渡辺の音楽日記#4普段こんな音楽を演奏しています「Enter the galaxies」

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2022年04月21日

2021年6月9日シマブロ掲載記事を再UPしています。 今回はこちら! Enter the galaxies/Paul Lovartt-Cooper エンターザギャラクシー/ポール R,クーパーです! 普段渡辺は「ブリティッシュブラス」という演奏形態で活動をしています。 吹奏楽と比べての特徴は、歴史 […]

2021年6月9日シマブロ掲載記事を再UPしています。

今回はこちら!

Enter the galaxies/Paul Lovartt-Cooper

エンターザギャラクシー/ポール R,クーパーです!

普段渡辺は「ブリティッシュブラス」
という演奏形態で活動をしています。

吹奏楽と比べての特徴は、歴史などいろいろ違うんですけど、

分かりやすいちがいをしましては、

①木管楽器とトランペットがいない

金管楽器と打楽器の編成で成り立っています。

②ほとんどのパートが1人ひとつ割り振られている

吹奏楽部の場合、
1個のパートを数人で演奏をすることが多いですが、

この編成だとほとんどのプレイヤー1人に1つのパートを任せるため

それぞれに役割がハッキリしています。

③譜面の記譜が共通している

C譜やF譜、へ温記号やト音記号で

様々なパターンで記譜されている吹奏楽に対して

ブリティッシュは殆どがB♭、E♭で記譜されています。

※人数が足りない場合、他のパートを吹く際に読みやすいというメリットがあります。

実はの実は、、、

吹奏楽で演奏されている曲が、
実は「ブラスバンド」のために

作られて曲も少なくありません。

有名なところだと

「宇宙(天球)の音楽」「ブリュッセル・レクイエム」「ハイランド賛歌」

等があげられます!

今回はコンサートピースであり、

世界大会の課題曲にも採用された曲を紹介いたします。

演奏会で良く演奏されている曲目をさす俗称

ぜひ音量を上げてイヤフォンでお聞きください!

演奏は世界制覇を何度も成し遂げている

Cory Band(コーリー・バンド)

Black Dyke Band(ブラック・ダイク・ミルズ・バンド)

の演奏をオススメします!

特にフィナーレ部分になったら奏者26人とは思えない壮大さを感じることができます。

実際に2016年、ブラックダイクバンドが来日した際に

演奏を聞きに行ったのですが、感動し過ぎで涙が止まりませんでした。

ブリティッシュブラス

このジャンル、もとい音楽は、

私の中で金管楽器の可能性を大きく広げてくれました。

連符はたくさんありますし、使用する音域も広いです。
※ユーフォだと3オクターブと少しです。

ダイナミクスレンジ(音量のふり幅)が広く、

正直吹奏楽の体力では持ちません。笑

だけど演奏家自身もめちゃくちゃ燃えるんです

歌い上げる、吹き上げる。

金管楽器におけるやりがいを100%、

いや、120%発揮できる場所だと思います。

さらに面白いところが、

今回紹介した曲には、ソロを吹く人や

メロディーを担当する演奏家が、前に出る場面があるのですが、

これは実は、

「譜面に指示されている」のです!

Stand(立って)とあったり、
Front bell(ベルを前に)と記載されていたり

吹奏楽だと演出である程度で、指示では滅多にありません。

視覚的にも楽しめる、ブリティッシュブラスの世界をお楽しみください!

また音の鳴る方で会いましょう♪

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