![どうもどうも、渡辺です。 最近は「管楽器奏者」という雰囲気のない記事ばかり書いていました。 今回は管楽器関連の話を書いていこうかなと思います。 なんでね、書こうかなと思ったかというと 今は「ソロコンの季節」なんですよ。え?ソロコンってなんだって? 管楽器、弦楽器業界の言葉で「ソロコンクール」「ソロコ […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/narita-a/wp-content/uploads/sites/33/2022/06/20220630-92163d8e8eb965549fd946b3617d8504.jpg)
どうもどうも、渡辺です。
最近は「管楽器奏者」という雰囲気のない記事ばかり書いていました。
今回は管楽器関連の話を書いていこうかなと思います。
なんでね、書こうかなと思ったかというと

今は「ソロコンの季節」なんですよ。え?ソロコンってなんだって?
管楽器、弦楽器業界の言葉で「ソロコンクール」「ソロコンテスト」の略称になります。
中高生の場合、5分(地域的に4分)の間、奏者1人orピアノ伴奏のみで演奏し、音楽を作っていきます。
自分の演奏のレベルが隠れることなくわかるし、いうなれば自由に吹けるので、私は好きなコンクールです。
(大学や一般はまたルールが変わってくるので今回は含めず)
渡辺もね、何度か参加していい思い、苦しい思いをしました、その中でも限りなく完成に近づけられた曲もあれば、、
いくら練習しても完成しない、と思った曲があります。
この曲になります。ユーフォ奏者なら8割以上知っているであろう名曲です。私も人前でコンサートという形でこの曲を吹いたことはあります。出来はまぁ、、きかんといてくださいw
管楽器音楽の作曲家の重鎮フィリップ・スパークが作曲し、委嘱者のユーフォニアム奏者リキ・マクドネルの妻リンダの叔母イーナを指しています。 作曲された当時亡くなったばかりだったそうだ、各種解説はページに乗っているが、(個人的に)イーナへの愛の歌、感謝と鎮魂をこめて旋律がつづられていると思っています。
難易度は高くなく、音域もLowEからHighB♭までとソロ曲としては扱いやすい、キィも変イ長調(A♭)なので
各サイトでも「ソロコンにオススメ!」と書いてある譜面です。
だけどねぇ、、、
この曲はプロアマ問わず、いろんな方が演奏されていて、皆さん素敵なイーナの歌を歌ってらっしゃいます。
このほかにもYoutube以外で音源が出ている牛上隆司氏、佐藤采香氏、新井秀昇氏、スティーブン・ミード氏、リカ・マクドネル氏など
の演奏も是非見つけて聞いていただきたいです。
同じ曲なのにだいぶ違いますよね、、!
これぞ醍醐味というか、、、
ユーフォのいいところだと思っているんです。
どれがいい、どれが悪いが無くて、
演者の気持ちや人生において受けた感性にによってユーフォの音色ってかなり変わると思うんです。
(正解もないと言えばそうかもしれないけど)
一定のセオリーがあるにしても、その先はその時に奏者の思うユーフォの音、音楽をする人が多い気がする。
なので今回5名の演奏を貼り付けましたけど、5者5様でそれぞれの「イーナの歌」をつくりあげています。
私にとってこの曲は、、、

演奏するその時々の状況、環境により変化する、自分を見つめ返る事の出来る
人生の課題曲になると思っています。
前より吹けるようになった。違うように吹けた。ちょっと上手くいかなかった。
毎年録音しておけば、その年の自分を思い起こしてくれるんじゃないかなって思います。
いや、もっと難しかったり、人生の課題曲としてふさわしい(?)のはあるかもしれないけど、
私はこの曲が人生の課題曲だと思っています。
良かったら皆さんの中での課題曲、教えてください~
ではまた音が鳴る方で逢いましょう♪
P,S,
この「イーナの歌」を上手く吹けるって言うユーフォ奏者は多分いないと思いますw
よっぽど音楽が完成している人位だと思います。
私なんかは一生たどりつけない境地ですな。
……今回ちょっと言葉まとまらなかったな。反省。
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