こんにちは、イオンモール成田店　エフェクター担当鴇田です。

本日は、「2017年エフェクター強化企画第二弾」としまして、前回の「VeroCity Effects Pedals」さんに続く、新取扱いブランドを発表したいと思います！！

そのブランドさんとは、、、、、、、、、、！！

デデンッ！！

滋賀県発のエフェクターブランド「KarDiaN」さんです！

「KarDiaN」とは、エンジニア経験を持ち、卓越した電子回路の知識を持つ北田氏と、

ギタリストでありペダルフリークでもある鹿内氏が手掛けるブランドさんで、

そのブランド名「KarDiaN」には「ギタリストの音の心臓を担うサウンド」(「kardia」とは、ラテン語で心臓という意味だそうです。ラテン語というのがまた何ともオシャレな感じがしますね！笑)という意味が込められているそうです！

2017年秋に始動したブランドさんで、"東京エフェクター"さん主催の第4回エフェクタービルダーズ・コンテストにおいて優勝。

サウンドメッセ2017への出展など超話題沸騰中のブランドさんです！

これだけ話題なので在庫も僅少…。

なんと千葉県内でお試しいただけるのは「イオンモール成田店だけ！！」だそうです！

私も店頭で一足先に弾かせていただきましたが、これは良いですよ！

ぜひぜひ、お試しいただきたい！！！

ということで、「KarDiaN」製品をざっくりご紹介させていただきます！

パッと目を引くのは筐体のレリック加工のような塗装ですね！

近年ではリイシューのエフェクターをレリック風にしたりというのも珍しくなくなってきましたが、これだけヘヴィーレリックなものはそうそうお目にかからないですね！

筐体も程よいサイズ感で安定感もあり、スイッチの踏み心地もなかなかいい感じです！

「C3H5N3O9」「CHCl3」「C9H13NO3」以上の3品番で展開しており、、、

え、型名が文字化けしてるって？

何をおっしゃいますかお客さん。文字化けではありません。そう、これ文字化けとかじゃないんです！

大事なことなので2度言いました。

かれこれ6年程楽器店で働いておりますが私もこんなに難解な型名に出会ったのは初めてです…。

強いて言うなら"Leqtique"さんの「Rochechouart」とか「Caeruleum Lightdrive High Definition」は「難読だなぁ」と思いましたし、何回舌を噛んだかわかりません。

でも、せめて「頭の一文字」とか「ロ☆●×■○△ート」なんだろうなとかそのくらいは思えたんです。

でもこの、暗号のような文字列は一体なんでしょうか…？

そう、これは私の記憶チップがバグっていなければ「化学式」というやつですね！！

フフン、実は私文系だったんですが、高校の選択理科科目で文系のクラスメート達の大勢が「生物」やら「物理」を選択するなか「化学」を選択したキワモノ派なので、そっち方面は少し明るいんです。(ドヤァ

……ということだったつもりなんですが

「…いや、やっぱり無理だなぁ。文字も数字も多すぎるし、そもそもルールがわかんないわ。」

ということになりまして、グーグル先生とウィキペディア教授にお力添えいただき、普通に調べました！！

調べた結果、

「C3H5N3O9」(オーバードライブ)=「ニトログリセリン」

「CHCl3」(オーバードライブ)=「クロロホルム」

「C9H13NO3」(ディストーション)=「アドレナリン」

であることが判明致しました。

でも、名前だけわかったところで「アドレナリン」以外はピンと来ない感じだったので、それぞれもう少し調べてみました。(果たして楽器店のHPなのか)

・ニトログリセリン：医薬品や、爆薬としてダイナマイトの原料になる。加熱や摩擦によって爆発する。

・クロロホルム：古くは麻酔として利用された。毒性がある。

・アドレナリン：交感神経を興奮させる。「闘争か逃走か」のホルモンと呼ばれる。

(引用「Wikipedia フリー百科事典」)

なるほど、こうしてみると不思議とキャラクターがつかめそうな気がしてきますね。

ということで、だいぶ話が脱線しましたが製品レビューにいってみたいと思います！！

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「C3H5N3O9」(オーバードライブ)

まずは、こちら「C3H5N3O9」(=ニトログリセリン)。

爆薬として利用される物質の名前がつけられたオーバードライブはどんな感じなんでしょうか。

実際に弾いてみるとなるほどなるほど、、爆薬というのが何となくわかります。

メーカーHPには、「小型真空管アンプの歪みを再現したオーバードライブ」とありますが、まさにその通り爆発力のあるサウンドです。

クラスA回路のアンプのような飽和感、鋭いレスポンスと濃い密度の中域が非常に気持ちいいです！

かけっぱなしでもリードにもカッティングにも使えるサウンドだと感じました！

特にギターボーカルや粗さのあるドライブをお探しの方にはピッタリです！

メーカー	型名	販売価格（税込）
KarDiaN	C3H5N3O9	￥34,560

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「CHCl3」(オーバードライブ)=「クロロホルム」

つづきましてはこちら、「CHCl3」(=クロロホルム)。

麻酔にも使われて毒性があるってことは、よほど弾いていて気持ちの良いサウンドなのでしょうねえ。

とても楽しみです！！

…。これはもう心奪われました(笑)。ええ、もう既に中毒です。

この透明感と艶…。素晴らしい。

ゲインを下げたセッティングではシルキーで艶やかなトーン。

ゲインを上げればクラスA回路のアンプが少し歪みはじめるようなニュアンスを再現してくれます！！

このスッキリしたドライブサウンドお探しの方絶対多いです。

メーカー	型名	販売価格（税込）
KarDiaN	CHCl3	￥34,560

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「C9H13NO3」(ディストーション)=「アドレナリン」

最後はこちら、「C9H13NO3」(=アドレナリン)。

これはガッツの効いた音がしそうな名前ですね！

実際に弾いてみると、お！今の時代には珍しい感じのファズ寄りな音です！

改造マーシャル系のディストーションがブイブイ言わせている昨今にこのサウンドを持ってくるあたり、

さすがのセンスです。

これは、低域が気持ちいですね！ズンズンバチバチといった感じの低域ではなく、いい意味でもっと下の帯域がブワッと広がっていくようなイメージです。

TREBLEのコントロールの効きも独特で、シュワーっと広がっていきます！

両方のコントロールをカットした状態でもミドルがいい具合にプリッとアウトプットされているので音が作りやすいです！

メーカー	型名	販売価格（税込）
KarDiaN	C9H13NO3	￥34,560

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さて、ザックリとではありますが、レビューさせていただきました！

いかがでしょうか？

非常に個性的なルックス、型名(!)ですが、「めちゃくちゃ王道」でありながらなぜか不思議と今までなかったようなサウンド。

「すごく好きなサウンドなんだけどもう少しこうだったらなぁ…」と思っていたことへの「KarDiaN」流の解答なのでしょう！

それが「KarDiaN」の魅力なのだと感じました！

私は、既にファンになりました！笑

ぜひ皆様もイオンモール成田店で、この新進気鋭のエフェクターブランド「KarDiaN」のサウンドに触れてみて下さい！

そこにはきっと、今まで埋められなかった「あと少しこうだったら…」というむず痒さの答えが待っていると思います。

皆様のご来店お待ち申し上げております！！

メーカー	型名	販売価格（税込）
KarDiaN	C3H5N3O9	￥34,560
KarDiaN	CHCl3	￥34,560
KarDiaN	C9H13NO3	￥34,560

この記事を書いた人

ギターアドバイザー　鴇田　和弘　(トキタ　カズヒロ)

学生時代突如音楽に目覚め、ギタリストとしての道を志す。数々のバンドを渡り歩き22歳の頃プロとしてのキャリアをスタート。

バンドのサポート活動の他、TBS系「ライブB」に出演する等キャリアを重ねる。

現在は自身の所属するバンド「polyfony」でも精力的に活動を行なっている。

腕ありきの音作りをモットーとする。

また、趣味でエフェクター製作も行なっており"単なるプレイヤー"の枠に留まらない解説で目からウロコのリピーター続出中。

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