蔵されている音源がスピーカーから聴こえてきます。
弦やハンマーが入っていない分、コンパクト。
アコースティックピアノに比べお値段が安く、更には電子ならではの機能も楽しめることから、人気が高いです!
近年は、かなり本物のピアノのタッチや響きに近い商品も出て来ています。
とはいえ、「電子ピアノ」といってもメーカー・価格共に種類が豊富。
何度もお買い替えが出来るようなものでないからこそ、違いをしっかり理解し、ぴったりのピアノを選ぶことが大切です!

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そもそもピアノレッスンってどんなことをするの?

 あくまで目安ですが、「習い始め、初心者」に多い4~7歳くらいのお子さまであれば、早い子で2か月、遅い子でも半年ほどで、「両手演奏」「強弱記号」「スタッカート(跳ねるような短い音)」や「スラー(音を伸びやかに繋げる)」といった演奏技法を学びます。
 レッスン用電子ピアノ選びで大切なのは、これらの技法を「出来たつもりにならない」こと。「綺麗な音が出る」というだけの基準で選んでしまうと、「正しく弾けていなくても出来たつもりになってしまう」→「レッスン先のピアノでは弾けないまま」・・・。
指先の微妙な力加減の変化を、正しく音で返してくれるピアノで練習する事が上達のポイントです。

 趣味で楽しむのならともかく、お月謝を払ってレッスンに通う以上、「長く楽しく続けたい」「せっかくなら上手に弾けるようになりたい」という思いは誰にだってあるはず!
お子さまの習い事であれば、単にピアノを弾けるようになるという事以上に、脳や心の成長にも繋がります!
ピアノを通して心が豊かに育ったら素敵ですよね。

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最初にメーカーを絞って選ばないで!

 「どのメーカーが一番良いですか?」
本当によく聞かれる質問なのですが…
ズバリ…最初にメーカーを絞って選ぶ事はおすすめしません!
当店では様々なメーカーの商品を取扱い・展示しているのですが、同じメーカーの中でも機種・価格によって特徴が全然違います。
ご検討されている価格帯によって、お勧めのメーカー・機種は変わってきます!

 「このメーカーの音が大好き!」という選び方も決して悪くないのですが、電子ピアノ、特にレッスン用となればやはり「どれだけ本物のピアノに近い演奏感か」で選ぶ方が永くご愛用いただけるのではないかな、と思います。

 もちろん、メーカーによって音色やタッチに個性はあります。あくまでご参考程度にご覧ください。

メーカー 特徴
ヤマハ 言わずと知れた国内最大手楽器メーカー。
音源にもヤマハ最高峰グランドピアノの音を収録しています。
すっきりとしたクリアな音色が特徴。
レッスンモデルの「クラビノーバ」シリーズのほか、
本物のピアノと同じ鍵盤アクション構造を搭載した「ハイブリッドピアノ」が人気です。
カワイ 海外でも人気の高い、大手国内楽器メーカー。
カワイグランドの重厚感のある低音とキラキラした高音が特徴です。
特に鍵盤にこだわりがあり、白鍵だけでなく黒鍵も木製にしているのはカワイだけの魅力。
タッチもかなり重めにつくられています。
ローランド 電子ピアノでは最も長い歴史を持つ、日本が誇る電子楽器専門メーカー。
電子ピアノがアコースティックピアノのような振る舞いをする為の最新技術・ノウハウがあります。
伸びやかな音で表現力に定評があります。
立体音響も手掛けている会社なので、小さい音やヘッドホンで聴いた時の音の立体感、強弱変化はNo.1です。
伴奏やBluetoothなど楽しい機能が充実しています。
カシオ キーボードでは物足りないという方に絶大な人気を誇るCASIO。
コンパクトなデザインやリーズナブルな価格帯が多いのも魅力。
シャープではっきりした音が特徴です。
上位機種「Celviano」シリーズは世界屈指のピアノブランドとコラボレーションしており、
本格派ピアノをお探しの方にも注目度の高いメーカーです。
コルグ リーズナブルな価格の電子ピアノが充実しています。
趣味で弾く方にも人気のメーカー。
どのモデルもコンパクトですが、明るくて力強い響きです。
モダンでお洒落なデザインが多いのも特徴です。

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どれくらいの予算で見れば良いの?

レッスン始めの初心者なら20万円クラスが一番人気!

 やはり、電子ピアノを選ぶ上で気になるのはお値段。
価格帯によってピアノの特徴も変わってきます。
ご自身の需要に合わせたものをお選びいただくのも大切です。レッスン初期であれば、年齢に関係なく20万円くらいのクラスが最も人気です。

価格帯 特徴
5万円 ほとんどがスタンド別売りの卓上タイプ。
持ち運びしたい、置き場所を何度も変えて使いたいという方におすすめ。
88鍵盤揃っている電子ピアノとしては最安値の価格帯になります。
音・タッチ共にかなり軽めなので手軽さを最重要視する方におすすめ。
10万円 キーボードでは物足りないという方におすすめ。
スピーカーは2つ、鍵盤は樹脂製で軽めです。
小学生であれば、バイエル半ばくらい(習って半年間くらいが目安)までのピアノになります。
強弱変化や表現力といった点では物足りないかも。
買い替えを前提とした、幼稚園くらいのお子様用として人気です。
15万円 「レッスンモデル」のエントリーランクがこちら。
ピアノらしい表現力がついてきます。
メーカーによっては木製鍵盤になったり音源の種類が上位機種同等になります。
まだまだ「ピアノ」として満足出来るレベルではないですが、
「レッスンには通っている」けど「出来る限り予算を抑えたい」という方におすすめ。
20万円 各メーカーが力を入れている、これからレッスンを始める方に一番売れ筋の価格帯。
スピーカーの数が4~6つになり音に立体感が出ます。
鍵盤も木製になり、アコースティックピアノに近い演奏力になります。
レッスン用であれば、「長く続くか分からないし・・・」とお悩みの方でも最低限これくらいがおすすめ。
ピアノの先生から推奨される事が最も多い価格帯です。
30万円 スピーカーの数も6~8つに増え、表現力がかなり増すので本格的な演奏も可能になります。
誰が聴いても違いが分かる程、音の響きに迫力と繊細さが増します。
更に、鍵盤の奥の長さがながくなるのでタッチ感もさらに本物に近くなります。もうワンステップ上を目指す方には必須のラインがこちら。
40万円以上 限りなくアコースティックピアノに近くなり、
「電子ピアノとアコースティックピアノのハーフ」のような存在のピアノが出てきます。
「本当はアップライトが欲しいけど、場所や音の問題があるから電子ピアノ」という方におすすめ。

※上記の特徴はスタンダードタイプの目安です。インテリア性や機能性の高いタイプのモデルは含まれていません。

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「スタンダード(キャビネット)タイプ」と「コンパクトタイプ」の違いは?

置き場所に問題が無ければスタンダードタイプがおすすめ!

 鍵盤の数(88鍵)はどのモデルも変わらないのでどのタイプも幅はさほど変わらないのですが、違いが出るのは奥行き。スタンダード(キャビネット)タイプは平均45cm、コンパクトタイプは平均31cm、ちなみに本物のアップライトピアノは60cmくらいです。

 コンパクトタイプはデザインもスタイリッシュなものが多いので、圧迫感が無くすっきりして見えますね。ただし椅子を収納できるスペースが無いので、実際にお部屋に置いたときに必要となる面積はスタンダードタイプとあまり変わらないので要注意です。

 「ピアノとしてどうか」という点ですが、同じ価格帯で比べるのであればやはりスタンダードタイプの方が性能は高くなります。ピアノの音の響きはスピーカーが大きく影響するので、コンパクトタイプの場合それ以外のスペックが同じでも音の響き方に違いは出てきます。

 とはいえ…ピアノを置いたときのお部屋の雰囲気も大事ですよね!どうしても置き場所に困っているというわけでなければスタンダードタイプをおすすめしたいところですが、無理のない範囲でお選び頂ければと思います。

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「良い電子ピアノ」の見極め方

ピアノは”表現力”が命!

 電子に限らず、「ピアノとしての演奏性の高さ」を左右する重要なポイントの一つが「表現力」。強弱とそれに伴う音質の変化が、自分の思うようについてくれるかどうかが大切です。

 ピアノレッスンって必ず宿題が出ますよね。まだ小さいお子さまも「この曲は明るい雰囲気だから、元気に力強く弾いてみよう」「でもここは優しく柔らかいかんじで弾いてみよう」などなど、ただ楽譜にある音符をなぞるだけではない、まさに「表現力」の練習が求められます。

 教室や発表会にあるグランドピアノは、子供の成長具合やその日の気分、「あっ最近練習サボってるなー?」という事まで分かるほど、弾き手によって音色の変化を感じることができる表現力があります。
やっぱり「出来た!」「褒めてもらった!」という経験が子どもにとっては最大のやる気に繋がりますよね。
「練習はいっぱいしたのに、褒めてもらえなかった…」というのは、もしかしたらピアノのせいかもしれません。

 だからこそ、グランドピアノほどでは無くても、ピアニシモの優しく繊細な音色から力強く鋭いフォルテシモまでがしっかり表現できるかどうかというのは、レッスン用のピアノを選ぶ際には必ず気を付けたいポイントです。特にレッスン用でお探しの場合は、誰がどう弾いても同じように綺麗な音が鳴るピアノでは勿体無いですよね。

電子ピアノは「総合力」で選ぼう!

 この「表現力」を左右するのがスピーカー」「鍵盤」「音源です。よく「鍵盤が本物のピアノに近いものが良い」と言われる事が多いですが、「音」の部分が満足点に達していないのに鍵盤だけやたら重い・・・というピアノは逆に弾きにくくて仕方ありません(汗)。どれか一つに特化して(お金をかけて)作られたものより、「総合点の高さ」で選ぶのがポイントです。ここをしっかり理解した上で、ご予算やメーカーなどを絞っていくと良いですよ。ひとつずつチェックしてみましょう。

「スピーカー」のはなし

スピーカーは4つ以上がおすすめ!

 電子ピアノの場合、この表現力(音の強弱や音色の変化)を大きく左右するのが、スピーカーです。良い電子ピアノほど大きなスピーカーを4つや6つもしくはそれ以上搭載しており、その分表現力の幅が本物のピアノに近くなっています。
理想的なのは、グランドピアノのように、高音は上から降り注ぐように、低音は足元から響くように鳴るピアノ。
これは、「うちは小さい音かヘッドホンでしか弾かない」という方にとっては特に重要なポイントになります。
実は多くの電子ピアノは、ボリュームを小さくして弾くと全く強弱がつかなくなってしまうんです!!
マンションにお住まいの方や夜間の練習も今後増えそうな方は、ボリュームを小さくしても強弱の練習が出来るかどうかは要チェックです。

 参考までに、各メーカー人気モデルのスピーカー搭載数を比較してみましょう。(2023年5月現在)

価格帯 2スピーカー 4スピーカー 6スピーカー それ以上
10万円
クラス
カシオ:PX-770/PX-2000GP
ヤマハ:YDP145/YDP165
カワイ:CN201
ローランド:RP701
15万円
クラス
ヤマハ:SCLP-7350/CLP-735
ローランド:HP702
カワイ:CN301
カワイ:SCA401/CA401
20万円
クラス
ヤマハ:SCLP-7450/CLP-745
カワイ:CA501
ローランド:HP704/LX705GP/LX705
30万円
クラス
ヤマハ:CLP-775 カワイ:CA701
ローランド:LX706GP/LX706
カシオ:GP-310
40万円以上
クラス
カシオ:GP-1000/GP-510 ヤマハ:CLP-785(8個)
カワイ:SCA901(7個)/CA901(7個)
ローランド:LX708GP(8個)/LX708(8個)

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「鍵盤タッチ」のはなし

軽すぎる鍵盤に注意!

 「家のピアノとレッスン先のピアノで鍵盤が違いすぎて、練習にならない!」という悲鳴をよく聞きます。確かに軽すぎる鍵盤で練習すると指の力が養われず、悪い癖がついてアコースティックピアノが弾けなくなってしまいます。特にこれから指の力を養っていくお子さまであれば尚更、そのギャップは大きく感じていることでしょう。
ピアノレッスンでは指先の繊細な力の入れ具合の違いを学び、表現力を身に付けます。
電子ピアノの場合、
 ・鍵盤を弾いたニュアンス(例えば弱さ強さ)を感じとるセンサーの数(精度)
 ・鍵盤の素材(構造)

これらが鍵盤タッチの良し悪しを左右しています。そしてそれ以外に「音」の部分も影響してきます。優しく弾いてあげれば、楽器は優しい音で返事をしてくれます。そういった指先と音のバランスで「タッチ”感”」はできています。

 一生懸命練習していても、レッスン先や発表会で成果を発揮できないと悲しいですよね。ただ鍵盤が重ければ良いというわけでもありませんが、なるべく普段から本物のピアノの鍵盤に近いもので指先を慣れさせてあげれば、本番でもギャップを感じる事なくのびのびと演奏ができ、音楽がもっと楽しくなります。

レッスン用であれば木製鍵盤のピアノを選びましょう

 センサーの良し悪しは連打性などに出てくるのですが、ピアノを弾かない方や習い始めの子供には違いが分かりづらいですよね。でも鍵盤構造は鍵盤の側面を見ればすぐに分かるので、「良い鍵盤」の簡単な見分け方としておすすめです(カタログのスペック表にも記載がございます)。電子ピアノの鍵盤構造は大きく分けて3種類あります。

■ 樹脂鍵盤

 およそ18万円までのピアノに多いプラスチック製の鍵盤。軽いタッチのものが多く、爪が当たる時のカチカチ音が目立ちやすい傾向があります。決して「プラスチックだから悪い」とは一概に言えませんが、グランドピアノやアップライトなど本物のピアノを弾いたときにギャップを感じる子は多いです。

■ 木製鍵盤

 今はどのメーカーも20万円以上のレッスンモデルは木製鍵盤を使用しており、ピアノらしい弾き心地になってます。鍵盤をどこか一つ押して側面を見ると木製かどうか分かります。これも「木製だったら良い」というわけではないのですが、各メーカーがリアルな鍵盤タッチの再現に力を注いだ結果として、鍵盤の素材に木材を使用しているということでしょう。程よい重さがあり連打性にも優れるので、悪い癖をつけない為にもおすすめです。上位機種になればなるほど、鍵盤の長さや1鍵1鍵の重さ(本物のピアノは低音と高音で重さが違うんです!)がグランドピアノに近い構造になっています。

■ ハイブリッド鍵盤

 木製鍵盤というだけでなく、グランドピアノやアップライトピアノの鍵盤アクションの構造をそのまま搭載したピアノです。音はスピーカーから出るので電子ピアノですが、鍵盤部分は本物のピアノのつくりなので、いわば「電子ピアノとアコースティックピアノのハーフ」のような存在です。スピーカーのシステムだけを見れば他の上位機種の電子ピアノの方が良いものもありますが、鍵盤にはとことんこだわりたいという方にはとてもおすすめです。
 → YAMAHA AvantGrand、KAWAI NOVUS、CASIO GP1000など

音源のはなし

最新の音源が入っているものを使いましょう!

 冒頭にもお話しましたが、電子ピアノの場合、鍵盤を押すと本当に中でハンマーが弦を叩いているわけではなく、本物のピアノの音を録音したものを再生しています。
どのメーカーも最高級といわれるグランドピアノの88鍵全てを一つ一つ録音する「サンプリング」という技術を使っています。
また、ここ2年以内に発表されたレッスンモデルの多くは「モデリング」という新しい技術を使用しています。ただ録音された音を再生するのではなく、「ピアノの音に含まれる成分」を細かく分析し、ピアノの音がどうやって響くかという過程を最新技術でデジタル化したもので、強弱変化や音の消え方がとても自然です。
ピアノの響きを、より忠実に・より臨場感を持ってスピーカーから流す技術はどんどん進化しています。
古い電子ピアノをお持ちの方が「最近の電子ピアノは本物みたいねー!」と感動されている場面をよく目にします。これから電子ピアノの購入をお考えの方は、ぜひ最新の音源を試してみてください。

 メーカーによって録音したピアノや再生技術は違うので、当然音色も多少違います。ここは好みの問題が分かれるところですね。
もちろん同じメーカー内でもランクによって聴こえ方は変わります。店頭で比べる時は同じ価格帯同士で比べてみてくださいね。

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お店で電子ピアノを選ぶときのちょこっとアドバイス!

■試奏の時は「和音を」「色んな音階で」「色んな強さで」弾いてみましょう!

 よく2、3音だけパラパラ~と弾いている方がいますが、それでは鍵盤の違いは分かりません。
特に高音域はどのピアノも軽いので、軽く押してみてもさほど違いは分かりません。
良いピアノになればなるほど、鍵盤を押す強さや弾く音階で、鍵盤の重さや音の響きに変化が現れます。この変化があるかないかがとっても大事!
 どうか「初心者だから…」と恥ずかしがらず、適当な音でも構いませんのでまずはいくつかの鍵盤を同時に押してみましょう!
そして小さい音・大きい音、低い音・高い音で試してみましょう。何か曲が弾ける方は、簡単な曲でも構わないので強弱をつけながら曲を弾いて比べて頂くと一番分かりやすいです。
できれば10本の指全てを使って弾いてくださいね。
 ちなみにお店では、弾けない・分からない・恥ずかしい!という方には、スタッフが代わりに音出しをして聴き比べして頂いています。
最初は「音の違いなんてどうせ分からないよ~」と仰る方がほとんどですが、聴いて頂ければ小さいお子さまや楽器経験のない方も必ず分かります!
ご予算やレッスン状況をお伺いしながらご案内しますので、お気軽にお声がけくださいね♪

■ご自宅で使用する環境をイメージして弾きましょう!

 ご自宅で電子ピアノを弾く時って、ピアノのボリュームは絞って使用することが多いのではないでしょうか?
一軒家にお住まいの方でも、お子様が大きくなって部活帰りなどに練習するようになると大きな音は出せないから電子ピアノを使う、という方もいらっしゃいます。
マンションにお住まいの方や夜間にも練習したい方であれば尚更ですね。もしそうであれば、店頭で試奏する時もボリュームを絞って弾いてみましょう。
音量が大きい時と比べて、弾き心地や音の響き、特に強弱変化が全然違って感じるはずです。
 ヘッドホン使用が多い方は、ヘッドホンを借りて弾いてみましょう。
 また、座って弾くということも大切です。良いピアノになればなるほど、座って弾いた時に一番良く音の響きを感じられるように作られています。立って弾くのとでは弾き心地や聴こえ方も変わってきますので、遠慮せずに座って弾いてみましょう!スピーカーの数が多い電子ピアノは音を小さく絞って練習する際も、音がぼやぼやせずくっきりきれいに聞こえます。

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ピアノを選ぶなら、イオンモール名取店へ!

皆さま、いかがでしたでしょうか。
「話だけでも…」「まずは弾いてみたい…」大歓迎です!
少しでも気になるピアノがございましたら、ぜひ一度ご来店ください!
皆さまのご来店、心よりお待ちしております。

この記事のお問合せ先

店舗名 島村楽器イオンモール名取店
営業時間 10:00~21:00
電話番号 022-381-1922
担当者 秋満(あきみつ)

商品に関するお問い合わせは、お電話でピアノ担当の秋満(あきみつ)をお呼びください!

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※記事中に販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その情報は記事更新時点のものとなります。店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。