【管楽器コラム】新品・中古品・アウトレット品 その違いって何だろう?その①

ミ・ナーラ奈良店

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2018年01月13日

こんにちは!管楽器担当の中田です!!

突然ですが、皆様は家電製品や洋服でも、
購入する際は色々下調べをされることが多いと思います。

とくに楽器を購入する際は、新品にするのか
中古品にするのか、とっても悩まれるのではないでしょうか?

その中でも管楽器は、値段も高額ですし、新品にするのか中古品にするのか本当に悩まれると思います。

と、いうことで!!
今回は、皆様からよくご質問を頂く、

『新品管楽器と中古管楽器のメリットとデメリット』

についてお話ししたいと思います!また、アウトレット品についてもお話ししたいと思います!

管楽器の購入の際の参考にして頂けると幸いです!

新品・中古品・アウトレット品のメリット・デメリットの前に

早速それぞれの「メリット・デメリット」をお話ししようと思いましたが、
その前に皆様は、それぞれの明確な基準をご存知でしょうか?

「そんなの知ってるよ!早くメリット・デメリットを教えてよ!!」

と声が聞こえてきそうですが、まずはそれぞれの境界線になる基準についてお話ししたいと思います。

新品とは

フルート

新しい品物・製品:生産者の手によって製造され、
まだ消費者等の第三者の手に触れられていない
(販売されたことのない)製品。(Wikipediaより)

上の説明を読むと、島村楽器に展示している楽器は
どうなるの?と思いますが、
島村楽器では、管楽器もギター等もそうですが、
原則試奏頂いてからご購入して頂きますので、
そもそもの価格設定を展示価格として販売しております。
もちろん、全くの新品も取り寄せ可能ですし、
その際のお値段が変わることはありません。
ただこの取り寄せですが、
少し注意事項がございますので、
それは次回のメリット・デメリットでお話ししますね!

中古品とは

サックス

一度使用された物品。若しくは使用されない物品で
使用のために取引されたもの又はこれらの物品に幾分の
手入れをしたものをいう。(古物営業法より)

かなり難しく言ってますが、つまりは一般消費者が購入し、利用したもの(未使用でも一旦消費者に購入されたものは中古品として扱います)が、何等かの理由により手放され、再び売りに出されている物品、ということです。
最近ではセコハン(Secondhand)や、ユーズド(Used)と呼ばれることも多くなってきました。

管楽器の中古品は、一旦購入されている商品となりますので、購入店の保証はあってもほとんどの場合メーカー保証は受けられないと思ってください。

アウトレット品とは

トランペット

メーカーや卸業者が、在庫品などを処分するため、
倉庫や直営店で価格を下げて販売すること。
また、そのように販売される商品。(大辞林より)

日本にもずいぶんアウトレットモールが増えましたよね~。ついつい余計なものまで買ってしまう恐怖…
おっと、脱線しちゃいました。

話を戻すと、アウトレット品とは一度も消費者等に購入されていない商品だけど、訳ありでお求め安くなっている商品のことです。
傷や箱潰れなどのB級品もアウトレット品に分類されます。

島村楽器のアウトレット店で取り扱っている管楽器も、何年も店頭に並んでいた長期展示品や展示中に傷がついてしまった塗装ムラ品などです。
これらはお客様へは販売したことがないものですので、メーカー保証は購入した日からとなります。
ごく稀に、生産完了で保証がない場合もありますが、
島村楽器で扱っている管楽器のアウトレット品は、
ほぼメーカー保証が受けられます。
そこが中古品とアウトレット品の大きな違いではないでしょうか。

この「メーカーの保証があるかないか」は、管楽器では結構重要になってきますので、
それについても次回お話いたします!

まとめ

上記内容をまとめると、

クラリネット

となります。このことを踏まえた上で、
次回本題のそれぞれの『メリット・デメリット』のお話をしたいと思います!

それでは次回をお楽しみに~♪





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