【店長の気まま日記28】中古ギターメンテナンスの裏側

名古屋ギター&リペア店

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2022年02月01日

名古屋ギター&リペア店では中古楽器&委託品の販売も行っています。 [https://www.digimart.net/shop/5064/::title=名古屋ギター&リペア デジマートHP] 当店はリペア専門店なので、販売している楽器は「中味は新品以上!」を目指してしっかりメンテナンスされている物 […]

名古屋ギター&リペア店では中古楽器&委託品の販売も行っています。



名古屋ギター&リペア デジマートHP


当店はリペア専門店なので、販売している楽器は「中味は新品以上!」を目指してしっかりメンテナンスされている物ばかりです!


そこで今回は買取されたギターがどのようなメンテナンスをされてから店頭に出ているのかをご紹介します。


今回はヤマハのサイレントギター、SLG110を例にとって見てみましょう。


パッと見ではそのままでも弾けなくはないですが、フレットエッジが若干バリ立っているようでネックを握った時に若干気になったり・・・


弦高も少し高く感じます。6弦12fで3.0mmくらいですかね。


特にヤマハのサイレントギターは特殊なギターで、その名の通りギター界では唯一「鳴らない方が良い」ギターなんですよ。


なので演奏性に特化した調整をしていきます!!


まずはフレットエッジの処理です。ちょっとした気遣いでスムーズにネックが握れるようになります。


ついでにちょっとしたすり合わせを行うことで・・・

フレットも綺麗になり、弦高も低く設定出来るようになります。


ネック面のメンテが完了したので、あとはナット溝とサドルで弦高を調整することで

同じ6弦12fで2.2mm。弦高が低く設定出来て、弾き易さもバツグン!!


このギターはアンプやヘッドホンをつなぐことも出来るので、最後に出力のバランスも調整をして・・・

完成!

といってもフレットの輝き以外はほとんど見た目では伝わらないんです(泣)


でも、お客様に弾いて確認してもらってとても弾き易いギターだと言って頂けました!


今回はバリ取り、フレットすり合わせ、調整といった作業でしたが、当店の展示品にはリフレットを行って新品以上に弾き易くなっている中古ギターもご用意していますので、是非弾きに来てくださいね!

※記事中に販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その情報は記事更新時点のものとなります。店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。