ピアノ教室の先生がグランドピアノでの練習をおすすめする理由

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2020年04月03日

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もくじ

はじめに

そもそもグランドピアノって何?
「表現力」を学ぶとはどういうこと?
ピアノ教室の先生がグランドピアノでの練習をオススメする理由
先生たちの声

さいごに
お問い合わせ・ご相談窓口

はじめに

ピアノとはどういう楽器か、どのような練習をするのか、何を学ぶのかご存知でしょうか?
・間違えずに曲が弾けるようになる
・指が早く動くようになる
これらはとても大事なことです。
しかし、それだけではピアノは上手になりません。
では、上手になるためにレッスンでは何を学んでいるのでしょうか?

それは表現力です。

この表現力を学び養うためにピアノ教室の先生は、グランドピアノでの練習をおすすめします。

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そもそもグランドピアノって何?

では、グランドピアノとはどういったもののことを差すのでしょうか?
みなさん一度は見たことがあるはずです!
大きくて屋根が空いていて3本足で・・・学校にあったよ!という方もいらっしゃるはず!

皆様が「ピアノ」と聞いてイメージするこのピアノがグランドピアノです。

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「表現力」を学ぶとはどういうこと?

強弱からニュアンスへ

曲を練習するようになると強弱をつけて弾くようになります。
強弱をつけて弾けるようになると「柔らかく」「怒ったように」などニュアンスの練習になります。
例えば楽譜上に「フォルテ(強く)」と表記があった場合、ただ大きな音で弾けば良いという訳ではありません。怒ったように強く弾いたり、明るくはじける様に強く弾いたりと曲によって様々です。
どういった曲なのかを想像しながら曲に表情を付けていきます。

演奏技法

楽譜を見ると音符の下に点があったり、音符と音符を繋ぐような線があります。

これらは「スタッカート」や「スラー」といって跳ねる様に歯切れよく弾いたり、滑らかに音符を繋げる演奏技法です。同じ「スタッカート」でも曲によって様々な弾き方がありますので、自分の耳でよく聴いて弾き分けます。

作曲者の意図を読み取って演奏する

ニュアンスや演奏技法のお話をしましたが、全ては「このように弾いてほしい」という作曲者の想いです。
「悲しいメロディーだから切なく弾こう」「ここから明るくなったから軽やかに弾こう」など楽譜からその思いを汲み取って表現に繋げます。

つまり、表現力を学ぶとは作曲者の意図を汲み取り、「自分のイメージを音にする力」を養うことです。

作曲者が残した楽譜から曲の背景を考え、音で表現するというのはとても難しい事です。なのでレッスンの時だけではなく、普段から良い音を自分の耳で聴いて練習する必要があります。

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ピアノ教室の先生がグランドピアノでの練習をオススメする理由

上記のことを踏まえた上で、ピアノ教室の先生がグランドピアノでの練習をオススメする理由をご紹介します。

鍵盤の戻り方(タッチ感)

ピアノに搭載されているアクションの構造上、グランドピアノは1秒間に14回連打できますが、アップライトピアノは1秒間に7回しか連打できません。

このことからも分かるように、連打やトリルのある曲ではグランドピアノでないと練習が難しいです。

響き方(音色)

アップライトピアノは後ろに響板がありますが、グランドピアノは屋根が開けられるため、音の響き方音の聴こえ方が違います。

響き方が違う事によって何が違うのかというと表現力に差が出ます。
グランドピアノだと繊細な音から迫力のある音まで無限の音色を出す事ができるため
上記でお伝えしたニュアンスの部分も含めて演奏できるようになります。

また、音の聴こえ方が違う事によって耳が育ちます
グランドピアノは細やかなニュアンスや音色が出せるため、レッスンで習ったことをご自宅でも自分の耳で聴いて練習する事ができます。
自分の耳で聴いて弾けるようになると、もちろん上達も早くなります。

タッチ感や音色という言葉をご存知の方は多いかと思いますが、グランドピアノとその他のピアノでは、やはりこの2点が格段に違います。
確かなタッチ感で自分の欲しい音をきちんと出すためにもグランドピアノでの練習をオススメします。

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先生たちの声

A先生

電子ピアノで練習されている生徒様がほとんどで、本物のピアノで練習されている方は2割程度です。
グランドピアノでないと音の響きを聴く練習が十分にできません。
やはり日頃からグランドピアノの音を聴いて何種類もある音色を聴き・弾き分けられるようになってほしいです。

B先生

レッスンの際や発表会、コンクールではグランドピアノを使用します。
日頃グランドピアノ以外で練習している方にとっては、全く別の楽器を弾いているかのような違和感があるかもしれません。
本番で自分の実力を発揮できないのはとても勿体ないので、是非ご自宅でもグランドピアノで練習して頂きたいです。

C先生

上達には「レッスン・練習・環境」の3つの要素が大きく関わってきます。
レッスンしていて思うのは、楽器によって上達の仕方が変わってくるという点。
実際に電子ピアノからグランドピアノへ買い替えた生徒様は、音の鳴らし方、表現の幅、演奏フォーム、すべてが段違いで変わっていきました。
使用する楽器に見合った演奏になっていくのをそばで感じましたし、何より楽しく弾かれてます。
生徒様の内にある想いを、グランドピアノは引き出してくれると思っています。

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さいごに

グランドピアノでないと奏でられない音色や表現は沢山あります。
ピアノを楽しく続けるために、早く上達するために是非グランドピアノで練習してみて下さい。
もっとピアノが好きになり、音楽の幅がグッと広がりますよ。

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お問い合わせ・ご相談窓口

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