渡辺の音楽日記#2 演奏人生でトップクラスで楽しかった曲

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2022年04月06日

2021年5月31日シマブロ掲載記事を再UPしています。 今回はコチラ! 「ベイブリーズ」でございます! 作曲は真島俊夫氏で、吹奏楽オリジナルのポップス局になります。 渡辺が「吹奏楽ってどんな感じなの?」と聞かれたとき紹介する曲の1つです。 どんなジャンルの音楽も演奏できるいわゆる ジャンルレスなと […]
2021年5月31日シマブロ掲載記事を再UPしています。

今回はコチラ!

「ベイブリーズ」でございます!

作曲は真島俊夫氏で、吹奏楽オリジナルのポップス局になります。

渡辺が「吹奏楽ってどんな感じなの?」
と聞かれたとき紹介する曲の1つです。

どんなジャンルの音楽も演奏できるいわゆる

ジャンルレスなところがある吹奏楽ですが、

「吹奏楽ポップス」においては吹奏楽という形態でしか演奏できない

多彩さあると思います。

※「宝島」や「オーメンズオブラヴ」
 なども有名ですが、
この2曲の場合、T-SQUAREというグループが生み出した楽曲を
吹奏楽アレンジに編曲されたものなので
ベイブリーズとは違う立ち位置にあります。

軽く楽曲について

正式な曲名は

ベイブリーズ〜New Sounds in Brassの父、岩井直溥氏に捧ぐ〜
となっています。

細かい内容などは各種HPをご覧ください。

ああこれ、渡辺が撮った地元の海です。

『ベイブリーズ』を英語で書くと

『Bay Breeze』

Bayは湾、Breezaは風、微風、そよ風、といった意味で、

張れた亜飛の海辺をイメージするような、爽やかな一曲です。

この曲に関して

この曲は何といっても

パートごとに輝きを魅せることができ、
そのバランスが絶品の曲なんです!

「トランペットのここかっこいいよね~」

「フルートのこのキラキラがたまらん」

「我々のリズムがこの曲を作っている」

音の数は他の曲に比べて多いですが、無駄な音に感じるところは無く、

演奏者当人が楽しくなれる楽曲だとも思っています!

オブリガードが存在するポップス

オブリガードとは、
対旋律と訳され、省略の効かない伴奏、として広義的に説明されています。

オーケストラや吹奏楽マーチなどで使われる手法を

なんとポップスで存分に使うという珍しい曲です。

ホルン、ユーフォ、テナーサックス、ファゴットが演奏しています。

探してみてね。

シンコペーションのオシャレさ

シンコペーションとは、
曲の強迫と弱拍の位置を変え、音楽のリズムに緊張感を生み出す手法。

…書いててもよく分かんないので

砕いていうと、

この曲に手拍子したとして、

その手拍子に被らないところで音が鳴る。

が少しわかりやすいのかなと思います。

この曲はメロディーの殆どに

このシンコペーションを採用しており、

とある本番で私が演奏した時気付いたのですが、

お客様の手拍子が大きくても音楽が損なわない…!

いや、、

もしや手拍子が来る前提でこの曲は)))※考えすぎ

これに気付いたときが鳥肌が立ちました。

これだけ細かい音符が多い曲の場合、

本番で手拍子足拍子をいただくとバンドの音量やら何やらで

曲が聞こえにくくなる時があるのです。

でもこの曲は逆にいい、細かくていい。

バンドの一体感を十分に表現できる曲に、

お客様も巻き込み、「空間ごと」音楽にできる凄い曲です…!

こういうアガる曲、まだまだあります。

是非色々「吹奏楽ポップス」聞いてみてください!

また音の鳴る方で逢いましょう!

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