ZOOM H6 Studio登場!ハンディーレコーダーの新たなフラグシップモデル!

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公開:2025年08月18日

更新:2025年08月22日

ZOOM社よりハンディレコーダーのフラッグシップモデルH6 Studioが登場!2025年8月下旬より発売開始! スタジオグレードのプリアンプ、大口径ステレオマイク、ゲイン調整可能な32bitフロート録音、ファンタム 電源対応の4つのXLR/TRS入力など、プロフェッショナル向けフィールドレコーダー […]

ZOOM社よりハンディレコーダーのフラッグシップモデルH6 Studioが登場!
2025年8月下旬より発売開始!

ハンディレコーダーZOOM H6 Studio

ハンディレコーダーZOOM H6 Studio

EIN-127dBuの超低ノイズプリアンプ4基と19.4mmの大口径XYステレオマイクを搭載する、
スタジオ品質の32bitフロート対応ハンディレコーダ

¥49900税込

スタジオグレードのプリアンプ、大口径ステレオマイク、ゲイン調整可能な32bitフロート録音、ファンタム 電源対応の4つのXLR/TRS入力など、プロフェッショナル向けフィールドレコーダーのFシリーズに最新のマイクカプセ ル交換システムを備えた新時代のハンディーレコーダー!

実機入荷しましたのでチェックしていきたいと思います!


サイズ感

手に持ってみたり、歴代のH6シリーズ3機種を並べてみるとこんな感じ。
うーむ、みんなゴツい!重量も旧H6が280g、H6Essentialが381gに対しH6Studioは477gと更に重量級に。


大口径のマイクと、ボリュームノブの追加により本体の厚さも少しUP、しかしながらボディ形状は旧H6やH6Essentialがやや角張っているのに対し、H6Studioは所々丸みを帯びており握りやすい。
ゴツいながらも優しさもある頼れる兄貴のような感じです!

19.4mmの大口径XYステレオマイク

まず目を引くのがが本体搭載のマイク!目視で分かるくらいデカい!
軽く試聴してみましたが以前のモデルよりも更に音質がUPしているのがハッキリとわかります。

直径19.4mmという業界初の大口径ダイヤフラム(前作のH6が14.6mm)のマイクを二つ交差させるXYステレオ方式を採用し、明瞭で立体的なステレオ音像が得られます。この手のマイク一体型モデルの中ではZOOMレコーダー史上最高音質(ダイナミックレンジ123dB)とのこと。
また、最大140dB SPLの耐音圧設計により、声や楽器などのピンポイントの録音はもちろん、バンドやライブなどの全体の音を収録したい時にもより良い録音が出来そうです!

Fシリーズ品質の超低ノイズプリアンプ

併せて注目したいのが4つのマイクプリ部。
同社のプロ用レコーダーFシリーズと同じEIN -127dBu超低ノイズ設計の高品質プリアンプを搭載。
こちらも実際にライン接続の電子楽器で試してみましたが、しっかり違いを感じ取ることができました。
お馴染みのデュ アルAD回路(入力ゲインの異なる2つのAD コンバータを搭載)&32bitフロート処理で、音割れなく小さな音でも高いS/N比を実現してくれる逸品!

上記の本体マイクと合わせて、もう怖いモノなしです!

32bitフロート・ゲイン調整ノブ

最近の録音製品に採用され好評な”32bit Float”フォーマットに対応。(32bit Floatってなに?という方はこちらをご参照ください)
要は「音割れしない・録音時のレベル調整が不要になる」という、サッと録りたい場合やワンオペで録音しなきゃいけない現場で大変有難い仕組みに対応しているわけですね!

また、使用するシーンやお好みに応じて専用スイッチで32bit Floatと従来の16/24bit Fixedの切り替えも可能、32bit Float+ゲイン調整” ならば絶対歪まない上に録音後の音量調整も不要!!
H6 Essentialでも32bit Floatには対応していましたが、ゲイン調整ノブが無かったので、最終的な録音物の音量はパソコンで処理する必要がありました。が、H6Studioは予めゲインを調整しておいて、音量が過度に大きくなってしまった部分だけ処理すれば良くなったので作業スピードの大幅な向上が期待できます!

一画面に録音のタイムラインと各ボリュームのインジケーターも同時表示出来、画面上部のDISPボタンで個々の表示に切り替えも可能!

H6 Essential vs H6 Studio

H6 Essential(H6E)とH6 Studio(H6S)比較してみると、下記のような違いがあります。
・本体マイクに業界初の大口径19.4mmマイクを採用、最大SPLも140dB。ショックマウント機構も搭載しており振動にも強い(H6EはSPL 135dB,口径も恐らく14.6mm)
・プリアンプ部分にFシリーズ品質の超低ノイズプリアンプ、EIN -127dBuでH6Eよりも低ノイズ(H6EはEIN -120dBu)
・ラべリアマイク・プラグインパワーに対応したステレオミニ入力を搭載
・32bitフロート or 16/24bit 固定をスイッチ切替、ゲイン調整ノブがあり最高192kHz対応(H6Eは32bit Float固定96kHzまで、調整ノブなし)
・最大2TB microSDに対応(H6Eは1TBまで)
・データを30秒ごとに自動でバックアップする保護機能あり
・最大8トラック録音(6トラック+ステレオミックス)に対応(H6Eは最大6トラック)
・ピークを先読みしてオーバーロードを未然に防ぐAdvancedリミッターを搭載

この記事の投稿者:立浦


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