世界一楽しいシンセサイザーTeenage Engineering OP-1の基本的な使い方を徹底紹介!

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2020年01月04日

世界一楽しいシンセサイザーTeenage Engineering OP-1の基本的な使い方を徹底紹介!

teenage engineering製品への日頃のご愛顧に感謝を込めて、2月28日までの期間に限り、OP-1を120,000円(税別)の特別価格でご提供いたします
2021年2月28日までの期間限定特価です!


メーカー 型番 通常価格(税込) 購入先URL 備考
Teenage Engineering OP-1 ¥124,300 こちら 台数限定でアクセサリーセットも付属!

こんにちは!

島村楽器名古屋パルコ店のデジタル商品担当、立浦です!

本日は私が愛してやまない世界一楽しいシンセサイザー、Teenage EngineeringのOP-1についてご紹介!

ご購入を検討している方はもちろん、存在すら知らなかったという方にも分かり易く、そしてご興味を持って頂けるよう画像やレビューも交えてじっくり解説して行きます!

※同社の新世代の小型マルチメディアシンセサイザー/シーケンサー『OP-Z』が2018年11月25日遂に発売!

OP-Zの詳細紹介記事はこちらをご覧ください。

動画や画像を交え使い方をご紹介中です!

~目次~

・Teenage Engineering OP-1とは
・基本概要
・シンセサイザーモード
・ドラムモード
・シーケンサーの使用方法
・テープモード/ミキサーモード
・サンプリングモード/外部の音をサンプリング
・隠しコマンド『Choplifter』
・ファクトリーリセット



Teenage Enginpeering/OP-1とは


メーカー 型番 通常価格(税込) 購入先URL 備考
Teenage Engineering OP-1 ¥124,300 こちら 5/31までの期間限定でアクセサリーセットも付属!

世界でいちばん、楽しいシンセ。

8ビット・タイプからFMまで、複数用意されたシンセ・エンジン。内蔵マイクやFMラジオを使って気軽に使えるサンプラー。モーション・センサーを使った本体の動きでもコントロール可能なエンベロープやエフェクター。Shiftを押しながら鍵盤を弾くだけで、どんどん入力できるステップ・シーケンサー。そして、リバースやスピード調整も思いのままのテープ・レコーダー。
シンセ、ドラム、シーケンサー、テープ、ミキサーといった明快なモード構成と、随所に織り込まれた「遊び心」に慣れた頃には、「これだけ」で曲やパフォーマンスのアイデアが次々に生まれてくることでしょう。

Teenage Engineeringは、OP-1を「もっとたのしく」することを常に考えています。今までのシンセサイザーにはなかった斬新なオプションが、OSアップデートで追加されます。OP-1はこれからも、もっと楽しくなるシンセサイザーです。

~以上、メーカー様サイトより抜粋~

そう、このシンセサイザーは本当にとてつもなく“楽しい”のです!!
横幅282mm、縦幅102mm、そして薄さ13.5mmというコンパクトな筐体に多様な機能が詰まっており、また操作画面も実にユニーク!
しかもバッテリー駆動でどこへでも持ち運びラクラク♫

発売自体は2011年ですが常時本体のファームアップデートを行なっており、新しい機能が次々に追加されていっており常に“新しい”のも人気の秘密。

まずは基本概要からレビュー!


基本概要

各部のボタンは上記の通り。

まず、このシンセサイザーはメロディラインやベース等の音色を演奏する

“シンセモード”

ドラムを演奏する

“ドラムモード”

そしてそれらの演奏をダイレクトレコーディングする

“テープモード”

また、音量やEQ等の全体的な設定を行う

“ミキサーモード”

の4つがあり、これらを基軸として演奏・録音してきます。

その他にも、メトロノームの設定、シーケンサーのパターン入力、またマイクや外部音声、はたまたFMラジオからの音をサンプリングする項目など様々なセクションが用意されています。

では早速シンセモードの概要と使い方からご紹介して行きます!

シンセモード/メロディラインやベース等の音色

名前の通りシンセサイザーとして機能するモードです。
9つものオシレーター波形に加え、サンプリング波形も搭載したシンセエンジンセクション、音の鳴り方を設定するエンベロープセクション、ユニークな操作が可能なエフェクターセクション、そしてLFOセクションの4つのパートで構成されており、本体ディスプレイ下のT1~T4ボタンで各パラメーターへアクセス・エディット出来ます。

音色選択

まずは音色を選択して見ましょう!

シンセモードのボタンを押したのち、Shift + 1~8ボタン(もしくはShift + T1ボタン)を同時しすると波形を選べる画面に切り替わります。

上部のつまみで様々なオシレーター波形へアクセス・選択できます。

Dr.Wave/FM/Puluse/String/Digital/Phase/Culster/Dsynth/Voltageといった多様な波形、そして生ピアノなどのサンプリング波形も搭載されています。

音色の編集

弄りたい波形が決まったら、まずはもう一度シンセモードのボタンをクリック。

その後にT1ボタンを押してみましょう。シンセエンジンのエディット画面に表示が切り替わり、上部のつまみで音をエディットできるようになります。

上記は“Voltage”というオシレータの波形です。
選択したオシレーターによって違った画面やパラメーターが表示されるので、実に面白いです!
グラフィカルでどんな風に弄っているか分かりやすく、音作りが苦手な方でも直観的に使えます!

エンベロープセクション

シンセの音作りの基本、エンベロープです!

エンベローブって何?という方は、こちらでLet’s Study!!

T2ボタンを押すと

のような画面に切り替わり、各つまみでアタック、ディケイ、サスティン、リリースで音の時間的変化を設定することができます。


また、この画面中にShiftを押すことによりモノフォニック・ポリフォニック等の設定(PLAY MODE)やポルタメントの値(どれだけ音と音の間を滑らかに変化させるか)を設定することができます。

エフェクターセクション

担当がこのシンセの中でも狂おしいほど好きなのがこのエフェクトセクション!
実にユニークなエフェクトがいくつも搭載されているんです!

その他と同じくT3ボタンを押すと、エフェクトの画面が表示されます。
またT3ボタンを連打することによって、エフェクトのON/OFFを切り替えることができます。
波形の選択と同じくShift + T3 同時押しで、エフェクトの選択が可能です。

現在7種のエフェクトが提供されています。
発売当初はもっと少なかったのですが、ファームアップで徐々に増えているんですよ~!
面白いエフェクトが今後更に増える可能性もありますね!

ファームアップでSonic Chargeという海外のプラグインメーカーとコラボして生まれたフリーケンシーディレイエフェクト“COW”というエフェクトも追加されたのですが、これがまたユニーク極まりないんです!
なぜ牛?!しかも胃袋?!謎は尽きませんが、こういうところがこのシンセの最高なところの一つです!

ぜひ実際に店頭でも試してみてください!

LFOセクション

こちらもシンセの音作りに欠かせないパート、LFOです!

LFOって何?という方はこちらでLet’s Study!!

T3ボタンを押すと設定画面に切り替わり、LFOの設定が可能になります。

また、Shift + T3を同時押しすることによりLFOのタイプを選択することが出来るようになります。

こちらも様々なLFOが用意されており、それぞれがとてもユニークで変わった音作りが可能です!


ドラムモード/ドラム・リズムの音色

こちらはリズムを鳴らすためのモード。

エンベロープやエフェクト、LFOはシンセモードと基本的にほぼ同じなので割愛しますが、音色の部分がシンセモードと少しだけ異なります。

こちらも早速ご紹介していきます。

音色選択

こちらもまずは音色を選択するところから始めてみましょう!

シンセモード同じ作法で、ドラムモードのボタンを押したのち、Shift + 1~8ボタン(もしくはShift + T1ボタン)を同時しすると波形を選べる画面に切り替わります。


上部のつまみで様々な音色へアクセス・選択できます。

シンセモードとまた違いサンプリングされたリズムの波形とDBOXというリズムの音色を作るのに最適なデュアルオシレーターのいずれかを選択できます。

音色の編集①(DBOX)

ドラムシンセサイザーをもとに開発され、マルチエンベロープを備えたデュアルオシレーター。

パラメーター設定やエフェクト、LFOの組み合わせ次第で、幅広いリズムサウンドが作れちゃいます!

それぞれの鍵盤(24つ)に個別のパラメータ設定で作った音をレイアウト可能です。

また上記のノブはそれぞれ

青:ピッチ調整 緑:オシレーター波形選択 白:エンベロープ オレンジ:MODE/FILTER(SHIFTを押しながらノブ操作時)

となります。

音色の編集②(DRUM)

こちらは予めサンプリングされている波形をスライス、各鍵盤に割り当ててリズムサウンドにするものです。

各鍵盤を押したのち、ノブでサンプリング波形のピッチやSTART/ENDの調整や再生/リバース再生などの調節をして音色を作っていきます。


シーケンサーセクション/シンセ・ドラムのリズム/パターン作成

テープ(録音)モードを紹介する前に、シーケンサーについても解説!

これもかなり重要な、そしてユニークなセクションですよ!

パターンの作成

まずはシンプルにリズムパターンを作成してみましょう。

ドラムモードのボタンを押したのち、SHIFT + シーケンサーのボタンを押してみて下さい。

するとこのようなシーケンサーの種類を選ぶ画面に切り替わります。
どれも面白いのですが、今回は一番わかりやすい“PATTERN”を使っていきます。
カーソルをPATTERNに合わせた後、シーケンサーのボタンを押すと

パターンシーケンサーの入力画面に切り替わります。
すでにパターンが入っている場合はオレンジのボタンを回して“HOLD”をオンにするとパターン再生が始まります。
また、SHIFTを押しながら青いノブを動かすことにより、なぞった位置のパターンを消去することができます。

一度全部消去したら、青いノブを使い音を入れたい拍の位置に合わせます。
位置を合わせたら、SHIFTを押しながら入れたい音の鍵盤を押してみて下さい。

音が入るはずです。
あとはこれを繰り返しパターンを作成していきます。
パターンが作成できたら先ほどのオレンジつまみ/HOLD、もしくはドラムモードボタンを押して戻り、任意の鍵盤を押しっぱなしにしてみて下さい。
パターンの再生がされるはずです。

シーケンサーボタンの連打することによって、シーケンサーのON/OFFを切り替え可能です

今回はドラムのパターン作成を紹介しましたが、シーケンサーはシンセサイザーでももちろん有効です。

そして、今回のPATTERN以外にもユニークなシーケンサーがOP-1にはたくさん搭載されています!

これ、全部シーケンサーの画面なんです。このUI画面だけでなんだかワクワクしてきますよね!

ぜひこちらも店頭で実機を触ってみて下さい♫

テープモード・ミキサーモード/録音・全体的な出音の調整

音色がシーケンサーがある程度出来てきたら、いよいよ録音です!
テープモードボタンを押すと

こんな画面が出てくるはず。
このテープモードは4トラックまで録音することができ、T1~T4キーで録音するトラックを切り替えていきます。
またSHIFTを押しながらT1~T4キーを押すことで、各トラックのミュートON/OFFも可能です。

実際に録音してみると上記動画のような感じに。
テープモードは名前の通りテープでの録音と同じ基本的にはダイレクトレコーディングのみで、DAWのようなステップ入力やピアノロール入力はありません。
しかしながら、前述のシーケンサーモードと組み合わせて使うことによりそれらがなくても十分な録音を行うことができます。
また、再生しながら1~8キーを押すとIN/OUTループ、一時停止、逆再生などの効果も得ることができ非常に生々しくグルーヴィな演奏も可能です。

テープモードを消去したいときは

のようにSHIFT+テープモードボタン→T1~T4キー全部押しで全て消去出来ます。
一度消すと復元は出来ませんのでご注意ください。

また、動画の最後の方でも少し触れていますが、ミキサーモードは各トラックの音量やPAN、EQやマスターエフェクトなど、最終的な出音をこのセクションで調整することができます。



サンプリングモード/外部の音をサンプリング


OP-1にはサンプリング機能も搭載されています。
外部マイクやテープモードで再生中の音、そして何よりユニークなのはこのOP-1はFMラジオを受信しその音をサンプリング出来るんです!

FMラジオをサンプリングしよう

実際にFMラジオをサンプリングして楽器っぽく弾いてみましょう!
まずはシンセモードを押し、シンセモードのオシレーターを“SAMPLER”に設定して下さい。(SHIFT+T1)

次にSHIFTを押しながらサンプラーボタンをクリック。
青いノブを押した後、どこからサンプリングするかを選択できます。(外部マイク、FMラジオ、本体の再生音の3つから選択可能)
真ん中のラジオのアイコンにカーソルを合わせ、緑のノブでチャンネルを合わせましょう。
チャンネルを合わせてラジオの音声が聞こえてきたら、任意の鍵盤を押してみましょう。
サンプリングが始まるはずです。

サンプリングが終わったらシンセモードに戻り、ノブでサンプリングのSTART/ENDの位置や音量などを整え鍵盤を弾いてみましょう。
サンプリングした音声が、鍵盤ごとに違った音階で再生されるはずです。


隠しコマンド『Choplifter』/ミニゲーム機能

なんとこのシンセサイザーには隠しコマンドを入力すると「ChopLifter」というミニゲーム機能で遊べる搭載されています。

遊び心の極みですね!

シンセ、ドラム、テープ、ミキサーのボタンを全部同時押しする、という隠しコマンドを入力するとゲーム画面に切り替わります。
4つのカラー・ノブでヘリコプターを操縦して、様々なオブジェクトを目的地に運ぶというシンプルなゲームなのですが…もうめちゃくちゃ難しいです!
担当は小一時間挑戦してクリアをあきらめました。

ファクトリーリセット(初期化)

弄っていたら設定を変えてしまい音が出ない、とりあえず工場出荷時の状態に元に戻したい!というときはファクトリーリセットを入れましょう!(初期化)

①まずCOMボタンを押しながら電源を入れる。
②画面が変わったら“7”のキーを押す
③Restartの画面になったら本体を再起動する

以上の手順で初期化できます。



まだまだご紹介しきれないほど愉快な機能がたくさん詰まっている本機種!
当店にも実機展示中です!!
ご興味が御座いましたら是非ご来店ください!
熱狂的OP-1ファンのデジタル担当:・立浦(タテウラ)がじっくりご提案差し上げます!('ω')ノ


商品価格

メーカー 型番 通常価格(税込) 購入先URL 備考
Teenage Engineering OP-1 ¥124,300 こちら 5/31までの期間限定でアクセサリーセットも付属!

この記事の投稿スタッフ

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投稿者 立浦
プロフィール 高校1年からエレキギターをはじめ、大学卒業まで月のアルバイト代の殆どをバンド活動、それに伴う機材に費やしてきた人柱。これまでに買ったギターやベースなどの竿ものは15本以上、エフェクターに関しては30台を超えてからは数えていません…その他にもシンセ、アンプ、DTMソフトetc...一体いくら使ったのか、分かりません。でも、でもね!自分で買ってきたからこそ、商品の使い方はもちろん、良いところも悪いところもなんでもご提案出来る自信がありますよ!当店ではそんな経験を生かしてアンプ、エフェクター、シンセサイザー、PA、DTM、DJなど、幅広く担当しております。貴方にピッタリな楽器、是非一緒に探させてください!

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店舗名 島村楽器 名古屋パルコ店
担当 立浦(たてうら)
電話番号 052-264-8316

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