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AKAI Professional | MPC LIVE 2 | ¥138,000 | こちら |
世界のミュージックギアを牽引するAKAI Professionalより、大人気のサンプラーの第2世代モデル『MPC LIVE 2』が登場!!
1986年の登場以来、多くのアーティストたちに愛用されてきたMPCシリーズの最新機種となる本機種。
2017年の夏に登場し、昨年末に惜しくも生産完了がアナウンスされた『MPC Live』の後継機に、また、今年の初頭にリリースされたものの今なお品薄が続いているMPC ONEの上位機種に位置する本機種。
発売は5月28日を予定!
前作と違いも含め、早速色々とご紹介していきたいと思います!!
MPC LIVE 2の特徴
スタンドアローン、充電式バッテリー、内蔵モニター、CV/Gate接続、MIDI Multi機能 – MPC Live IIは前モデルの名を受け継ぐにふさわしい製品です。
すべてのプロデューサーの皆様へ。 Akai Professionalより最新のポータブル・スタンドアローンMPC、MPC Live IIを発表いたしました。
MPC Live IIは好評を博した前モデルをベースに、音楽制作を完全にスタンドアローンで行えるようスタジオ・モニター・スピーカーを内 蔵しました。旅先でもスタジオでもMPC Live IIがあればインスピレーションを逃しません。
スタンドアローンで音楽制作
MPC XやMPC One同様、MPC Live IIはMPCシリーズの登場以来、数え切れないほどのヒット曲に使用されてきたMPC
ソフトウェア 及びワークフローを搭載した完全なスタンドアローン型の音楽制作機材です。
7インチのマルチジェスチャー・タッチスクリーンでビート 作成やレコーディングに必要なさまざまな機能に簡単にアクセスが可能です。またMPC Live IIには新たに5つのハードウェア・ボタンが 追加され、より編集作業が行ないやすくなりました。
ミュート、タイム・コレクト、ミックスなどの機能により、ビートを損なわずトラックの編 集や微調整を行なうことができます。
最新のMPCソフトウェア 2.8
MPC Software 2.8でAkai Professionalのスタンドアローン・マルチコア搭載MPCシリーズにMIDI Multi機能が追加
されまし た。MPC Live/MPC Live II/MPC One/MPC Xユーザーに無料で提供される本アップデートにより、MPCは
強力なMIDIシーケ ンサー・スタジオに生まれ変わります。MPCのI/O機能が大幅に強化されるため、クラス準拠のUSBキーボード、MIDIインターフェー ス、USB to CVモジュールを含むスタジオ内のさまざまなMIDI機器を同時に接続してルーティングすることが可能になります。これにト ラック間の内部MIDIルーティング機能、MIDI互換シンセサイザー、ドラムマシン、サウンドモジュールの包括的なMIDIルーティング、マル チトラック・レコーディング機能を組み合わせることで、MPCは制作の中心に据えることができます。
内蔵モニター・スピーカー
内蔵モニターは単なるスピーカーの追加ではありません。
音楽の全範囲にわたってダイナミックなレスポンスを保ち、高域から低域まで 正確に再生します。シャープなハイハットからパンチーな808ドラム、ベースラインの重低音までMPC Live IIはビートメーカーと音楽を 直接繋ぎます。
MPC Live IIの内蔵モニターはスタジオでのリファレンス・モニターとしての使用だけではなく、外出先でのヘッドホンを使わないリスニ ングや制作、コラボレーションにも最適です。
CV/GATEとWiFi/Bluetooth接続
MPC Live IIはポータブル性と高い接続性を両立しています。他の製品との相性も抜群です。8つの新しいCV/Gate出力
端子 (TRS端 子 x4) を搭載し、アナログ・モジュールをMPC Liveのセットアップに組み込むことが可能になりました。Wi-Fi及びBluetooth接続にも 対応しており、MPCとAbleton Liveを同時に使用したワークフローも楽しめます。
バッテリー駆動
実用性の高いモバイル音楽制作は、外出先での長時間にわたるセッションを可能にする信頼性の高い電源なしには存在し得ません。連 続稼働時間最大約5時間の充電式リチウムイオン・バッテリーは音楽制作に必要なすべての電力を供給、作業の場所を問いません。
16GBのサウンド・ライブラリー搭載
MPC Live IIにはF9 Audio の新しいライブラリーと新しいSonic Boomサウンドセットを含む、高品質なサンプルやループを収録した 16GBのサウンドライブラリーが搭載されています。7インチ・マルチ・スクリーンと内蔵Wi-Fi接続を利用して数回のタップ操作でSplice にダイレクトにアクセスすることも可能です。
MPC Live II ハードウェアの特徴
• PCを使わずにハード本体のみで動作するスタンドアローンMPC
• MPC 2.8ソフトウェアでネイティブに動作
• ステレオ・モニター・スピーカー内蔵
• バッテリー内蔵 – 連続稼働時間最大5時間
• 4系統TRS CV/Gate端子 (トータル8出力)
• 7インチ高解像度マルチタッチ・ディスプレイ
• Wi-Fi及びBluetooth対応
• 16GBオンボードストレージ
MPC 2.8 ソフトウェアの機能強化点
• 複数のMIDIまたはオーディオトラックが同時に録音できるMIDI Multi機能
• クラス準拠のMIDI機器を接続可能なUSB MIDI入出力のサポート
• MIDIレイヤリング機能
• タイムコレクトのオン/オフ
• Q-Linkオーバーレイ表示
• パッドマップの編集
• MPC One/MPC Live/MPC Live II/MPC Xで使用可能
前作MPC Liveとの違いについて
大人気ながら惜しまれつつ生産完了してしまったMPC Live。
星野源さんとの共演でも有名なトラックメイカーSTATUさん等多くのアーティストの使用で知られ、いまだに根強い本機種ですが…MPC LIVE 2という次世代バージョンとなって帰ってきました!!
さてはてはどういった点が進化したのでしょうか?
早速ご紹介していきたいと思います。
大前提として内部のOS(オペレーティングシステム)は基本的に同じ!
意外かもしれませんが、今回のMPC LIVE 2はもちろん、MPC One、MPC Live、そしてフラグシップモデルのMPC Xの全ての機種において、内部のオペレーティング・システムの基本的には同じなんです!
なので、MPC ONE / MPC Live / MPC Xそれぞれの違いは主にハードウェアの面、という事になります。
「なーんだ、じゃあ結局どれでもいいじゃん!」
と思うなかれ!
ソフトが同じでもハードが違えば操作性・パフォーマンス性もサウンドも出来る事も大きく異なってきますヨ!
サイズ面
MPC Live2は243.8mm × 411.5mm × 45.7mm、そして重量は3.38kgとなります。
基本的には前作をベースとしているので、とてつもなくサイズが変わる、という事はありませんが…
今回の大きな特徴でもある内蔵スピーカーの搭載により、縦のサイズは約20mm、重量は約600gほど重くなっています。
反面、横幅は約10mmほど小さくなっているようです。
また、搭載するリチウムイオン電池を変えたのでしょうか、バッテリー駆動時間も1時間ほど伸びているようです。
そして肝心な価格面は、MPC Liveが発売当時128,000円だったのに対し、今回は10,000円UPの138,000円となっております。
本体に内蔵バッテリーを搭載!
これは最近のミュージックギアのトレンドですね!本体に内蔵バッテリーが搭載されました!!
これは本当に有難い!!
担当は初代MPC Liveユーザーなのでヒシヒシと思うのですが…せっかくバッテリー駆動でどこでも持ち出してプレイ出来るのが魅力なのに、初代モデルはスピーカーが無かったので別でヘッドフォンやコンパクトなスピーカーを接続して使用しなければなりません。
これは意外と小さな手間なんです!特に家や出先でプレイするときはこの手間が何気にシンドイんです。
もう電源を付けてサッと遊びたい!っていうテンションの時にいちいちヘッドフォンやスピーカーに接続するっていうのが…本当にたったひと手間なんですが、萎えちゃうんですよねぇ…あぁ~なんかもう今日はいいかぁ~…みたいな(苦笑)
なので、この内蔵スピーカー搭載は本当に英断だと思います!これだけで担当はMPC Live 2に買い替えたいくらいです。
しかも搭載しているスピーカーも決してチャチなものでは無い模様。
ビートの要となる重低音から、楽器やシンセ・SEなどの煌びやかなサウンドまでしっかりと再生してくれるとの事です。素晴らしすぎる!
物理ボタンが5つ増えて26個に!
これもトラックメイカーの意見がしっかり反映されているなぁ…と思う点。
操作のための物理ボタンが21→26個に増えました!
担当がお話しするトラックメイカーさんたちの中でも
「機材に無駄な余白を作るくらいなら、その分本体の小さくするか操作する為のボタンやつまみを増やすべき!」
という意見の人が多いんです。おしゃれな見た目も大事ですが、何よりトラックメイカーにとってサンプラーやリズムマシンは武器であり相棒なのです!!
自分の音楽を表現する為の“使いやすさ”が優先されるかと思います。
今回のMPC LIVE 2はそんなトラックメイカーたちの想いを知ってか知らずか、前作よりもボタンとボタンの間がギュっとつまっており、その分しっかりと操作に必要なボタンが増やされています。(このギュッと詰めたことによりボタンは増えつつ本体の横幅は10mmほど小さくなっているようですね)
タッチパネルをポチポチ何回もタップして切り替えていかなくても、基本的なパラメータや項目にこの本体の物理ボタンでアクセス可能ですので、些細な操作ストレスがかなり減少しますね!
トラックメイクの作業スピードも格段に上がると思います♪
端子面でCV/GATE端子とEthernet端子が新規搭載!
OUTPUT/出力端子はMPC Liveが6つ、INPUT/入力端子はLINE/PHONO(ターンテーブル等)両方OK,MIDI端子はMPC LiveがIN/OUTが2基ずつ、USBメモリや外付けHDD/SSD、USB-MIDI機器などを接続するUSB-A端子も2基など、基本的な端子のスペックは前作MPC Liveと変わりません。
しかし、MPC LIVE 2にはフラグシップモデルMPC Xや前述の下位モデルMPC ONEに搭載されていたCV/GATE端子が遂に搭載されました!
あと、マスターボリュームのつまみがトップ面左上に!
「なんだそんなもん、普通じゃん」と思われる方!初代MPC Liveはマスターボリュームが背面にあったので何気に大変だったんですよ!(笑)
慣れるまでいちいちのぞき込まなきゃいけないわ、その横にLINE/PHONOからのRECボリュームつまみがあったりしてたまに操作間違えたりするわで、微妙に大変だったんです。
ここもしっかり改善(?)されているのが嬉しいですね~!…買い替えたいぃぃ!!
CV/GATE端子
TRSという端子でトータルで8系統出力可能!
CV/GATEはナログシンセやモジュラーシンセなどに用いられるやや特殊な端子で、万人が使うか…と言われると必ずしもそうではないかもしれません。
しかし、昨今の音楽におけるシンセの重要性の再燃により多くのトラックメイカーがアナログシンセ、モジュラーシンセをフィーチャーしだしているのです!
この端子があることにより広がる幅がきっとある事でしょう!
担当は既にモジュラーを嗜んでおりますので、この価格やサイズ感で端子の搭載は心底うらやましいです…。
LAN端子、そして月額制のサンプリング音源サイト『Splice Sound』に対応
LINK(LAN)端子も新規搭載!
これはつまりインターネットにLAN接続で対応できるという事ですね。
「え?なんでサンプラー・リズムマシンにネット接続がいるの?」と思われた方!
実はこのMPC LIVE 2は月額制のロイヤルティフリーのサンプリング音源を提供しているサイト『Splice Sounds』にWi-FiやEthernetでネット接続しリアルタイムにサンプルネタを閲覧、ダウンロード、そして自身のトラックに使用することが出来ちゃうのです!!
※MPC Liveも本体のファームを上げる事によりSplice Soundsにアクセス可能です!!が、Wi-Fi対応のみとなります。
日本ではまだ一部のクリエイターの使用のみかと思いますが、海外ではかなり人気のこのSplice Sounds。
数百万以上の膨大過ぎるサンプルが提供されており、月額でそれらを使用することが出来てしまうのです。
様々なプランがあり、料金によって使用できるサンプルは様々ですが…ここ、本当に使えるんです。
ドラムやピアノなどの楽器の音は勿論ですが、シンセ・SE的なサウンドも超充実!
色んな動物(クジラとか)の鳴き声なんかもあるんですよ…クジラなんて…絶対自分じゃサンプリングできないですよね…。
そう、自分でサンプリングしなくても欲しい音が即座にGET出来るのがこの『Splice Sounds』の良いところ。
ちなみにSplice Soundのクジラのサンプリングのレコーディング風景の動画を貼っておきます♪
そしてこのMPC LiveはそんなSplice Soundsとリアルタイムに連動し自身のトラックメイクに取り込んでいく事が出来ちゃうのです!
いちいちパソコン立ち上げて~、サイトでサンプル素材ダウンロードして~、USBメモリなんかに転送して~、それをまたMPCに取り込んで~、とかやらなくてもOKなんです!直です直!
これはもうとんでもない事です!クリエイティブみが溢れ出します!
他にもいろいろできる!凄いぞAKAI MPC!!
基本的な違いは上記の通りです!
…がここで少し前作MPC Liveや本作MPC Live 2で出来るオススメな機能や魅力を追加でご紹介!
Bluetooth-MIDIに対応!
MPC LiveもMPC Live 2もBluetooth-MIDIという規格に対応しています。
これは電子楽器をコントロールするMIDIをBluetoothにてワイアレスで動かすことが出来る、というものです。
例えば同社のLPK25WirelessやLPD8 Wireless、他にもKORGからリリースされているmicro Key AirシリーズやNano Studioシリーズなどの対応機器からの情報をBluetoothでワイアレスで受信、操作出来、ケーブルの煩雑さから解放されます!!
※ワイアレスイヤホン・ヘッドフォンなんかで使う音楽を聴くようなBluetooth Audioには対応していません。
Ableton Linkに対応!
MPC LiveシリーズはAbleton Linkにも対応しています!
聴き馴染の無い方もいらっしゃるのではないでしょうか?
Ableton Linkは上記の動画の様に、同じWi-Fi内などのローカルネットワーク上で接続されている対応デバイスのタイミングをそろえるテクノロジーです。
例えばiPhoneのアプリでシンセのシーケンス、MPC Liveでリズムパターンを、パソコンのAbletonでまた別のサンプリングフレーズをそれぞれ準備しておき、どれかを再生スタートさせれば、他の全ての端末も同じタイミング、同じテンポで動き出してくれるという様々なパフォーマンスが求められるトラックメイカーが大喜びな機能です。
対応機器さえあれば簡単な設定だけで、だれでも使うことが可能です。
上記はMPC LiveでのAbleton Linkの設定手順を紹介した動画ですが…超簡単じゃないですか??
これだけで音楽における創造(クリエイト)と想像(インスピレーション)の幅が広がりまくります!!
v2.8にアップグレード、MIDI Multi機能に対応
OSがv2.8によりMPCのI/O機能が大幅に強化!!
クラス準拠のUSBキーボード、MIDIインターフェース、USB to CVモジュールを含むスタジオ内のさまざまなMIDI機器を同時に接続してルーティングすることが可能になります。(MIDI Multi機能)
これにトラック間の内部MIDIルーティング機能、MIDI互換シンセサイザー、ドラムマシン、サウンドモジュールの包括的なMIDIルーティング、マルチトラック・レコーディング機能を組み合わせることで、MPCを制作の中心に据えることができます。
例えばUSB-MIDIキーボードを接続して、それらをMIDI信号やCV/GATE信号に変換したりできるわけです!
これは何気に凄まじいです!!
トラックメイクは勿論、MPCを使ったパフォーマンスも更にユニークになること間違いなしです!
いかがでしたでしょうか?
簡単にでは御座いますが、MPC LiveとMPC Live 2との比較を交えご紹介させて頂きました!
当店でも実機展示予定ですので、気になる方は是非チェックしてみて下さい!
買い替え応援!古いMPCを下取に出して新しいMPCを買おう!
当店ではMPCの買い替えを応援中!
旧MPC機種からのお買い替えをご検討中の際は是非ご相談ください!
※もちろんMPC以外の機種からの乗り換えでの買い替えも大歓迎です!
この記事の投稿スタッフ
投稿者 | 立浦 |
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プロフィール | 高校1年からエレキギターをはじめ、大学卒業まで月のアルバイト代の殆どをバンド活動、それに伴う機材に費やしてきた人柱。そして一児のパパ。これまでに買ったギターやベースなどの竿ものは15本以上、エフェクターに関しては30台を超えてからは数えていません…その他にもシンセ、アンプ、DTMソフトetc...一体いくら使ったのか、分かりません。でも、でもね!自分で買ってきたからこそ、商品の使い方はもちろん、良いところも悪いところもなんでもご提案出来る自信がありますよ!当店ではそんな経験を生かしてアンプ、エフェクター、シンセサイザー、PA、DTM、DJなど、幅広く担当しております。貴方にピッタリな楽器、是非一緒に探させてください! |
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