![こんにちは、島村楽器名古屋パルコ店の立浦です。 本日はRolandさんから新たに登場した音楽デバイスAIRA Compactシリーズについてご紹介させて頂きたいと思います。 ※発売は2022年5月27日を予定、只今ご予約のお受付中です! **島村楽器のデジタル専門Youtubeチャンネル『Digil […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/nagoya/wp-content/uploads/sites/50/2022/05/20220507-qux_xjgr.jpg)
こんにちは、島村楽器名古屋パルコ店の立浦です。
本日はRolandさんから新たに登場した音楽デバイスAIRA Compactシリーズについてご紹介させて頂きたいと思います。
※発売は2022年5月27日を予定、只今ご予約のお受付中です!
島村楽器のデジタル専門Youtubeチャンネル『Digilandチャンネル』にて動画で実機レビュー中!
当社Youtubeチャンネルにて動画でも実機レビュー中です!
是非合わせてごらんください!
Roland AIRAシリーズについて
Roland AIRAはンス・ミュージック市場において、音楽制作とライブ・パフォーマンスの垣根を越え、新しいサウンドを創造するブランドとして2014年に立ち上がり
リズムマシンTR-8、ベースマシンTB-3、VT-3、SYSTEM-1の4機種を皮切りに、これまでも様々な音楽デバイスがリリースされ続け、
いずれもご好評を頂いておりました。
Roland AIRA Compactについて
メーカー | 型名 | 価格(税込) | ご購入先 |
---|---|---|---|
Roland | T-8 | 21,890円 | こちら |
Roland | J-6 | 21,890円 | こちら |
Roland | E-4 | 21,890円 | こちら |
今回のAIRA CompactシリーズはそのAIRAブランドの中でも更に手軽にRolandクオリティを楽しめる新機軸のモデルたち!
Rolandさんの象徴的なシンセサイザーやリズムマシン、エフェクトを堅牢かつ気軽で設置・持ち運びしやすいコンパクト
なボディに詰め込んだ夢の詰まったツールたちです!
これめっちゃ可愛いですね!
今回はリズムマシンTRシリーズやTB-303サウンドを集約したT-8、レジェンドシンセJUNO-60のサウンドとクリエイティブなコードシーケンサーを備えたJ-6、そしてお馴染みのボイストランスフォーマーとLooperを凝縮したE-4の3機種が一挙登場しています!
製品の外観・サイズや仕様・端子について
まず外観!
いずれのモデルも縦横188/106、重量も約300g前後という、非常にコンパクトなボディサイズを実現しています。
同じく人気のKORGさんのVolcaシリーズが193/115 約370g前後なので、それよりも更にコンパクトですね!
つまみやフェーダーを除いた本体自体の厚みもご覧の通り、一回りコンパクト!
とても軽量でどこでも簡単に持ち運びしたり設置出来る感じが良いですね!
消費電力も500mA、そしてなんと、リチウムイオン電池を内蔵しており3時間の充電で3.5時間~4.5時間ほどバッテリー駆動が可能!
これは激熱ですねー!!
音声の出力はステレオミニのOUTPUT。
隣にINPUT MIXも装備されていますので、他のAIRA Compactや先ほどのKORG volcaシリーズ等の外部からの音声をひとまとめにしてOUTPUTから出力も可能です。
このMIX INPUTに入った音色は完全にスルーされますので、AIRA Compactのボリュームつまみを変更しても影響がありません。これは結構有難いですね!
※AIRA Compact内部のエフェクト処理なども勿論スルーされますし、後述のUSB-Cを介したオーディオインターフェイス出力にも、こちらのMIX INPUTからの音は反映されません
他にもその隣にはまた、先ほどのKORG VolcaやTeenage EngineeringのPOシリーズなどのガジェットデバイスやモジュラーと同期できるSYNC IN/OUTなども装備しています。
これはもう完全に今のマシンライブシーンを意識していますね!
E-4のみボーカルエフェクト系のアイテムなので、底面にマイクINがありますね!
マイクINはフォンジャック形式、E-4にはファンタム電源も非搭載なのでコンデンサーマイクは使用不可です。
背面にはMIDI端子が!これは3.5mmジャック仕様ですね
変換プラグやTRS MIDIケーブルを使ってMIDI情報のやり取りが可能です。
最近のテーブルトップ系のデバイスはこの3.5mmTRS MIDIのものが増えつつありますね!
まだまだ賛否両論ありますが、実際通常の5Pin MIDIケーブルよりもスマートになるので、担当的には結構有りだと思っています。
同じくUSB-TypeC端子を搭載しており、こちらから給電や充電可能!
更にこのUSB-C経由するAUDIO/MIDIインターフェイス機能も有しており、なんとドライバーのインストール等もいりません!
本体と、PC/MacやiPhone/iPad等を買ってそのまま接続して録音とか作曲とかライブストリーミング、またMIDIの送受信も可能なのでDAWソフト等と同期してソフト・ハードハイブリットで使用するなど、幅広く活用できるわけです。
これも現代にマッチした仕様ですね!
iphoneアプリのGaragebandとか使って作曲したり、カメラアプリ使ってマシンライブの動画撮影・録音が簡単にできちゃうんですね!
いや、これはすごい!
Lightning端子のiPhone/iPadへの接続時の注意点
Lightning端子のiOS機器とAIRA Comapctを接続する際はUSB(USB-C⇔Type-Aのケーブルが同梱)から変換してあげる必要がありますが、通常の変換だけでは電力供給が足りず使用できません。
従ってLightning - USB 3カメラアダプタのようにUSBからの変換+電源供給が出来るようにして接続・使用する必要があります。
最近のiPad AirやiPad Proなどの標準でUSB Type-Cが搭載されているモデルであれば上記のように別途電源供給の必要はなく、USB-C同士のケーブルだけで接続・使用可能でした。
それでは事項にて、T-8/J-6/E-4それぞれの実機を使って
「どんな機種に仕上がっているの?」
というところをご紹介していきたいと思います!
T-8
メーカー | 型名 | 価格(税込) | ご購入先 |
---|---|---|---|
Roland | T-8 | 21,890円 | こちら |
まずT-8ですね!
T-8 は、エレクトロニック・ミュージックのビートメイクをお手軽に楽しめるビート・マシンです。
エレクトロニックミュージックに幅広く使われるリズム・マシン TR シリーズのドラム・サウンドと、TB-303 のベース・サウンドを
一台に凝縮しています。
これやばいですね、TRとTBを1台でとか欲張りセット過ぎませんか!
AIRAシリーズではお馴染みのACB(Analog Circuit Behavior)により、Rolandヴィンテージ・ギアのサウンドと挙動を忠実に再現しており、リズム・マシンTR-808やTR-909、TR-606のサウンドの中から厳選したものを搭載した6つのドラム・トラックとTB-303のベーストラック1つの7トラック構成。
それぞれのパート上にLEVELやTUNE(HiHatは内部MENUから設定可),DECAY(BASS,SNARE)といったパラメーターが配置されているため、サクッと音を弄ることが可能です。
内部のMENUに入っていけばそれぞれのパートのゲインやPANやSNAREのスナッピーの具合などより細かいパラメータも弄ることが可能です。
内蔵しているリズムパートの音色に関してはBASS、SNARE,ハイハットは固定、TOMが2種類、HAND CLAPは3種類から変更できるようです。
バスドラムはTR-909のっぽいですが、その他のパートは全体的にはTR-606系のサウンドですかね??
うーむ、欲を言えばもうちょっと音色のバリエーションが欲しかったかな…本体のファームアップで追加されることを期待します!(あくまで個人的な希望です
32ステップのシーケンサーが搭載されていて、合計64個のユーザーパターンの作成、保存が可能です。
シャッフル値の設定やFILLの再生、再生するステップ数の変更(LAST STEP)などの基本的なリズムマシンに搭載されている機能はもちろんのこと、指定のステップの再生確立を変更する『Probability』やステップの拍を細かく刻む事の出来る『Sub Step』、任意のステップを繰り返して再生する『Last Step』また、各ステップのVelocityなども10段階で調節できるなど、コンパクトながら生き生きとした細かいリズム・プログラムが出来る機能も多く搭載されています!
ベース・トラックについて
本機種のベーストラックはRolandのレジェンドベースマシンTB-303の挙動をACB回路で実現した、コンパクトながら本格的な仕様!
アシッド・テクノではおなじみのTB-303独特のビキビキ・ムチムチしたシンセベースサウンドを楽しむことが可能です。
少ないながら基本的なパラメーターをいじる事が出来ますし、また内部設定でオシレーターのノコギリ波 / 矩形波を切り替えることも可能!
リズムのようにステップ入力や、KBYDボタンを押せば下の16ステップボタンを鍵盤のように使用して音階入力することも出来ちゃいます。
また、外部MIDI キーボードを使っての演奏、入力にも対応!
TB特有の『SLIDE』の入力にも対応しており、あの独特のミョンミョンなサウンドも思いのままです!
エフェクトについて
まず本体右端にDELAY、 REVERBのエフェクトつまみが搭載されています!
それぞれのエフェクトはどのパートにどれだけ掛けるか否かを設定する事が出来ますので、例えばリズムの要となるバスドラムにはディレイやリバーブを掛けたくないけれど、スネアには弾けるような深いリバーブを、ハイハットには少しだけ尾を引くディレイを掛ける等、色々と工夫する事が可能です。
また、内部設定に入っていくことによりOVERDRIVEやSIDE Chainといったエフェクトも使用する事が可能です!
J-6
メーカー | 型名 | 価格(税込) | ご購入先 |
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Roland | J-6 | 21,890円 | こちら |
J-6 はコード・シンセサイザー!!
簡単にコードを打ち込んでシーケンスを組み立て可能、そしてサウンドはなんとRolandのレジェンドシンセJUNO-60直径!
4ボイス(4和音)ですが、こちらもT-8と同じくACBで忠実にJUNOのサウンドを再現しています。
JUNO-60直系の64種類のプリセット音色を搭載しており、コードシーケンサーと併せて無限にインスピレーションを掻き立てるデバイスに仕上がっています!
Chordボタンを押して下部の鍵盤がわりのボタンを押すだけで、だれでも簡単にコード演奏・入力が可能!
クラシックからモダンなジャンルまで、幅広い音楽ジャンルを網羅する100種類のChord Setも用意しているので、ボタンを押しながら良いなと思ったコードがあったら、それを打ち込んでいって楽曲に出来るわけですね!
ある程度コード進行のイメージが固まったら、あとはChord Sequencerへ入力するだけ!
最大で64SSTEPで入力可能、パターン数も64つまで登録しておく事が出来ます。
他にも、ここも本機種の特徴的な点ですね!
アルペジオやリズムのパターンが異なる9 Style x 12 Variationを搭載しており、なんとで全音符のシンプルなコードを入力してこのStyle やVariationを変える度にコード・サウンドがアルペジオやフレーズのパターンへ変化してくれます!
アイデアのひらめきを素早く形にする手助けをしてくれる有能ツールです!
しかもさらに、これMIDIをつなげば外部のMIDI機器をコード演奏可能なんです!
KORGさんのvolca FM2をつかって実験してみましたが、3.5mmTRS MIDI同士で接続するだけでJ-6をコード演奏機がわりに使用する事が出来ました。
これは楽しい!マシンライブの可能性がさらに広がりますね!
シンセのパラメーターもFilter、Envelopeといった基本的なコントロールを搭載し、リアルタイムに音のエディットが可能です。
また、J-6にも高品位でカスタマイズ可能なDelay、Reverbを搭載しておりますので、さらにトラックを華やかなものに演出可能です!
E-4
メーカー | 型名 | 価格(税込) | ご購入先 |
---|---|---|---|
Roland | E-4 | 21,890円 | こちら |
E-4はお手軽に声を操って音楽に変えてしまうボイスエフェクターです。
同じRolandのAIRAシリーズですとVT-4というモデルが人気ですが、それを更にコンパクトにした感じですね。
VT-4と同じく、このE-4にもリバーブやエコー、ハーモニーエフェクトなどの基本的なボーカルエフェクターに求められる要素はもちろんのこと、ピッチを補正したり、ケロケロボイスを作り出すAuto Pitchや外部鍵盤などと接続して声を変容させるボコーダー、男性の声を女性の声に、女性の声を男性の声に変容させたり、モンスターやロボットのような声を作る事の出来るボイスチェンジャーなどボーカルサウンドをユニークなものに仕上げる機能をいくつも搭載しています。
更にE-4にはVT-4には搭載されていない音を録音・ループさせるLOOPER(BPMの自動検出機能を備えた最大 24 秒のループに対応)や音を刻む・散らすなどしてグリッチ効果を生み出すSCATTERなども搭載しており、一味違うボーカル・パフォーマンスができます。
※ちなみにルーパーはMIX INからの音に対しては無効となります!
フォンジャック仕様のマイクIN、そしてヘッドフォンOUTはゲーミングヘッドセット・マイクにも対応しているようです!
更に、冒頭でご紹介したおとりE-4もUSB-Cを経由しコンピュータやスマホ・タブレットとオーディオ/MIDI信号の送受信も可能!
つまり、E-4とUSBでPC/MacやiPad/iPhoneで接続して、E-4のエフェクトを駆使したボーカルの高品位な録音や、リアルタイム配信なども出来てしまうのです!
これは歌の録音や配信をやってみたい方にはかなり嬉しくて便利な機能ではないでしょうか!
ノイズ成分のトリミングに有効なローカット・フィルター、ノイズ・ゲート機能も実装されているので、お部屋内の不要な生活音などもある程度カットする事が可能です。
更にこのサイズにしてボコーダーエフェクトもしっかり搭載!
外部のMIDI機器で制御することにより、様々なボコーダーパフォーマンスが可能です!
いかがでしたでしょうか?
本日はRolandさんのAIRA CompactシリーズのT-8/J-6/E-4についてご紹介させて頂きました!
気になる方は是非発売後に店頭にてチェックしてみて下さい!
この記事の投稿スタッフ
投稿者 | 立浦 |
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プロフィール | 高校1年からエレキギターをはじめ、大学卒業まで月のアルバイト代の殆どをバンド活動、それに伴う機材に費やしてきた人柱。これまでに買ったギターやベースなどの竿ものは15本以上、エフェクターに関しては30台を超えてからは数えていません…その他にもシンセ、アンプ、DTMソフトetc...一体いくら使ったのか、分かりません。でも、でもね!自分で買ってきたからこそ、商品の使い方はもちろん、良いところも悪いところもなんでもご提案出来る自信がありますよ!当店ではそんな経験を生かしてアンプ、エフェクター、シンセサイザー、PA、DTM、DJなど、幅広く担当しております。貴方にピッタリな楽器、是非一緒に探させてください! |
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