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YAMAHA | SEQTRAK(オレンジ) | 55,000円 | こちら |
YAMAHA | SEQTRAK(ブラック) | 55,000円 | こちら |
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SEQTRAK(ブラック):こちら
SEQTRAK(オレンジ):こちら
こんにちは、島村楽器名古屋パルコ店の立浦です。
本日はYAMAHAさんから新たにリリースされます音楽デバイスSEQTRACKについて!!
YAMAHAさんから実機をお借りしましたので写真や動画などでご紹介していきたいと思います。
SEQTRAK実機レビュー動画公開中です!!本記事と併せて是非ご覧ください♪
SEQTRAK概要
まずこのSEQTRAKは簡単に言うと「グルーヴボックス」というカテゴリーの音楽デバイスとなります。
この1台にドラム・リズムやピアノやストリングスの生楽器からシンセサイザー、SE系に至るまで2,000を超えるサウンドを内蔵し、搭載されている様々な機能やシーケンサーで打ち込みを行うこと、トラックメイキングやマシンライブが出来てしまいます。
オレンジとブラックの2色展開、どちらもおしゃれでコンパクトですね!!
YAMAHAさんでハードシーケンサーといえばQYシリーズを思い起こす方も多いと思いますが、このSEQTRAKは見た目も機能も全くの別物!!
しかしながら簡単に音楽を作れる、という点においては共通するものがありますね♪
昨今、音楽制作におけるコンピュータ(ソフト)とシンセやシーケンサー(ハード)の2極化がますます加熱しておりますが、YAMAHAさんからもこの手の製品が出たことは素直に嬉しいですね!!
筐体自体はプラスチック製なのでガチガチに高級感がある!という雰囲気ではありませんが、そのおかげで500gというかなり軽量な仕様。
持ち出しもラクラクですね!強いて言えば、筐体があまり頑強そうではないので専用のケースが欲しいところですが、純正ではリリースがない模様。
各セクション下部のキーの押し心地はタイピング用のメカニカルキーボードのような感じ。
・リズムを構築するドラムセクションが
・メロディやベースラインを構築するシンセ・サンプラーセクション
・音色を選んだり作り込んだりエフェクトを操作するサウンドデザイン・FXセクション
という3つのセクションから構築されており、ドラムセクションにはKick/Snareなどをはじめとする7つのトラックシンセ・サンプラーセクションにはYAMAHAさんのAWM2音源を搭載したシンセトラックが2つ、FM音源のDXトラックが1つ、最大16秒までのサンプリングが可能なサンプラートラックが1つ
という合計11トラックを使って音楽制作・トラックメイキングをおこなっていきます。
内蔵バッテリーで最大4時間の駆動ができて、しかも1Wの内蔵スピーカーも搭載!
更にサンプリング用の内蔵マイクまで本体についているオールインワン仕様。
本当にいつでもどこでもトラックメイクが楽しめちゃいますね!
曲作りの要となるサウンドも充実しており、ドラム・シンセのプリセットだけで合計2,032ものサウンドを有しており、更にサンプラートラックには392のサンプルを内蔵。
各楽器のサウンド数の詳細は上記の通り。充実しまくりです!
そして専用のアプリからも追加音色を入れ込むことが可能。将来的にこのサウンドもどんどん増えていくかもしれないとのこと、これは期待ですね!
簡単な操作でスムーズに音楽制作が可能です!
ドラムセクション
ドラムセクションにはKick/Snareなどをはじめとする7つのトラックが用意されており、サウンド数も合計885と多数用意されています。
生ドラムからエレクトリック系、民族打楽器系やSE系まで多種多様!
ノブの下にはKick/Snare/CLAP・・・と記載がありますが、特にKickトラックにはキックのサウンドしかアサインできない、ということもありません。
自由に任意のサウンドを各トラックに配置してオリジナルのドラムキットを作り上げてもOKです!
セクション下の16つのキーを使って打ち込みを行っていく一般的なリズムマシンと同様のスタイルでスイスイとリズムを構築することが可能です!!
シンセセクション
SYNTH1/2にはYAMAHAさんのMONTAGEやMODXといった上位クラスのシンセサイザーにも採用されるAWM2音源を搭載。
最大128の同時発音数を誇り、ピアノやストリングス・管楽器や民族楽器・シンセサイザーサウンドなど、多数のサウンドプリセットが組み込まれています。
そしてDXトラック。
DXといえば、FM音源を搭載したYAMAHAさんの名シンセシリーズですね!DX7をはじめとする様々なレジェンドモデルがあり、そのエッセンスがこのDXトラックにも組み込まれています。
そしてこのFM音源、なんとPCMやモデリングではなく本当のFM音源チップを搭載していると言う本格的な仕様。
4オペレーター・12のアルゴリズム、同時発音数8という同社とreface DXにた仕様(同じものではないそう)ですね!
そしてサンプラートラック!
名前の通り任意の音をサンプリングして使用することのできるトラックです。
本体の内蔵マイクやAudio IN、USB端子からも音声をサンプリング可能!更に専用アプリからも任意のサウンドを転送出来るみたいです。
16or24bit/44.1KHzのwavファイルに対応しており、最大16秒まで録音可能です。
実際にサンプリングしてみる
自分でサンプリングするもよしですし、最初から400近いサンプルが内蔵されているのでそれを使って楽曲を組み立てていくことも出来ます。
今のところこのサンプラートラックは、市販の有名なサンプラー製品等のような細かいエディット(サンプルをチョップ・スライスしたりリバースをかけたり)は出来ないようです。
サウンドデザイン・エフェクトセクション
ドラムやシンセセクションで使用する音を選んだり、ピッチやアタック、ディケイタイムといった音作りをおこなったり、エフェクトを掛けたりするセクションです。
シンセセクション(SYNTH1/2とDX)では発音方式をMONO/POLYだけでなくCHORDというモードがあり、1つのキーで和音を鳴らすことも可能!
シンセセクション上部にはOCTAVEやKEY、そしてSCALEを設定するセクションがあり、様々なキー・スケールを選択することが可能!
音楽理論に明るくなくてもこのキー・スケールやCHORDモードでサクサクと打ち込みができちゃいますね!
そしてその横がエフェクトセクション。
エフェクトはつまみで選択、現在選択しているエフェクトのLEDが光るのでライブパフォーマンス時の視認性も良く、タッチスライダーで操作できるようになっており、つまみよりもドラスティックに掛け方を変更することができるのも結構良いポイント!考えられてるなぁ…
SINGLE:(各トラックのエフェクト) MASTER:(最終出力に掛けるエフェクト)
の切り替えも物理スイッチで行うことができるのもすごく良いですね!
わざわざ内部に入っていかなくても良いのでスムーズです。
そしてこのサイドのHigh Pass/Repeatというのは名前の通り初期状態ではハイパスフィルターや再生音をリピートするエフェクトになっておりますが、専用アプリ上からエフェクトタイプを変更可能です。Bit Crusherやモジュレーション、ユニークなものではVIYNL BRAKEというレコードの再生挙動(再生音がゆっくり止まったり動き出したり)を再現するものまで、結構多彩なエフェクトが入っています。
ライブパフォーマンス時にも重宝しそうです!!
シーケンサーについて
ドラムやメロディの打ち込みを行うシーケンサー機能も非常にわかりやすいワークフローになっており、すぐにトラックメイクに没頭することが可能です!
こちらについては、機能含め動画内にて色々とご紹介しておりますので、是非そちらをチェックしてみてください!
ドラムの打ち込み
シンセトラックの打ち込み
SCALE/KEYやコードモード
ミキサー/シーン/ソングモード
アプリについて
SEQTRAKには専用の結構アプリもよくできていて今回使用している音色やパラメーターのより深い設定にアクセスすることはもちろんのことチュートリアルやプロジェクトデータの管理や新しいサウンドのインポートなども色々とできるようになっています。
※PC/MacやiOS/Android端末と本体をUSBやBluetooth,WiFiなどでリンク
まずGUI EDITOR
これはサウンドに関する設定をグラフィカルに行えるセクションですね。
細かいエフェクトの数値設定だったり、LFOなど、本体では呼び出せないパラメータをこのアプリ上からコントロールできます。
グラフィックも可愛くてわかりやすいので、ハード単体だとなんとなく分かりずらいなって人はこのアプリを並べてサウンドメイクしてもいいと思います。
次にPROJECT/SOUND MANGER
名前の通りProjectやSoundを管理するセクションで、これは起動していると本体は待機モードになります。
プロジェクトのコピーやデリート、バックアップをおこなったり
サウンドの管理やアプリ上か入手きる追加コンテンツサウンドもあったりします。アプリのアップデートでこのサウンドも増やしていく方向らしいので、ここは乞うご期待ですね!!
そしてDYNAMIC TUTORIAL
これはいわゆる簡易マニュアル的なものなのですが、なかなか便利で、本体とアプリが連動していて例えばこのつまみ何?このボタン何?っていう時に本体を触るとアプリ側の表示も項目が切り替わってくれるという便利な仕様。
わざわざマニュアルをたらい回しに読まなくても、このチュートリアルで大筋を把握できるようになっています。
最後にヴィジュアライザー。
これはアプリ上で3Dオブジェクトやビジュアルエフェクトの配置やパターンなどを作成して本体の演奏にリアルタイムに反応・連動させることができる、というものです。
ライブパフォーマンスに使用したり、作成したビジュアルを録画して映像作品を作ることができ、またスマートデバイスのカメラを使って、リアル映像に重ねて3Dオブジェクトやビジュアルエフェクトを表示するARモードも用意されています。
アプリ内に既にいろんなエフェクトプリセットが既に内蔵されているので、それ等を使ってマシンライブなんかの映像を作ってYoutubeやSNSに投稿する、というのも面白いんじゃないかなと思います。
いかがでしたでしょうか??
本日はYAMAHAさんから新たに登場したSEQTRAKについてご紹介をさせていただきました!!
1月26日発売、気になる方は是非ご注文ください!!
この記事の投稿スタッフ
投稿者 | 立浦 |
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プロフィール | 高校1年からエレキギターをはじめ、大学卒業まで月のアルバイト代の殆どをバンド活動、それに伴う機材に費やしてきた人柱。これまでに買ったギターやベースなどの竿ものは15本以上、エフェクターに関しては30台を超えてからは数えていません…その他にもシンセ、アンプ、DTMソフトetc...一体いくら使ったのか、分かりません。でも、でもね!自分で買ってきたからこそ、商品の使い方はもちろん、良いところも悪いところもなんでもご提案出来る自信がありますよ!当店ではそんな経験を生かしてアンプ、エフェクター、シンセサイザー、PA、DTM、DJなど、幅広く担当しております。貴方にピッタリな楽器、是非一緒に探させてください! |
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