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Roland | SP-404 mkⅡ | ¥59,400 | こちら |
皆さんこんにちは、島村楽器名古屋パルコ店の立浦です!
本日は新たに発表されたRolandの次世代サンプラーSP-404 mkⅡついてご紹介!
1997年にBOSSブランド名義で発表されたSP-202以来、多くの人々に愛用されてきたサンプラーSPシリーズ。
特に2009年に発売されたSP-404SXは多彩なエフェクトとその独特な音質でHIPHOP界隈のDJ/トラックメイカー・アーティストはもちろんのこと、音楽用途だけでなくコンパクトかつ手軽に高品質に使用出来るサンプラーとして演劇やイベント、個人の方はもちろん企業法人さんに至るまで様々な用途で高い需要を誇っていたものの、発売から10年以上の月日が経ち、2020年末に惜しまれつつ生産完了となっており、次のバージョンが今か今かと待ち望まれていました。
私もその一人!
SP-404SXは個人的に所有しており、重宝しておりましたので今回のSP-404 mkⅡの発表、発売にとても興奮しています!
そんなの人気モデルの後継機種となるこの『SP-404 mkⅡ』について、果たしていったいどんな製品に仕上がっているのか、また、前作SP-404SXと本作SP-404 mkⅡはどんな違いがあるのか、本日はそういった点にフォーカスし本製品を比較・紹介をしていきたいと思います!
11/19より発売開始、只今人気過ぎて次回納期未定…!!!
本記事では実際に発売前の機体を一足お先にお借りし、細かくチェックした際の様子をご紹介しております!
実機の動画や写真等を交え、基本的なところから新機能や搭載エフェクトなど進化したポイントについてに徹底紹介していきたいと思います!
SP-404mkⅡレビュー動画はこちら!
当店にてカスタムスキンの制作・販売・オーダー受付を開始!
当店限定企画!SP-404 mkⅡのカスタムスキンの制作・販売・オーダー受付を開始しました!
おしゃれなデザインのものから、ご自身の任意のデザインを入れ込み世界で一つのカスタムスキンを作成することも可能です!
既成のものは11/17現在25種!まだまだ増えていく予定です♪
店頭のSP-404 mkⅡ本体に早速サンプルとしてカスタムシートを貼ってみました!
ガラリと表情が変わってより素敵になりました!
つまみ(ノブ)もカラフルなものに変えてみると、更にオリジナリティあふれるSP404に仕上がります!
自分だけのSPを是非作ってみませんか??
詳細はこちら
外観やサイズ、電源について
まず初めに本体のサイズはこんな感じ!
全体的なスケール感はほとんど変わりませんね!重量に至っては100gほど軽量になっている模様!
これは素晴らしいですね!
前作SP-404SXは特にこの軽量、コンパクトな点が世界中の皆様に愛用される理由の大きな一つだったのですが、今回のSP-404MK2もしっかりそこを踏襲している形です。
担当もSP-404SXは自身の出るライブや店内でのイベント、友達の結婚式2次会の手伝いなどでガンガン使いまくっていますが、このSP-404mkⅡもどんどん現場に持ち出して行けそうです。
また前作SP-404SXはアダプターだけでなく乾電池でも駆動出来ることが重宝されていましたが、今回のSP-404MKⅡはACアダプター、電池そしてさらにUSB-Cからの給電(パソコン端末や充電器、モバイルバッテリーなど)
にも対応しました!
これもありがたいですね!
機材を多く持っていく場合、製品独自のアダプターって結構かさばるんですよね…
近年のMac bookやiPadなどと同じUSB-Cでの電源供給が可能な本機種であれば、そこを一本化出来ちゃいます!
また、電池の駆動時間は少しだけ落ちましたが、半面、前述のようにUSB-Cでの宮殿が出来るため大容量のモバイルバッテリーを使用すればむしろ大幅に長時間連続駆動が可能!
これで長尺のイベントでも安心です♪
接続端子について
音声を入出力するIN/OUT端子はRCAピン端子からステレオ標準に変更されました!そしてOUTPUTはTRS(バランス)接続にも対応しよりノイズに強くなりました!
他にも、ヘッドホンアウトが1つから2つに(フォン、ピン、一緒の音が出る)などの変更点も。ここも地味にうれしい点ですね!
またはマイク入力だけだったが、ギター入力と切り替えが可能になりました。
これはギターを演奏する担当的にも僥倖です!
後ほどご紹介するINPUT FXという入力時に掛かるエフェクターで声用のオートピッチやボコーダーと並んでギターアンプエフェクトも新たに用意されています。
最近はギタリストさんもサンプラーでトラックメイクをするシーンが以前よりも増えてますからね!ここはナイスな進化ポイントです!
反面、本体搭載のマイクは無くなりました!
SP404SXにはファミコンの2コンみたいにマイクが搭載されていて、これを使ってその場でサンプリングが出来たりしました。
正直そんなに高品質なマイクではありませんでしたが、そのローファイな感じが結構気に入っていたのですが、今回のモデルからは除去されました…あんまりみんな使ってなかったのかな…?
また本機種はMIDI IN/OUTも双方装備しています。
以前はMIDI INのみで、5PINのMIDI端子でしたが、今回は3極ミニプラグで変換するMIDI-TRSで接続します。ちなみにこの変換プラグは別売りです。
MIDIは基本的にはテンポ・BPM SYNCとして使用することが多いのですが、ほかにもMIDIキーボードを使ってボコーダー演奏をしたり、複数のMIDI機器を直列接続するときにただ入ってきた信号をそのままOUTに送るMIDI THRUも可能になっています。
そしてここは面白いところ!
音質は16bit44.kHz→16bit48kHzとあまり大幅に変更されていません!
新しい他社サンプラー製品が24bitだ96kHzだと、ハイレゾフォーマットに対応し出している中、この判断は面白いなと思います!
というのも、前作SP-404SXのメインターゲットはLo-Fiなヒップホップで使いたいDJ・トラックメイカー層で、ユーザーからもその綺麗過ぎないサウンドが評価されていました。
今回あえてハイレゾ対応しなかったのはこれまでのユーザーのそういった細かい声を拾ったのでは無いか?と担当は勝手に想像しています!
また、ハイレゾでサンプル自体の容量を大きくすることによる読み込み・演奏時の遅延やトラブルも防げ、これまで同様のスピーディーな制作ワークフローも維持できるのも良いですね!
無理にハイレゾ対応しなかったのは私も英断だと思います!
そしてサンプリングのフォーマットはSDカードから読み込む場合はWAV/AIFF/MP3、後述の専用ソフトウェアSP-404MK APPはからロードWAV/AIFF/MP3/FLAC/M4Aのインポートに対応!
特にMP3に対応してくれたのは有難いですね!
そしてストレージと登録サンプル数なども色々とパワーアップしています。
SP-404SXはSDカード(SDHC対応)へサンプルを保存(直接録音、もしくは管理ソフトを使ってサンプルを配置)していました。
これがなかなか曲者で、SDカードを差し替えれば現場ごとに違ったサンプルを分かりやすく管理出来ていた半面、そのSDカードを忘れたり紛失したりしたら、もう地獄でした(苦笑
過去1度、私も現場について「SDカード家に忘れてる!」となった時があり、慌てて自宅まで取りに帰りましたからね!もうあの時は心臓バックバク、汗だくだくでした。
しかし!今回のSP-404 mkⅡは16GBの内部ストレージを要しているので、必ずしもSDカードは不要。
もちろんSDカードスロットルも装備しサンプルの読み込みなども可能です。
(SXのようにサンプルをSDから直に叩くのではなく、一度プロジェクト内に取り込む形となります)
前述のPADの変更もそうですが、内部ストレージになる事により本体の起動時間やサンプルの読み込み時間も高速・短縮化しており、レイテンシーつまりパッドを押してから実際に再生されるまでの時間というか反応感も体感的にスピードアップしています。
またサンプルの保存領域もグッとアップグレード!
今まではA~J 10bank×12=120サンプルで、前述の通りSDカードを必要に応じて入れ替える方式でした。
しかし今回はA~J 10bank ×16=160サンプルに加え、更にプロジェクトというサンプルを管理する大きな枠組みがあ、これを本体内で出来るので、10*16*16=2560サンプルを保存しておけるようになりました。
いやぁ、もう素晴らしい!
半面、1つのパッドへの最大サンプリング時間は16分に減少しました。
以前のSP-404SXはSDカード依存だったので2GBのSDカードで1サンプル最大180分と超長尺なファイルを使えたのですが、今回は1サンプル16分に固定されているようです。
個人的には16分でも十分な気もします。
・ディスプレイも大幅進化!
画面も大きく変わりましたね!
以前は7セグメント3桁(LED)という電子計算機や電子時計のようなシンプルな表示のみに限られていたのですが、今回からOLED(グラフィック有機EL)ディスプレイになり
サンプル波形やパラメータ情報なども詳細に表示可能に!
サンプルのスタート/エンドなどを調整する際も、波形が表示されないので以前は耳で聴きながら「この辺かな…?」とかなりアナログな手法で変更していましたね(笑
SP404愛好家は、もうこのディスプレイの変更だけでも新機種に乗り換える理由になるんじゃないでしょうか。
パラメーターの数値や選択項目・文字なども一括して表示されるので、自信が今どのようなセッティングを行っているのかがすぐに分かるのが最高に素敵です!
・パッドも色々と強化されました!
ここ!ここ重要ですよ!
遂にパッド数が16つになりました!
AKAI MPCなどのサンプラーもですが、SP-555というSP-404SXよりも以前にRolandからリリースされていたサンプラーも16PAD仕様だったのに
その後にリリースされたSP-404SXは12PADに戻っちゃってて、やや不満もあったんですよね…担当はそれもあってMPCを新たに買い足したくらいです。
きっと当時はSP-404のサイズを維持するために12PADにしたのだと思うのですが、やはり16PADは欲しいところ!
今回のSP-404 mkⅡの発売を知った時に担当が一番先にチェックしたのはこのパッド数でした(笑)
無事16PAD仕様になったのを確認した時には溜息が出ましたね!!
そしてこれも待ち望んだベロシティ(強弱)、しかも17段階という細かな値に対応!
以前のSP-404SXはいわゆるFix状態でどれだけパッドを強く叩こうとも、また弱く叩こうとも一定の音量でサンプルが再生されていました。
演劇やイベントなどのポン出しでは大きく問題となることはありませんでしたが、指とパッドで演奏するフィンガービートが流行している昨今、より有機的・音楽的な演奏を
行うためにはこのベロシティ対応が必要とされていましたが、今回のSP-404 mkⅡではここもしっかり対応!最高!
もちろん設定で一定の音量しか出さないFIX状態にも出来ます!
他にもPADのカラーや明るさもかなり自由に調節できるようになりました!
上記の動画内でもサクッとご紹介(9:30~)しているのですが、これは結構ナイスなポイントですよ!
自分好みのカラーに色々とセッティングしておけばはかどること間違いなし!
そして、PADの最大同時発音数つまりどれだけ同時にサンプルを再生できるか、という値も12音→32音に激増。
ここは正直12でも困ることは私は無かったのですが、人によってはうれしい強化点ですね!
エフェクトも刷新
で、SP404の要となる搭載エフェクト!ここもかなり増強!
BUSなどで使えるMFX(マルチエフェクト)や入力段で掛かるINPUT FXが全部で37種類、以前は29種類、でいくつかのエフェクトはBPMにSYNCするか否かも選択可能になりました!
ここは語りだすととんでもなく長くなりそうなので、是非我々の作成した動画をご覧いただけると幸いです。
どんなエフェクトが搭載されているのか、実際に音声を再生しながらご紹介しております!(動画内の19:32~より)
Lo-FiやISOLATOR,DJFX LOOPERなどSP-404SXに搭載され多用されていたエフェクトから、AIRAシリーズなどでも採用されているRolandご自慢のScatterやレトロな風合いを演出するCassette Simや過去のSPに搭載されていたVinyl Simなど
ユニークなエフェクトが盛りだくさんで、ずっと遊んでいられますよ!
サンプルのエディットについて
サンプルに対するアプローチについても色々進化しています!
まず、何より画面が進化したことによりサンプル波形が表示できるように!今までは耳でやってたのでかなり大変で大変で…
波形のSTART/ENDなんかも見ながらわかりやすく設定できますし、波形のズーム・拡大も可能です。
サンプルの再生スピードも変更可能で、再生スピードを上げるとレコード(VINYL)のようにピッチも変わるのか、ピッチはそのまま維持するのかも選択可能です。
そしてサンプルに対してピッチがつけられるようになりました!これも待ち望んだ機能ですね!
SP-404SXでは、サンプルのピッチを可変させたい場合はMFXでエフェクトとしてピッチを上下させる形で操作していましたが、今回からはSample Editという項目からピッチを細かく個別に調整可能に!
またSHIFT+4でクロマチックモードに移行するとサンプルに音階をつけて演奏できる機能も!
ピッチだけでなくSHIFT+2で16Velocityというサンプルのベロシティを各パッドに段階的に割り当てて再生することが可能に!!
前述のピッチも含めAKAI MPCでは16Levelという機能では昔から出来た機能ですが、今回SPも対応したということですね!一気に幅が広がりました。
他にも、波形のエンベロープ(フェードインアウト)も細かく調整可能に
また個別のサンプルはもちろんグループ別に音量操作なんかも可能に
他にも複数のパッドを同時に再生したいときに使う「PAD LINK機能」
逆に同時に再生したくないパッドをグループ化(ハイハットのオープン・クローズなどで設定することが多いですよね!)する「GROUP MUTE機能」
また、サンプルを順再生→逆再生→順再生…を繰り返すPINGPONG Loopや、サンプルを1/4音符→1/8音符・・・1/64音符と細かく繰り返すROLL等も搭載!
他にもサンプルを登録するA~Jのバンク毎に異なるテンポ・BPMを指定することもできるようになりました!
そしてここも超重量!
サンプルのCHOPも可能に!CHOP,Sliceとも呼ばれますがこれはサンプルを分割してそれらの別のパッドに割り当てる、という機能なのですが今回のSP-404 mk2にも実装されています。
SP404SXでは、再生ポイントの異なるサンプルを使いたい場合、サンプルをいくつもコピーしてSTART/ENDポイントを調節して作り込むといった手間手間な作業が必要だったのですが、今回からはある程度自在に出来るようになりました割り当て
いずれも現在リリースされている多くの他社サンプラーに搭載されている機能ではありますが、今回のSP-404 mkⅡにもしっかり搭載されています!
「何をいまさら…そんなのどの機種にもあるよ」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが…
RolandのSP-404にこれらが搭載された!という事実が重要なのです!既存ユーザーさんならきっと理解してくださるはず!
*まだある!機能面の便利な変更点あれこれ
CUE機能
他にもこれ地味に便利な機能、音出しをする前にヘッドホンで確認できるようになりました。
SHIFT+3でCUEモードに切り替わり、ここで設定することにより特定のサンプルをヘッドホンで試聴出来るように!
たくさんサンプルを配置していると「あれ?このパッドに何入れてたっけ…」とド忘れしてしまうこともありますが、このCUEを使えば安心ですね!
パフォーマンス時はもちろん、演劇やイベントのぽん出しなんかにも重宝すると思います。
上記画像のC側に設定するとCUEに送られたサンプルの音声を、M側にするとLINE OUTやUSB端子に出力される音声をモニター可能、真ん中なら両方均等に聞けるようになります。
USBからサンプリング、またUSBを介してPC/Mac/iOSへ録音可能に!
USBでも接続、iPhoneから直接サンプリング、そして逆にSP404mk2からiPhoneやDTMソフトへ直接録音になりました!
これすごくないですか??
サンプリングがよりノイズレスに、スピーディに行えるだけでなく、端末へ録音できちゃうのでSP-404 mkⅡを使ったプレイ動画・MVなんかも簡単に作れちゃうわけですよ!
しかもSP-404 mkⅡは電池などでも駆動できるわけですから、屋外に持ち出し海や山などの自然の中や景色のいいところでビートメイクやフィンガードラムをしている動画なんかも本体とUSBだけでサクッと撮影してSNSに投稿できちゃうわけですよ!
今後このSP-404mkⅡを手にしたアーティストたちによる色んな素晴らしい動画がどんどん世の中に出てきそうな予感!
SKIP BACK SAMPLING
この機能はSP-404におけるサンプリングの革命といっても過言ではありません!
もう超便利!
これは最大25秒まで過去にさかのぼってサンプリングを呼び起こすことが出来るというもので、例えばフィンガービートやギターを接続して演奏していた時に「あ、今の演奏良かったな、でもRECしてないな」というときに、その実際の音を持ってくることが出来てしまうのです!
いやほんとこれすごい。
いざRECボタンをおして「さぁサンプリングするぞ!」って意気込んだ時って、結構力が入り過ぎちゃうことがあるのですがこのSKIPBACK SAMPLINGを使えばよりラフな状態で録れた素材を活用することが出来きます。
実際の様子も動画内(30:50~)でご紹介しておりますので、是非ご覧ください!
新機能DJ MODEもご紹介
今回新たに実装された演奏の幅を大きく広げる『DJ MODE』も必見です!
これは名前の通り各サンプルをDJプレイするようにミキシングできるというユニークな機能。
こちらも実際に動画内で簡単にご紹介しておりますので、是非チェックしてみてください!
自由度の高いカスタマイズに対応!
SP-404シリーズは天面のアルミパネルのを取り外しができ、自己責任でではありますが自由にペイントしたりしてガワを変えてそのスタイルを楽しむという文化もプレイヤーの間では人気でした。
「SP-404 Skin」とインターネットで検索すると、プレイヤーの方々の素敵な装飾が施された個性豊かなSP-404がいくつも見ることが出来ます!
テンプレートが無償で公開されていたり、海外サイトでは装飾されたパネル自体が有料で販売されていたりもするくらいです。
日本国内でも一昨年に各ディーラーから異なったカラーのパネル・文字を搭載したSP-404SXがリリースされ、話題を呼びました。
ちなみに島村楽器にはダークグレーカラーパネル×シルバー文字のモデルを作って頂き販売しておりました。
そして今回のSP-404 mkⅡはWEB サイトからダウンロードできるフェイスプレート用のテンプレートを使って、オーバーレイを作成したり、オリジナルのロゴをスタートアップ画面にセットアップしたり、その場の雰囲気に合ったスクリーンセーバーを選択したりと自由にカスタマイズ出来るようになっちゃったのです!
これも嬉しいですねー!!
自分だけのSP-404スタイルをより構築しやすくなりました!
起動時の画像やスクリーンセーバーも自身で作って取り込み可能!
今回の実機テストでは残念ながら自分の目でチェック出来なかったのですが、なんと起動時のオープニング画像や、ある程度の時間本体を操作しなかったときに移行するスクリーンセーバーも自身の好きなモノクロのドット画像を用意し取り込み使用することが出来るそうです!
カスタマイズの自由度が高すぎる!最高や!!
自分のアーティストネームなんかのドット絵にしてみると『俺のSP-404 MKⅡじゃ!!』ってな感じで起動時からテンションが上がりそうですね♪
スクリーンセーバーに至っては1プロジェクトにつき16枚まで登録できるので、動的な待機画面が作れて面白そうです!
こういう遊び心大好きです!
専用の管理アプリも用意!
マイクや楽器、USB-Cなどから直接接続し音声をサンプリングしたり、SDカード経由で取り込むことはもちろん、今回のSP-404mkⅡでは『SP-404mkⅡ APP』という専用の管理アプリも用意されており、ユーザーは無償で使用することができます。
このアプリを介しサンプルを取り込むことはもちろん、SP-404 mkⅡ本体のパラメータをパソコン上で編集したりプロジェクト管理を行うなど、様々なアプローチが可能となります!
サンプルの波形なども本体ディスプレイで表示するよりもさらに細かく見えたり、パラメータも細かく調整できるため色々な設定を追い込んで行うことができます。
さらに、SP-404 mkⅡ APPを使うことで、SP-404SXやDAWで作成したMIDI(SMF)データも取り扱うことが出来たり、アプリ経由で音声を取り込む場合に限りWAV/AIFF/MP3に加え、FLACやM4Aといったフォーマットにも対応!
サンプルファイルの取り込みもパソコンからドラッグアンドドロップするだけで簡単に行えちゃう優れものです!
エフェクターとしても大活躍?!
このSP-404 mkⅡには数々のユニークなエフェクターを搭載しており、それらを楽曲制作にも活用可能です。
オーディオインターフェイス機能も有しているため、例えば上記の図のようにUSBケーブル1本で本機種とコンピュータを接続すれば音声のやり取りが可能!
DAW内のエフェクトを掛けたい音声をUSB経由でSP-404 mkⅡに送り、SP-404 mkⅡの内蔵エフェクトを掛けた上で、これまたUSB経由でコンピュータ・DAWへ戻しエフェクトが掛かった音声を再録音することが可能!
これも場合によっては滅茶苦茶活用できるのではないでしょうか?!
完成したマスタートラックなどにSPのVinyl Sim等を掛ければ簡単にローファイサウンドに出来てしまうワケですよ!素晴らしい!
いかがでしたでしょうか!
本日はRolandの次世代サンプラーSP-404 mkⅡについてご紹介させて頂きました!
本製品は11月19日の発売を予定しております!
そして今回のSP-404MKIIの発売を記念し、ご購入者様に6ヵ月間無料のRoland Cloud Proメンバーシップ(60ドル相当)が付与されるキャンペーンを実施予定。
Roland CloudからはSP-404MKII専用グラフィカル・エディター/ライブラリアン・ソフトウエアのSP-404MKII Appの他、SP-404MKIIで即戦力となるBeat Maker Sample Packも利用可能です。
本稿ではまだまだご紹介しきれなかった点も多々ありますので、気になる方は是非発売の際に店頭にて実機をチェックしてみてください!
製品について
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Roland | SP-404 mkⅡ | ¥59,400 | こちら |
パフォーマンス・ベースのビートメイキングにおいて、まさに最高位に位置する Roland のサンプラー SP シリーズは、その独特のサウンドといつでもどこでも素早くビートを作成できる使い易さから、長年にわたり広く支持されてきました。
SP-404MKII は、コミュニティからのフィードバックと広範な研究開発を通じて誕生した、究極のサンプラーです。鮮やかな OLED ディスプレイをはじめ、表現力豊かな最新のパッド、新規追加のエフェクト、操作性の高いシーケンスとサンプリング・ワークフロー、そして楽曲にインスピレーションを与える即戦力のサウンド・ライブラリを備え、これまでになく高速で優れたパフォーマンスを実現します。
・より使いやすく、あらゆる面で進化を遂げたSP
SP-404MKII には、これまでの Roland の SP シリーズで人気の要素を凝縮しました。さらに表現力豊かな演奏を可能とするベロシティ対応のパッドや、スムーズで実践的なコントロールのために改良されたノブなど、パフォーマンスに重要な改善を施しました。 また、16GB と十分な容量を持つ内部ストレージのプロジェクトへのアクセスにより、素早い起動時間と迅速なプロジェクトの読み込みやサンプルのインポートを実現し、ビートメイキングはさらに高速に、ストレス・フリーで行うことができます。長年のユーザーはもちろん、新しいビートメーカーにも使いやすい直感的なレイアウトと伝統的な SP エフェクトに加えて、改良されたサンプリングとシーケンスのワークフロー、容易にパフォーマンスのキャプチャを行える SKIP BACK SAMPLING、ビートをライブでミックスする DJ モードなど多彩な機能を備えています。
・場所を選ばずビートメイキング
SP シリーズの魅力は、その迅速なワークフロー、優れたポータビリティ、そして触感的なアプローチにあります。SP-404MKII は、これらの要素をさらに発展させ、軽量でありながら頑丈なデザインを維持しつつ、あらゆる環境での制作をさらに容易にする機能を追加しています。電源は AC アダプター、USB バス電源(USB Type-C)だけでなく、乾電池やモバイル・バッテリーにも対応し、場所を選ばずどこでもビートを叩き出
すことができます。さらには USB 経由でモバイル・デバイスから直接オーディオやストリーミングのサウンドをキャプチャしたり、デュアル・ヘッドフォン出力とマイク/ギター入力を使用してパートナーとコラボレーションしたりもできます。
・ソウルフルなサンプラー
SP404MKII の鮮やかな OLED スクリーンとズーム可能な波形ビューにより、サンプル編集をとてもスムーズに行うことができます。 編集ポイントをリアルタイムにタップしてサンプルを CHOP したり、AUTO MARKを使用してサンプルを自動的にマーキングし、スライスしたりすることもできます。取り込んだサンプルは ENVELOPE やピッチ・シフトなどを使ってさらに巧妙に仕立てることができるほか、改良されたリサンプリング・ワークフローでは、パターンとエフェクト・レイヤーを組み合わせてRESAMPLEし、より繊細なサウンド・デザインの制作が可能となりました。また、SKIP BACK SAMPLING は、直前のパフォーマンスから最大 25 秒のオーディオをキャプチャすることができ、一瞬のひらめきを逃さずに制作に活かすことができます。
・より強化されたエフェクト
伝説的な SP エフェクトと厳選された新規搭載のエフェクトにより、サウンドを効果的に処理することができます。SP シリーズに欠かせない Vinyl Simulator や DJFX Looper などに 加 え、Lo-fi、CassetteSimulator、Resonator などの強力なエフェクトが加わりました。また複数のバス・エフェクトをレイヤー化してルーティングしたり、マイク/ギ
ターインプットに接続して、Vocoder を使用したり、Auto Pitch、GuitarAmp Simulator などを使ってサウンドを作りこんだりすることができます。
・パフォーマンス用にチューンナップされたシーケンス
SP-404MKII は独自のフィーリングを表現するための柔軟性を備えています。インプット・クオンタイズとシャッフルによるスイングの調整、1 回のタップで複数のサンプルを鳴らすことができる PAD LINK、ノート・リピート用の ROLL ボタン、バンクごとに設定できる BPM の機能を駆使して数あるパターンを一度に整理し、それらをチェインし自動再生することもできます。空いた手で SP のエフェクト・コントロールを調整したり、お気に入りのシンセなどを外部入力へ接続してサンプリングしたりと可能性は無限に広がります。
・豊富なサウンド・サンプル用スペースと内蔵メモリー
SP-404MKII には 16GB の内部メモリーを搭載。ストレスのない素早い発音を実現するだけでなく、プリセットのサンプルですぐにビートメイキングを始めることができます。厳選されたサンプルの膨大なコレクションを活用できるだけでなく、あなたのとっておきのサウンド・サンプルをSP-404MKII の中にコレクションし持ち出すことも可能です。また、最大同時発音数が増加したことに加えて、ひとつのプロジェクトにつき 160ものサンプルを取り込めるようになり、パフォーマンスとビートメイキングのコンビネーションが強化。さらに多くのサウンドを一度にロードできるようになりました。
・自在にカスタマイズ
SP-404MKII はセットアップにフィットしやすいように、機能的で洗練されたサイズ感とデザインを実現していますが、サウンドだけでなくそのスタイルも個性的にカスタマイズしてプレイできるのが魅力のひとつです。WEB サイトからダウンロードできるフェイスプレート用のテンプレートを使って、オーバーレイを作成したり、オリジナルのロゴをスタートアップ画面にセットアップしたり、その場の雰囲気に合ったスクリーンセーバーを選択したりと自由にカスタマイズできます。愛着のあるあなただけの SP-404MKII を作り出しませんか?
・SP-404MKII アプリや Sample Pack をRoland Cloud で入手しよう
Roland Cloud には Mac/Windows 専用のエディターである SP-404MKII アプリをご用意。Roland Cloud Manager からダウンロードが可能です。
この記事の投稿スタッフ
投稿者 | 立浦 |
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プロフィール | 高校1年からエレキギターをはじめ、大学卒業まで月のアルバイト代の殆どをバンド活動、それに伴う機材に費やしてきた人柱。そして一児のパパ。これまでに買ったギターやベースなどの竿ものは15本以上、エフェクターに関しては30台を超えてからは数えていません…その他にもシンセ、アンプ、DTMソフトetc...一体いくら使ったのか、分かりません。最近はモジュラーシンセやガジェットを買い漁る日々です。でも、でもね!自分で買ってきたからこそ、商品の使い方はもちろん、良いところも悪いところもなんでもご提案出来る自信がありますよ!当店ではそんな経験を生かしてアンプ、エフェクター、シンセサイザー、PA、DTM、DJなど、幅広く担当しております。貴方にピッタリな楽器、是非一緒に探させてください! |
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